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2021年02月16日 イイね!

約10,000km走って分かってきたこと

約10,000km走って分かってきたことエリーゼSが我が家へ嫁いできたのが2019年5月。

まだ2年経っていませんが、約10,000km走り、
しばらくサーキット走行から離れるタイミングに
なりますので、備忘録も兼ねてエリーゼSという車の
インプレを少しずつ紹介していこうと思います。

念のために申し上げておきますが、私の主観で
良いことも悪いことも含めて書いていきますので、
蓮を敬愛する皆様におかれましては不快に感じられる
表現もあるかも知れませんが、クレーム等の類は
ご容赦くださいますようよろしくお願いします。


また乗り方や運転技術には個人差がありますし、走らせる環境も様々です。
車を走らせて気持ち良いと感じるフィーリングも人それぞれ。
アンダーステアが好きな人も居れば、オーバーステアの方が好きな人も居ます。

エリーゼのセッティングは絶対こうあるべきだ!とか、
サーキットではタイム以外に追求するものは無い!とか、
決めつけた考えを押し付ける気は毛頭ありませんので、私の短い経験で得た
参考値程度の話として、気軽に読んでいただけたらと思います。




第1回目のお話です。

エリーゼは乗り易い車なのか?

どちらかと言えば、少々難しい車だと思います。
軽いし、ハンドリングbyロータスだし、上手く乗れないのはあなたの腕の問題でしょう。
と一蹴されてしまいそうですが、今まで乗ってきた自分の車や某有名部品メーカーの
様々な開発車両の中では、走らせるコツを理解して慣れる必要がある車だと思います。
エリーゼを手に入れて、いきなり速く走れると錯覚して峠やコースを攻めると
痛い目に遭うのがオチですから、気を付けてください。
特に私の場合、BMW車に長く乗っていたこともあって、前後50:50比のFR車に
すっかり慣れてしまっていたことが手伝って、この車の挙動には戸惑いました。

約10,000kmの走行の内、80%がサーキット走行とその行き帰り。
前オーナー様の手によって1.8wayのLSDが装着されていましたので、完全ドノーマルの
状態ではありませんが、初めの数回はノーマルのサスペンションでサーキットを
走り込みました。

この車に乗るまでは「軽い」=「最強の正義」だと信じていましたが、
重量だけではなく前後バランスや脚周りの構造で、乗り易さは大きく変化する
ものだという事が理解できました。

ミッドシップでリアヘヴィ・・・この車を上手く走らせるコツは、このことを
頭と身体で覚えるまでしっかりと理解するところから始まります。
以前、部品テスト用に提供された空冷RR車に乗っていたことがありますが、
そこまで極端では無いにしろ、どちらかと言うとそちら寄りの動きをします。

この車を手に入れてから、サーキットで出会った多くの友人が、いつかエリーゼで
サーキットを走ってみたいと憧れの言葉を呟いてくれますが、「沼」にハマるから
止めた方がいいよと冗談で返しています。
これからサーキットを始めようとする人に、どの車を買った方が良いかと聞かれれば、
間違いなくBMW M2あたりをお勧めすると思います。
M2の方が速くて素直で安全な車ですから!


長文になりそうなので、第1回目はこの辺でやめておきます。
また時間ができた時に少しずつ紹介していきます

ではまた!



Posted at 2021/02/16 12:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | エリーゼS | 日記
2021年02月15日 イイね!

D.I.Y整備に思う事(長文)

今年の1月の話になりますが、近所にお住いのみん友さんのところにお邪魔して、
車のことやお互いの仕事のことやらの話で長時間盛り上がったんですが、
その時に「みんカラのD.I.Y整備の記事を見てると、知ってか知らないでか、
危ない整備をしてる人が多いよね。」という話が出ました。

最近はネットを検索すれば、車の分解整備や修理の情報をすぐに得られますし、
工具なんかもネット通販や工具量販チェーン店で簡単に安いものを手に入れられる
時代になったので、基本的な工具の使い方や車の構造などの知識を持たずに、
見よう見真似でD.I.Yする人が増えたような気がします。

何が起ころうと全部自己責任なんだから別にいいんじゃない?

と、言ってしまえばそれだけの事ですが、参考までに!と良かれと思って
整備手帳に掲載した記事が基で、もしや誰かが危険なことになってやしないかと
考えると、方法を紹介した側もあまり気持ちの良いものではありません。

私が今回の整備(キャリパーのオーバーホール)から整備方法の解説を
掲載しないことに決めたのは、そういう理由からです。

私も、自動車整備士の国家資格を持っているわけではありませんので、
あまり他人のことをとやかく言うつもりはありませんが、
本業でエンジン発電機などの電気・機械設備を点検整備する会社を経営している
関係で、趣味の車に関しても最低限の知識は持っているつもりです。
もちろん工具の使い方や管理の方法も知っています。
(知らないと逆に本業が成り立ちませんw)



例としてトルクレンチの話をさせていただきます。
仕事柄、4丁のトルクレンチを持ってます。

10~50N・m、20~100N・m、40~200N・m、40~300N・m
その内の3丁は左右ネジ用と言って、締めるだけではなく緩める方向の
トルクも計測できます。

alt

緩める方向のトルクを測る理由は、トルク管理表などが無い場合に、
元々締まっていた時のトルクを知るため、あるいは逆ネジを締めるためです。

トルクレンチを締付け工具だと勘違いしている人が多いと思いますが、
トルクレンチは計測器具です。
ですから、毎年、メーカーに校正に出し精度管理を行っています。

車の整備で良く使うタイプのトルクレンチは、プレセット型というタイプで、
ネジを締め付けていくと「カチッ」という音と手に軽いショックを与えて、
設定したトルクに達したことを知らせてくれます。


さて、皆さんはトルクレンチを使ってホイールのボルトを締める時に、
上から下に押し下げて締めてますか?
それとも下から上に引き上げて締めていますか?
まさかカチッと音が鳴った後に、念のためにとか言って2度も3度も
カチカチ言わせてませんか?
トルクレンチに衝撃を与えないように大切に扱ってケースに保管してますか?
まさかトルクレンチを使わずに、力任せにクロスレンチで締め上げてませんよね?

ちゃんとトルクレンチを使って整備していたとしても、少し使い方が違うだけで、
得られる結果は大きく変わってきます。

初めてトルクレンチでホイールのボルトを締めた時に誰もが感じる事ですが、
「えっ?こんなに緩くてタイヤが外れて飛んでかないの?」と心配になります。
適正トルクを知ると、力任せで締め上げれば良いものでは無いとわかります。
ホイールのボルトって、締め過ぎると意外と簡単に折れたりしますしね。

ここに書いたトルクレンチの話はほんの一例で、車を分解整備する上で知って
おかなければならない知識はまだまだ沢山あります。


我が家には2柱リフトが無いので、剛性が弱い車を持ち上げることができません。
剛性が高い車でも、変な角度でジャッキアップしたまま長時間キープしないように、
なるべく馬4本掛けで作業することにしています。

そういう事に気を遣わずに整備している車は、かなりの確率で歪みが発生しています。
自分が中古車を購入したときに、そんな整備を受けてきた車だったら嫌ですよね。




D.I.Y整備。。。簡単に手を出せる環境になってきたかも知れませんが、
しっかりとした知識と設備や工具が必要ですよ。

皆さん、ご安全に!

Posted at 2021/02/15 21:47:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | ガレージライフ | 日記
2021年02月14日 イイね!

熟練者の感覚

熟練者の感覚久々のブログです。

今日は気持ち良い春の温かさでしたね。
こういう日は作業もはかどります。

昨日の作業の続きで、キャリパー内の
エア抜きを行いました。



ご存じの方も多いと思いますが、エリーゼのフロントキャリパーは
簡単にエアが抜けない構造になっています。

特にキャリパー奥側に溜まったエアを、手前側のブリーダーのところまで
追い出すのに一苦労します。
キャリパーを外した状態でフルードを吸引しながら、横に向けたり、
斜めに向けたり、逆さまに向けたりを繰り返しながら追い出していきますが、
本当に全て追い出せたかどうかは最終的にブレーキペダルを踏んだタッチで
感じ取るしかありません。

今日もそんな作業を繰り返していたところ、外出していた妻が帰宅したので、
「またブレーキを踏んでくれる?」とお願いしたところ快諾してくれました。

ひと通りのエア抜き作業は完了していたので、最後にブリーダーを閉めるための
ひと踏みしてもらうだけのつもりで頼んだのですが、ペダルを踏んだ妻から
「いつもと比べて、最初の踏み込みが少しだけグニョっとする。」言われ、
念のために再度キャリパーを外してぐるぐる回していると、少し大きめの泡が
ポコっと出てきました。

妻に頼む前に自分で踏んで「まぁこんなもんだろう。」と思っていたのですが、
いつもエア抜きを手伝わされている妻の足裏は、この1つの泡を見抜いたのです。

恐るべし熟練者の感覚!

ちなみに妻はマニュアルミッションの車を運転できませんw
Posted at 2021/02/14 17:55:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | ガレージライフ | 日記

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「サーフトリップ 2日目の朝活。梅雨明けするかもな天気です。」
何シテル?   07/16 09:47
しばらく「エアコン&快適装備 > 男のロマン」でしたが、 「平成」→「令和」を機に、再び「駆け抜ける歓び」を求めて、 ロータスエリーゼSを手に入れました。 ...
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