昭和の走り屋のブログ一覧

って、べつにコイツの味じゃぁございません。

Ｄラーでもらったんだけど、
日産圏でニッサン軒っていう生ラーメンを配っていたらしい。

これ、もらってちょっとビックリしたわけ。

なんでかっていうと、今から10年くらいまえだったっかな。
レッドステージとブルーステージに日産Ｄラーが統合されたころの話だったと思う。

なんでも、日産社内に、当時、流行だったＢＩ（ブランドアイデンティティー）プロジェクトっていう社内横断的なプロジェクトチームがあったらしい。

要はブランドイメージをコントロールしようってこと。

で、何を勘違いしたのかこのメンバーたちが高級外車のメーカーのような妄想をいだいちゃったらしいのだ。

その挙句が、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった「チョイ悪オヤジ」のあの雑誌にV35スカイラインとティーダでコラボモデルを作っちゃったんだと思うわけ。たぶん相当高いお金でページを買ったんだろうけど、「単にＢやMの引き立役にしかならんだろう」って昭和の走り屋は思ってた。

そのメンバーから全国のＤラーに以下の禁止令が出されたっていうわけ。

１．ショールームにポスターは一切、貼るな！
→っていいながら別の部署からは新車のポスターがガンガン送られてきたらしい。
２．スーパーのチラシみたいな新聞チラシは作るな！
→ドカーンと出血大サービス、2日限りの大特価なんてのはゼッタイ・ダメ！
３．フェアの際のノボリや紅白幕、スタッフの鉢巻とハッピ姿なんて言語道断
→盛り上がらない・・・。

って当時担当だったＤラーの営業マンが長々と愚痴をこぼしに来たのを思い出したのだ。

そのころ、Ｄラーがチラシを作るときはそのメンバーのお墨付きをもらわなければならなかったらしい。

でも、あれから月日は流れて今や、

千客万来
２３軒
ニッサンケン

ですよ。

３食入りの生ラーメンですよ。

ｗａｋｕ、ｗａｋｕしますよ！


いいことだと思います。

やっぱ日本のメーカーは地に足をつけてなきゃいけませんよ。

なんてったて、軽自動車からGT-Rまで売ってるんですから、バラエティに富んでなきゃ。



えっ？

ニッサンケン　ラーメンのお味は？



そりゃ、とーってもシンプルな東京風の醤油ラーメンでした。

でも、昭和の走り屋もチューニングが大好きです。

キャンディさんを見習って、ブラックペッパー少々にウェイパーっていう中華の添加剤と本だしっていう日本の添加剤をブチ込んで美味しくいただきました。