昭和の走り屋のブログ一覧

勢いあまって、実家の倉庫から古いフルバケを引っ張りだしてフロント2脚をフルバケに！

ストリートだろうが、サーキットだろうが、一度、フルバケの効用を味わったら、
何が何でもフルバケだと思っていた昭和の走り屋。

リクライニングを使う時なんて、仮眠するときぐらいだしポジション決めれば使わない。
仮眠の時はリヤシートにでも行けばいいと思っていた。

ところが、外野が「やり過ぎ！」とか、「使いにくいだろ」とか言うのだ。
で、軟弱で流されやすい男は、しぶしぶ助手席は純正に戻した。

まぁ、これはこれで室内の雰囲気もハード過ぎず、ちょうどいい感じではある！
と結構、気に入っていた。

今朝、シートを戻してからはじめて娘を学校まで送って行った。
多摩地区はすんごいドシャ降りだったのだ。

娘；「アレ？シート戻したんだ」
俺；「あー、ノーマルに戻した」
娘；「なんで？」
俺；「やり過ぎだって、まわりの評判悪いからよ」
娘；「前の方が良かったのに」
俺；「なんで？」
娘；「あっちの方が、全然、座り心地いいのに、戻さないの？」
俺；「うーん。戻すかも・・・」



（だろ、だろ、だろ！わかるやつにはわかるんだよ。見た目だけじゃないのよ）

オレは、心の中で叫んだ！

考えてみれば、フルバケって悪路を5000㎞走るような昔のラリーで鍛えられている。
もちろん、サーキットだって24時間走るわけだ。

そんな過酷な環境でも疲れを少なくするノウハウが詰まっているはずと思ってる。
第一、ラリーなら助手席でナビがペースノートを読んでいるんだからさ。

運転手はハンドル持って、ブレーキやアクセルを踏んでるから乗り心地や横Gには鈍感だと思う。
しかし、助手席に座っている人は無防備なのだ。

だから、余計、横Gには敏感なんだと思う。
そういう意味ではナビはドライバー以上にフルバケの恩恵を受けているのかもしれない。

ちなみに娘は試験中なので、助手席でプリントを見ている。
まんま、ナビのスタイルなのだ。

というわけで、またまたグラついている昭和の走り屋なのだ。

※ちなみにウチの娘は走り屋ではありません。大してクルマに興味もない普通のおねぇちゃんです。