| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
P10系プリメーラには、日産他車種用パーツの流用でイグニッションキー部分のリング状の照明がコラムカバーを加工することなくジャストフィットで取り付けることが可能ですが、点灯をドア連動にしてしまうと、乗り込んでドアを閉めると照明が消えてしまうことになります。
また、単純に配線を接続しただけではドアを開けた際は強制的にキーリング照明が点灯してしまい、作業等で長時間ドアを開けっ放しにするとき等は問題がありそうです(^^;)
そこで、HP10乗りの 鰹さん から 「残照回路」を組み込むことはできないか? という要望(意見?)をもらったwこともあり、それらの問題を解決すべく回路を検討することにしました。
2
クルマのものに限らず、あちこちのHPや文献などを「調査」した結果、LEDとコンデンサとを組み合わせた回路にする方法が構造が単純且つお手軽そうなので、その方式に決定。
また、ドア開時にキーリング照明を消灯する為のスイッチも欲しいところです。
そこで車両への取り付け時の作業を簡略化するために、これらの回路とスイッチを一体化したボックスを作り、配線に組み込むことにしました。
今回用意したものは、
①コンデンサ(25V6800μF)
②LED(このLEDは2Vだが、3.6V等でも可)
③抵抗(クルマの12VからLEDの定格電圧に降圧する為のもの)
④整流ダイオード(逆電流防止のため・後述)
⑤小さいボックス(今回は100円ショップで売っていたタッパーw)
です。なお③の抵抗は②のLEDの定格電圧によって抵抗値が変わってきますので注意してください。
( 参考⇒
http://akizukidenshi.com/catalog/led/ )
知識のある方は抵抗の代わりにて電流ダイオードを使用するのも良いと思いますが、そのあたりは各自創意工夫の上、自己責任にて工作願います(爆)
3
回路の構成は図の様な感じになります。この黄色で塗りつぶされた部分を一体化してBOXに収めることにしました。
(スイッチは別体化しても良いのですが、そんなに頻繁には操作しないと思うので(^^;))
ちなみに(こういう工作をする方なら分かるとは思いますが)・・・
LED:発光ダイオード。足の長い方が+(非接地)側
(逆に接続すると光りませんからw)
C:コンデンサ。これも足の長い方が+(非接地)側
(逆に接続すると破裂して危険ですからww)
R:抵抗。向きは関係なし。
D:整流ダイオード。ダイオードの印の付いている方向にのみ流れる。
(コンデンサの放電時に電流が電源側に逆流するのを防ぐのと、誤配線時の回路保護の為に使用)
SW:スイッチ。(何らかの理由で消灯させるときに使用。通常時は常時ON)
となります。
また、この図でAは常時電源、Bはルームランプのドア連動用配線に接続します。今回はどのドアにも連動させたいのと、配線作業の単純明確化のためにいずれもAピラー内の配線から取っています。
4
加工中の写真です(^^;)。
かなり強引そうに見えますが気にしないように(爆)
配線を通す穴を上下2箇所ずつ開け、また側面にスイッチをはめ込む四角い穴を開けます。とはいっても、樹脂製のタッパーウェアなので加工自体は非常に楽だし、失敗しても4個100円ですからw
回路図上では簡単な配線ですが、小さいBOXに全て押し込む形となり、一見混乱しそうになります(^^;)が、各部品の+-等を間違えないよう注意して作業しました(当たり前!)。
5
「回路BOX」の完成~
ON/OFFや、配線のIN/OUTが分かりやすいようにテプラで貼っておきました(^^;)
なお簡単にメンテナンスができるよう、タッパーの蓋は接着しませんでした(^^;)・・・が、(エンジンルーム内に設置する)コンデンサ缶とは違い防水性も耐熱性もそれほど要求されない(と思われる)ので、これで大丈夫だと思います。
6
前述の通り、車体側はAピラー内のルームランプ用配線に接続します。
なお、写真はFHP10(5ドア)への加工例(配線が助手席側にある)で、4ドアの場合、ルームランプ用配線は運転席側にありますので注意してください(実際これで配線を探し回りました・爆)。
ピラー内の赤い配線のうち、テスターを接して光る方(赤+緑ライン⇒間違ってたらごめんなさい)が前述(3)のA、光らない方(赤+白ライン⇒同)がBということになります。
Aの方はオーディオ等の常時電源から取っても良いのですが、配線を分かりやすくする為に同じところから取ることにしました(^^;)
7
6.で取った配線をグローブボックス裏側上部まで伸ばし、その部分に「回路BOX」を取り付けることにしました。
BOX自体はインシュロック(タイラップ)で配線等に固定しました。
なお、セダンと5ドアではこの部分のリレー等の配置が若干異なるようで、5ドアの場合はグローブボックス上部右側(写真の位置)、セダンの場合は同じく左側にBOXが入る空間があります(^^;)。
8
「回路BOX」より出た線をセンターパネル(オーディオ部分)の裏を通して運転席側に伸ばし、さらにステアリングコラムのところまで持っていき、キーリング照明に接続します。
なお同時にキーリング照明の照明球のLED化を行っており・・・
①既存の照明球(T6.5ウェッジ球)を取外し、さらにソケットに細いマイナスドライバーを突っ込んで配線も外す。
②0.75sqのコード(+-2本)にLEDの+-を接続したものを作り、それにソケットを後ろから差し込み固定する。
③ソケットを差し込んでから、コードにギボシ端子を付ける。
④キーリング照明の電球の入る部分及び外周部にメタリックテープを貼る。
(LEDは指向性が強いので、乱反射させる為)
⑤元通りに組み立て、完成! (抵抗が組み込まれていない為、12Vに接続しないよう注意!!)
という(←文章を読んだだけではまず分からない・爆)作業を施しています。
接続作業が完了したら、コラムカバー等を取り付ける前に点灯テストをしましょう。
なお、作例でのコンデンサは6800μFを1個使用していますが、残照時間を長くしたい場合はより大容量(あるいは複数個)のコンデンサを使用すると良いでしょう。
個体差や使用するLEDによっても違ってくると思いますが、6800μF1個でも少なくとも5~10秒程度は視認できるようです(^^;)。
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