
「もうお盆じゃが。」
えー酷暑の中、旧いクルマも熱中症になってると思いますがみなさんご機嫌いかがですか?試乗情報2018の時間でございます。わたくしは四本和彦でございます。
さる7/21(土)にお台場で西ドイツの高性能車、ドイツの御三家のメルセデスベンツ、BMW、アウディの試乗を行ってまいりました。
BMWとアウディは市街地を20分ばかりの試乗でそれくらいで素人のわたくしに何がわかるんだってぇんですがメルセデスの方は2日間堪能してまいりました。
3台まとめた簡単な試乗記をとってございます。簡単に全車の共通点をご紹介します。
全車エンジンは過給機つき。
タイヤは幅広ローセクションハイト、たけが短く幅が広い。
脚腰はオートバーンを日本の法定速度の倍の速度で走る為こわいいバネやダンパーを仕込んでまして高速安定性が高いのと相対的に低速ではとくに後輪がゴツつきます。
ドイツ車の変速機の主流は多段化されたトルコンATかDCTでして電光石火の変速で効率化、低燃費化を可能としております。
そいつを低中速トルクの豊かなエンジンで走らせるんだから街乗りは1速につき1500回転くらいまわしたらポンポン変速して速度をのせていきます。
さらにドライブモード・・・ステアリング、ダンパー、エンジン、トランスミッションの乗り味、俊敏性を3段階に任意に変更することができます。
まづはBMWの試乗車からご紹介いたします。
BMW M4 標準 3サイズ 4685×1870×1385(mm) ホイールベース2810mm 車重 1640kg
431ps 56.1kg-m 11.5km/l タイヤ255/35-19 275/35-19 7速DCT
えー六本木カローラと言われた3シリーズもずいぶんと大きくなったものでソアラくらいのずうたいになったじゃないですか。 その中でも3シリーズのセダンを種にしたクーペとワゴンを今回試乗いたしました。
【内外装】
背の低いクーペですがシートの着座位置を目いっぱい下げることが出来まして185cmのわたくしがアップライトな運転姿勢をとりまして頭上空間はこぶし一つ入ります。
1200万両の価格にしては質素なインテリアですがインパネや操作系の立付けはしっかりしてございます。
キドニーフェイスとナンバー下のおちょぼ口がスキモノには一目でMとわからせるデザインです。
【乗り味】
ドライブモードを一番威勢のいいのに変えてやりますと非常にゴツゴツした乗り味です。
シートに脇腹を締め付けてくれる仕掛けが付いてございましてこいつで体をホールドしたら、こわいい足回りにゆすられても運転姿勢が乱れる事はございません。
ハンドルの転舵と車の挙動の付いていきかたが極めてシャープについてきますが大きなカーブを曲がっている時の舵の効きは非常にどっしりしております。
皆さんは危ないからやっちゃいけませんよ、もし緊急回避的にこの車を急加速させなくてはいけない場合、どら猫を追い回したような加速と変速をいたします。
その時、有り余るエンジントルクを後二輪はむずがることなく真っ直ぐ車体を押し出してくれてまさに矢のような直進安定性でやりすごしてくれます。何やら排気音をスピーカーで聞かせる装置が付いているのか耳元に自動車の運転好きにはたまらない直列6気筒の排気音を聞くことができます。
BMW340iツーリング ラグジュアリー 3サイズ 4645×1800×1450(mm) ホイールベース 2810mm 車重1730kg
326ps 45.9kg-m 13.5km/l タイヤ225/45-18 8AT
えーこちらは同じ種のM4に比べおっとりまろみのあるラグジュアリー仕様でございます。大きさは富士重工のレボーグくらいのサイズでしょうか・・・。
【内外装】
セダンに比べて伸びやかなデザインでして御三家のDセグメント車で唯一、4.6m代の大きさです。
えーこちらはクーペより室内は広々としております。おとな4人と荷物を不足なく収めることができるでしょう。ですが後席に乗り込むときのクルマの敷居、サイドシルって言うんですがこいつが野太くて足元に注意して乗り込まなくてはいけません。この辺の処理は後に紹介するメルセデスのCクラスの方が親切な設計となってます。
リアハッチの開け方がBMWのワゴンの伝統なのかガラス部分のみを開閉することが出来まして車中泊や犬を乗せた時の室内の換気に役立つことでしょう。
それと給油口の隙間、チリなんて言うんですが上下で幅が違いまして最近の軽自動車でもこんなこたぁないですよ。
【乗り味】
乗り味はどっしりまったりしておりシートの具合もよく長距離ドライブするには調子いいのではないでしょうか。
少し気になったのが信号で減速するさいシフトダウン時のエンジンブレーキによるわずかな変速ショックが気になりました。
ワゴン車なのですが俊敏な操舵感、強力なエンジンとブレーキはスポーツカーのようでございます。
アウディTTSクーペ 3サイズ 4190×1830×1370(mm) ホイールベース2505mm 車重 1410kg 286ps 38.8kg-m 14.9km/l タイヤ245/40-18 6DCT
えーこちらは個人所有のクルマでしてこれで台場から渋谷まで走りました。
少々幅広ですが全長が4.2mと東京で気持ち良く走るならこれが限界のサイズでしょう。
【内外装】
アウディってのは少々田舎くさいVWを種にしながら都会的で洗練されたデザインでしてその分デザイン優先で収納がほとんどございません。不便さをやせ我慢して乗らなくてはいけない印象があります。
なんとメーターが全液晶でしてその中にカーナビゲーションが付いており目線の移動が少なくなる優れものでございます。最近のクルマはコンピューター制御で計器なんざ必要ないし、スピードメーターも見ないでチンタラ高速道や追い越し車線を走ってる物分かりのよくねえ奴もいることですし日本の自動車メーカーこそ部品点数を減らす為に薄っぺらい液晶パネルをハンドルの奥にペタッと貼り付けたらいいじゃないですか。
【乗り味】
こちらのクルマは車高を落とすこわいいバネ、効きのいいブレーキパッド、19インチの野太いタイヤとどうしても乗り味をより辛口にしてしまうものを仕込んであります。
割と軽量・小柄な車体にターボエンジン、DCT、4輪駆動とアクセルを踏み始めた瞬間の加速は今回乗った車でこいつが1番かもしれません。しっかりした車体の屋台骨、辛口の脚回り繊細なデザインのインテリアと非常にしまった乗り味でございます。
四本「えー本ブログの題名に西ドイツの御三家試乗ともうしあげたのですが・・・・」
夜勤明けでスッキリとかノンストップ見ながら家の人間がルーターON/OFFして内容消えて
四本「ハイクソー!!」
しながら直して3日かけて作ったクソブログなんですが長文になるとリスナーさんが飽きちゃうし、何より、
わし「1分間にいいね!押しまくる奴とかぜってー読んでねーし、やめやめ!」
四本「次回、レンタカー情報2018、AMG C43でおあいしましょう!」
「またの!」