旧車、HISTORIC CAR(歴史的な車)、NOSTALGIC CAR(ノスタルジックな車)、HERITAGE CAR (遺産車)などいろいろな呼び名がありますが、旧いクルマの文化的価値を大切にした奥の深い趣味の世界が広がってきています。
人の行動範囲を格段に広げてくれるクルマは、それだけで素晴らしい存在ですが、馬からクルマへ人の移動手段が置き換わって以降、今日まで進歩し続けてきたその過程を遡り、人とクルマとのかかわりあいの歴史の中から自分に合ったオンリーワンを見つけ永く付き合っていくというのも楽しいものです。
日本の乗り物の文化として、象徴的なものとして、SL(蒸気機関車)があり、博物館や各地の公園などでの、静態保存が一般的でしたが、昨今の観光SLブームにより再びその走る雄姿を見る機会が増えてきました。SLは、鉄道会社の手で復元され動態保存されていますが、クルマの場合、公道を走れる状態での動態保存は、その殆どがオーナーによってなされ、自動車文化の継承に現役オーナーが貢献しているというのも他の文化遺産とは、異なる点かもしれません。新車時のコンディションを維持し、あくまで自走し、同じ様なオーナー同士が一堂に集まる、イベントに足を運びコミュニケーションの輪を広げながら、自動車文化の継承にも貢献しているのです。
代表的なイベントを私自身のエピソードを交え紹介していきます。
Posted at 2015/07/05 16:39:29 | |
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HERITAGE CARへの招待 | クルマ