2017年06月21日
点火時期のイニシャルポイントを手元で変更できるようにして定速走行時の燃費の変化を調べてみましたが、遅らせた場合は明らかに悪くなりましたが、進めた場合はあまり変化がありませんでした。5速で30~50kmという軽負荷領域では標準の点火時期でほぼ最も効率が良くなっているということでしょう。少しは良くなることを期待していたので残念です。
現在、定速走行で燃費を調べるときはスロットル開度固定にしていますが、一見平坦な道路でも僅かな起伏があるためか瞬間燃費の数値が結構変わります。また、舗装の仕上げ具合の違いや緩いカーブそして、そよ風程度でも風向きにより数値が変わるので変化させる要素以外の条件を揃えるのが困難だとつくづく感じています。
普通のツインにはアイドリングストップはありませんが、信号待ちの時やニュートラル+惰性走行時にエンジンを止めれば確実に毎分5ccのガソリンを温存できるので走行中でもキースイッチOFFにすることなく自由にエンジンを停止できるようにするため、カム角センサー入力カットスイッチを取り付けてみます。18kmの通勤路ではエンジンを停止できる時間が平均して4~5分くらいあるのでその間、エンジンを止めると20cc以上のガソリンを使わなくて済むので、30km/Lで走る条件であれば31km/L以上になります。もともとの燃費に不満はないので、普段使いでエンジンストップをやる気は全くないのですが、今回のプロジェクトのために検証してみます。
最近の気温は20℃前後ですが、この温度帯では1℃上昇で1%以上燃費が良くなっているので気温30℃前後になれば今より10%は燃費が良くなるということでしょうか。となるとプロジェクト敢行は真夏に汗だくになって。ということになりそうです。まあ購入して7年ほどはエアコンレスだったので耐えられないことはないと思いますが・・・。
Posted at 2017/06/21 13:28:57 | |
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2017年06月09日
数年ぶりにハイオクを入れてみましたが、結果から言いますと間違いなく燃費は5~10%向上しました。もっとも同じ体積で比較すればハイオクを燃焼させたときの熱量のほうが少し多いので5%程度の向上は不思議ではありませんが、毎日の通勤時の燃費数値から見てそれ以上の燃費向上が確認できました。
ツインの場合、ハイオク使用時は点火時期調整用の抵抗値を変更しないと意味がないのですが今回はあえて標準のN:680Ωのままで比較しました。昨年のこの時期だと一番燃費の良い5速で40km/hという低速走行でないと出なかった数値が今回は50km/h走行でも出てくれました。今はレギュラーに戻したので、これからはレギュラーとハイオクを交互に入れてもう少し正確な燃費の差を調べます。
先日、点火時期の基準を手元で変更できるように10kΩの可変抵抗を車内に取り付けたので点火時期を進めることによりどのくらい燃費が変わるか簡単に調べられるようになりました。もともと定速走行ではノッキングが出にくい条件なので大きな変化は見られませんでしたがレギュラーの場合、純正部品に印字されている番号でいうと N→7への変更で5%弱の向上は見られました。次回ハイオクでも確認しますが、レギュラーであれば低速ノッキングの出やすい5速 35km/h以下あたりで効果が大きいかもしれません。5速35km/hなんて通常は使いませんが、手元でエンジン回転を調整できるようにしてあるので長丁場のエコランでは、他の車のいない見通しの良い広域農道などでは燃費と距離を稼ぎながら休憩気分で走行するときに重宝します。
エネチャージ仕様にするため、オルタネーターの制御電源線の割り込みスイッチを室内に取り付けて走行しながら好きな時に発電停止できるようにして燃費変化を調べてみました。普通であれば発電停止で発電負荷がなくなれば瞬間燃費が良くなるはずですが、なぜか逆に数値が悪化しました。原因は発電が止まり、電源電圧が2V近く低下することでインジェクターの応答遅れの補正が入るためでした。燃費計は開弁時間と車速しか見ていないので結果的に燃費数値は悪化しました。電圧を一定にしないと正確な燃料消費量をリアルタイムで確認できないので検討課題が増えてしまいました。
昨年のツーリングでは雨模様の多い中、平均 33km/Lだったことから楽観的に考えると晴れて気温が25℃以上であれば燃費は1割向上、そしてハイオク+点火時期調整でもう1割向上すれば平均 39km/Lは期待できそうですが、少なくてもあと5%(2km/L)くらいの余裕は欲しいので自分の体重の減量を真面目に考え始めました。10kg減量すれば僅かですが0.5%は向上します。チャレンジが失敗しても体重が下がればそれもまた良しです。
Posted at 2017/06/09 16:46:51 | |
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