極寒の忍び猟

am6:00にスタート。夜がぼんやり明け出しています。
気温マイナス13度。無風。

林道を2時間ほど歩きました。
素晴らしい晴天です。

ゆっくり、忍びます。



ふかふかの雪はスノーシューでも30cm沈みます。なかなか大変ですが、足音もしないのでよい感じです。



5キロ程歩きました。
鹿の気配は全くありません。



3.5時間で6キロ程移動しました。
今日は高低差のないコース設定なので比較的楽ですが、長時間の深雪ラッセルで足の付け根が少し痛くなってきました。帰りの事を考えると体力的に限界なのかもしれません。
ゆっくり鹿を探しながら、来たルートで戻ります。自分の足あとを辿って股関節の負担を軽くする作戦です。



足の付け根の痛みがどんどん増してきます。
挫けそう（笑）
静かに鼻歌を歌って誤魔化します。

1時間歩いて挫けました。

座ってパンを食べながら休憩します。
小一時間ほどぼんやりと森を眺めていたら…

遠くに鹿の5頭群れ発見！
ざっと300m離れています。銃のスコープで見ると、一頭のツノがはっきり見えます。
股関節の痛みはとりあえず置いといて、山裾つたいに鹿たちから見えないよう迂回して少しずつ近付きます。そーっと、そ〜っと！



逃げられた！！！
200mまで近づいたところで気取られてしまいました。
あまりにも無風だったので、足音や着衣の音が届いちゃったようです。

まだまだ修行が足りないようです。
なかなか獲れないなぁ…