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先日のマーチ＆ノート・サーキットトライアル第2戦の会場で、昭和の走り屋オリジナル4速クロスの問い合わせをいただいた。とくにノートNISMO Sへの対応についてのお話があったのだけど、当日は現場だったのであまり詳しい話はできなかった。で、あらためてノートNISMO　Sへの対応を検討してみた。

まず、ノートのミッションに中身だけクロスに組み替える方法だが、ファイナルギヤの問題や、ベアリング関係で組み換えはできない。

そこで、マーチNISMO S用のミッションを調達し、中身をクロスに組み替える手法が考えられる。こうすると、NISMOのLSDからクスコのLSDが使えるようになるメリットがひとつある。

ノートNISMO S純正タイヤ装着時のギヤ比のグラフが以下。


一方、マーチNISMO S純正タイヤサイズを装着すると以下。

これはマーチNISMO Sそのもののギヤ比となる。

ノートNISMO Sの場合、ノートNISMOがマーチと同じタイヤ外径なので、ジムカーナなどでは同一型式に2種類のサイズがあることになるので、205/45R17でも205/45R16でもどちらも使える。

ちなみにメインステージがOKAYAMA国際とのことだったので、ノートNISMO S純正の外径を使った方が4速でふけきらないないかもしれない。筑波2000や袖ケ浦ならマーチサイズで外径を小さくした方が良いと思うのだが。

どちらにしても、2-3速の繋がりは良くなる。3-4速はノート純正とほぼ同等。で、5速の高速道路の巡航は静かになる、といったところか。

ちょっと遅くなったけど、8月7日に袖ケ浦で行われたマーチ＆ノート・サーキットトライアル第2戦で、ようやく上位入賞ができた。

クラス3位で総合4位。

以前から、トロフィーもらったらコレをやりたかった。

今回は、愛機もコンピュータをセッティング、車高調も10数万㎞ぶりにオーバーホールしてセットアップした。

前回の第1戦はコンピューターもサスもノーマルで結果はボロボロ。実際、走っていても楽しくはなかった。

けれど、今回は楽しかった。袖ケ浦のMyベストも更新できたし、ライバルに対して直線で離されることもなかった。

ノートインマニ投入で高回転型になったので、クロスミッションとの相性も格段に良くなった。

1位2位の2台は元気な若者。ちょっと悔しいけど、
クルマをちゃんと作れば、還暦オヤジでもこのくらいまでは行けるんだね。

次回は苦手な筑波。この勢いで上位を狙いたいところだが、どーなるのやら。
何か、タマを込めるか。