昭和の走り屋のブログ一覧

連チャンでクルマ以外のネタでスミマセン。自己満足のつぶやきですな。
昭和の走り屋は、片道15キロぐらいをMTBで通勤している。

武蔵野はチャリ通には好適地で、途中に公園やら飛行場やらがあって楽しい。
とくにこの季節はいろいろな発見が毎年の楽しみなのだ。

一昨日、野川を少し散歩しながら通勤してみた。
新撰組の近藤勇の生家の裏ぐらいにある大切に保護された一画。

野川沿いの崖下に多数の泉があり、6月にはホタルも舞うような場所だ。
武蔵野の雑木林が保存されていて、週末には多くの人が訪れる。



今、彼岸花の群生地では満開だった。



アゲハも嬉しそうに彼岸花の間を飛び回っていた。



こんな景色を近藤勇もみていたのだろうか。
この日は、めちゃめちゃ蒸し暑かったけど、秋は確実に近づいている。



さらに野川を上流に向かうと、府中の免許試験場近くにはコスモスの群生地がある。ここは、ある方のボランティアで毎年、コスモスが満開になるのだ。



もう、何年も手入れをされているようで、地元では定着した感がある。
写真を撮りに来たり、絵を画きに来る人が平日でもいるんだよね。



昭和の走り屋も、毎年、感謝を込めてここを訪れているのだ。
たまには、チャリの散歩も良いものだよね。

今から40年近くも前になってしまったが、昭和の走り屋が若くてイケメンだったころだ。20歳前の夏、高校時代のダチ公が「与論島に行こう！」って言い出した。

事前情報によれば、7：3の割合でギャルだらけだという。
血気盛んな若造は、「そりゃ、行かねばならん！」と下心満載で船に乗ったのだ。

お金が無いから、現地ではキャンプ生活をする予定だったのだ。
船で2泊だったかな、ようやく与論島に到着。

港からお目当てのキャンプ場まで、ひーひー言いながら歩いて行った。
ところが、浜に行ってみると、7:3の割合でオトコだった。。。

「話が違うじゃねぇーかよー」
言いだしっぺは全員から攻められたのだが、本人もわからない様子だった。

しかし、海はきれいだった。当初の下心も吹き飛んだ。
夜には、恐ろしくデカい月が水平線から登ってくるのも感動した。

浜で仲間と飲む焼酎は格別だった。

食事は自炊だった。
といっても、飯盒でごはんを炊き、ジャガイモの味噌汁をぶっかけて食べた。

しかも、おかずは缶詰が少々と貧弱なものだった。
3日ぐらいすると、どうも力が出ない。泳ぐ気もせず全員、木陰でダラーとしていた。

「なんか、力でねぇーなー」
「そりゃ、そうだよ。味噌汁飯しか食ってないんだからさ」

言われてみれば、暑さの中、ろくなモノを食べてない。そこで、
「それだ、街に飯を食いに行こう！」

となり、レンタサイクルで街に向かったのだ。
喫茶店で食べたのが、生姜焼きのようなランチ。

これがうまかった。
おかげで午後はパワーが蘇ったのだ。

以来、我々は3日に一度は街で栄養補給をしたのだ。
その際、発見したのが「Ｓｃａｌ」だ。

誰かが自販機で最初に飲んだら「ウマイ！」という。
それでみんなで飲んだら、確かにうまかった。

当時、江戸では見たこともない清涼飲料。
カルピスを炭酸で割っただけのシンプルな味だけどうまかった。

本家のカルピスソーダも、まだ誕生する前のことだとおもう。
我々のなかではちょっとしたブームになったのだ。

今朝、通勤途中の自販機で発見し、思わず手にしてしまった。
今では江戸でも手に入る「Scal」。

知っていたけど、あまり手にすることはなかった。
久しぶりに飲む「Scal」は、まさに青春の味だった。

40年前、与論島では期待する出来事はなかったけれど、
ダチ公たちとの2週間近くの貧乏旅行は楽しい思い出として今も残っている。

昭和の走り屋は、先代のE11型ノート16Xに乗っていた時にみんからをはじめた。
その時、いろいろとお世話になったのがNON団（ノン団ではなく、エヌ・オー・エヌ団）。

初代ノートやK11、K12型マーチのオーナーさんの集まるグループだったのだ。
なんか、ゆるーいグループで、みなさん自分勝手に遊んでる雰囲気で、居心地がいいのよ。

で、年に一度、筑波のジムカーナ場で、これまたゆるーいオフ会兼ジムカーナ大会をやっている。今年もその季節が来たってわけですよ。

一日、コースを借りているので、ナントなーく走りたくなれば走り。だべっていたければダベルというゆるさ。

ただ、1日あるんで武闘派というか体育会系にはいいかもしれない。なにしろ、走り放題だから、ガソリン、タイヤ、体力が持つ限り、サルのように走ることもできるのだ。

でも、意外なんだけど、初代ノートやk11、k12マーチが多いので、じつはCVT車の方が多かったりする。

ところがだ、シコシコと忙しいMT車よりも2ペダルのCVT車の方がタイムが良かったりもするんだよね。ハンドルとブレーキに集中できるからかな。

ストイックにドラテクを磨きたいなら、ワンコーナーに的を絞って走り込むことだってできる。運転のウマイ、ベテランも多くいるので教えてもらうこともOK！

2ペダルのCVTでMTをぶっちぎることだってできる。なんか走り系イベントだと2ペダルでは参加しにくいという人も大歓迎。

というわけで10月10日は筑波サーキットにGO！

新旧日産コンパクトで遊ぼうよ！って集いなんだよね。
走らずにオフ会も大歓迎だって。

今年はNISMOシリーズのエントリーも多数予定されているらしいから、
気になる車高調もタイヤ交換の際にはチェックできるかも。

気になる方は、下記のURLからエントリー。
1日コースは1万円。半日コースは6000円。

http://www.non-dan.com/event.html

勢いあまって、実家の倉庫から古いフルバケを引っ張りだしてフロント2脚をフルバケに！

ストリートだろうが、サーキットだろうが、一度、フルバケの効用を味わったら、
何が何でもフルバケだと思っていた昭和の走り屋。

リクライニングを使う時なんて、仮眠するときぐらいだしポジション決めれば使わない。
仮眠の時はリヤシートにでも行けばいいと思っていた。

ところが、外野が「やり過ぎ！」とか、「使いにくいだろ」とか言うのだ。
で、軟弱で流されやすい男は、しぶしぶ助手席は純正に戻した。

まぁ、これはこれで室内の雰囲気もハード過ぎず、ちょうどいい感じではある！
と結構、気に入っていた。

今朝、シートを戻してからはじめて娘を学校まで送って行った。
多摩地区はすんごいドシャ降りだったのだ。

娘；「アレ？シート戻したんだ」
俺；「あー、ノーマルに戻した」
娘；「なんで？」
俺；「やり過ぎだって、まわりの評判悪いからよ」
娘；「前の方が良かったのに」
俺；「なんで？」
娘；「あっちの方が、全然、座り心地いいのに、戻さないの？」
俺；「うーん。戻すかも・・・」



（だろ、だろ、だろ！わかるやつにはわかるんだよ。見た目だけじゃないのよ）

オレは、心の中で叫んだ！

考えてみれば、フルバケって悪路を5000㎞走るような昔のラリーで鍛えられている。
もちろん、サーキットだって24時間走るわけだ。

そんな過酷な環境でも疲れを少なくするノウハウが詰まっているはずと思ってる。
第一、ラリーなら助手席でナビがペースノートを読んでいるんだからさ。

運転手はハンドル持って、ブレーキやアクセルを踏んでるから乗り心地や横Gには鈍感だと思う。
しかし、助手席に座っている人は無防備なのだ。

だから、余計、横Gには敏感なんだと思う。
そういう意味ではナビはドライバー以上にフルバケの恩恵を受けているのかもしれない。

ちなみに娘は試験中なので、助手席でプリントを見ている。
まんま、ナビのスタイルなのだ。

というわけで、またまたグラついている昭和の走り屋なのだ。

※ちなみにウチの娘は走り屋ではありません。大してクルマに興味もない普通のおねぇちゃんです。