途中ゆっくり食事をする余裕もなかったのですが目標到達の目処もついたので松島海岸へ行く途中にあった杉原功商店(ツインの屋根の上あたり数台の車が路上駐車しているところ)というお店の中でお造りや浜焼きを食べられるようになっていたので生カキとホタテ焼きを食べました。
このあと渋滞気味の松島海岸を通り抜けて国道6号線を南下するのですが、途中の仙台市若林区荒浜にある慰霊碑に手を合わせてきました。この日見た穏やかな海岸からあの大津波は想像できませんでした。
国道6号線から本州を横断する国道49号線に乗るにはいわき市まで南下せずに福島第一原発に近い国道288号線を経由するのが近くてそこを通るつもりでいたのですが交通規制に対する調査不足で国道6号線からは国道288線に入ることができないことがそこに来て初めて分かり少々焦りました。途中少し道を間違えたりして予定より余計に走っていたのでいわき市まで南下すると新潟まで燃料が持たない可能性がありました。結局、いわき市に向かう途中で規制が解除された地点から内陸に入り、途中から国道288号線に入りました。すでに周りは真っ暗で安物のポータブルナビをたよりになんとか新潟へ続く国道49号線にたどりつきました。
交通量の少ない郊外の夜間は車のペースが速く制限速度50~60km/hのところ70~80km/hなのですが、その速度で走ると燃費が悪化して残燃料で新潟にたどりつけなくなるため、途中何度か後ろからヘッドライトの明かりが見えるたびに十分に広さのある路側帯に車を止めて後続車に迷惑をかけることなく極力50~55km/hで走り続けました。高速道路を走るのに較べて神経を使うため、心配した眠気はまったくありませんでした。
太平洋側から内陸に入ってしばらくするとまた雨模様でしたが、帰りの本州横断での区間燃費は34km/L台で最終的に、この日の全走行距離は764.3km。厳密に言うと最後の約300mはガス欠で車が動かなくなり、行き付けのガソリンスタンドまで真夜中の雨の中押していきました。その間出会った車は5台くらいで、かわいそうにと思われるくらいで迷惑にはならなかったと思います。
朝5時に給油してから約20時間後、朝と同じように給油口ぎりぎりまで入ったガソリンの量は22.92Lでした。
今回の燃費は33.3km/Lでしたが雨天では燃費が1割前後悪化するので天気が良くてもう少し気温が高い条件であれば35km/Lで無給油800kmも可能でしょう。でも再挑戦はやるとしても1年以上後になると思います。
Posted at 2016/10/11 01:30:33 | |
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