もう10年ほど前の出来事。私が長野県松本市にいた頃。
週末のサービス残業(爆)を終えて、会社から帰るときの出来事。
晩飯を食わず残業していたので、お腹が空いていたので、食事に出掛けて帰宅することにしました。
深夜だったので、営業している店は限られていましたので、某愛知発祥のカレー屋に行く途中でした。
辺りに何もなく、田んぼと畑が広がる直線道路を走っていました。
すると、前方に白い何かが落ちているのがわかりました。
その白いものは、車線の真ん中に落ちていたので、車はそのまま真っ直ぐ走り、白いものを跨ぐことにしました。
スピードを落とさず、白いものを跨ぐ直前に、ものが何かを見ると…
「ナンバープレート!?」
思わず跨いだあと急ブレーキしました。
まさか、ナンバープレートがこんなとこに落ちているはずない…
すごく気になったので、車を転回させ、例の白いものが落ちていたところに戻ると、やはり間違いなく、松本300


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と書かれた、列記としたナンバープレートでした。
手にとって拾ってしまったので、とりあえず人生初の110番通報(爆)
現在地と拾得物のナンバープレートを伝えると、指令室から近くの交番に届けるように言われました。
仕方がないので、目指していたカレー屋とは逆方向の交番へ向かいました。
交番では、拾得物ということで、いろいろ調書に記入して、手続きをしました。
最後に警察官が…
警察官「持ち主が現れた場合、持ち主から謝礼があるかもしれませんが、相手にあなたの情報をお伝えしますか?」
私「いや、謝礼は結構ですので、伝えないでください」
警察官「わかりました」
というやりとしをしました。
私は別に謝礼が欲しいわけでないし、ナンバープレートを落とすってことは、普通では考えられません。
ひょっとしたら、車をいじりまくるDQNの方の可能性、最悪自動車窃盗団かもしれないので、相手に教えないために断りました。
交番までやってきて、カレー屋まで遠くなってしまったので、仕方がないので、交番近くの築地発祥の牛丼屋で食事をしました。
そして、数日後。
外から帰宅すると、ポストに何やら白い封筒が。
中身を見ると、ビール券が入っており、手紙が添えられていました。
「先日はナンバープレートを拾っていただき、ありがとうございました。お伺いしましたが、留守でしたので、置いて帰ります。ささやかでありますが、お受け取りください。」
どうやら、ナンバープレートの持ち主からのお礼だとはわかりました。
持ち主が見つかって安心した反面、気味が悪いでした。
ひょっとしたら、悪い人間に拾われて、自動車窃盗団など犯罪に悪用されずに済んだので、相手が感謝して、お礼をしてくださったことは、ありがたく受けます。
しかし、問題はそれ以前です。
何で相手が、私の住所を知っていたのか…
出所は一つ。警察です。
交番でのやりとりで、相手がどんな人かわからないし、怖いので、相手に私のことを伝えるなと言いました。
しかし、現にこうなってしまっています。
多分、警察も相手がどうしてもお礼がしたいと申し出たかもしれません。
警察も良かれと思って、教えたかもしれません。
ならば、私に一言あってしかるべきじゃないかと…
何で勝手に人の住所教えた!!
と怒りがこみ上げてきました。
別に、相手のことを悪くは思っていません。善良な市民の方で、純粋にお礼をしただけだとは思います。
しかし、何の前触れもなく、こんなことがあると、びっくりします。
その後は、何もなかったですが、何だか後味悪いです。
このことをきっかけに、警察の情報の取り扱いへの不審があります。
かと言って、警察は頼らないといけないし…
何だかなぁ…
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Posted at
2014/08/12 09:25:22