
このシリーズ。日々色んなネタがあり、進んでいませんが、まだシリーズは続きます。
さて前回は、道路標識の花形、オーバーハング式を紹介しました。
オーバーハングには色んな形があることをお話しましたが、それ以外にも区別はあります。
それが、今回紹介する看板の色。
規制標識以外のオーバーハングは、殆どが青色ですね。
しかし、たまに白い看板も見かけると思います。
標識の白い看板は、昭和30~40年代に使われた古い看板があります。
これは、白地に紺色の文字。アルファベットは大文字で、矢印が赤色というもの。
マニアの間では、「白看」と言われています。
しかし、老朽化で現在はほぼ絶滅しています。
今回は、これとは別で、現在使われている白い看板です。
現在使われている白い看板は、「セーラー板」と呼ばれています。
文字は、青色で統一されています。
青い看板の色を反転させた感じです。
まずは、こちら…

オーバーハング、テーパーポール吊り下げ式
最近の吊り下げ式の減少により、見なくなりました。

オーバーハング、逆L字型

オーバーハング、F字型
これらはよく見かけますね。
このセーラー板を使用する特徴は、交差点の行き先案内や距離の案内ではなく、施設などを案内するものが多いです。
よく見かけるものとして…

道の駅の看板

道路の名称
などにも使われています。

最近では、施設や名勝わ分かりやすいように、このように使われることが多くなりました。
このように、何気に白い看板のセーラー板も多用されています。
ちなみに、オーバーハング式には他にも…

有料道路の緑看板

黄色い警戒看板
などもあります。
せっかくセーラー板を取り上げたので、オーバーハング以外では…


路側式のカントリーサインや

路側式都道府県道の路線名や地名標示

添付式の交差点名標示などたくさん使用されています。
で、もう一度オーバーハングに話を戻します。
オーバーハングには、たまに違う形を目にします。


これは、逆L字型です。
ポールの接続部分をアップしました。
通常は、十字に突き抜けた感じになっています。
他をみても…

他でもこのように十字に突き抜けているものが大半です。
ところが…

よく見ると、突き抜けていないことがわかります。
たまに、こういったものを見かけます。
しかし、この突き抜けていないタイプ。
四国地方では、こちらがメインで、逆に十字に突き抜けているものが少ないようです。
従って、私はこのオーバーハングを「四国型」と名付けています(爆)
なぜ、この違いがあるかわかりません。
四国に多く見られるから、四国のメーカーなのかな?
というわけで、オーバーハングを取り上げましたが、様々な形、看板などがあり、多彩です。
たまにこうやって標識を見比べるのもいいのではないでしょうか。
次回は、オーバーハングとよく間違われる、オーバーヘッド式を取り上げます。
キャプテン翼の必殺技ではないですよ(爆)
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Posted at
2015/03/31 12:04:32