
さて、シェル石油が日本から事実上撤退してしまい、ハイオクのV-Powerが日本市場から消滅。
シェルスタンドからアポロステーションへと変わっていってます。
そこで、アポロステーションハイオクとはどんなものか?
聞いてみました。
私
現在Shell V-Powerを給油しています。 シェルスタンドがアポロステーションに変わって、アポロステーションハイオクに変わりますが、アポロステーションハイオクの商品特徴を教えてください。 例えば、オクタン価、洗浄剤の有無など、今までのスーパーゼアスやV-Powerとの違いなど知りたいです。
メーカー
出光お客様センターへお問い合わせをいただきましてありがとうございます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご承知いただいておりますとおり、すべての出光SS、シェルSSは、2023年末までに、順次、apollostationとしてリニューアルする予定でございます。各SSにて取り扱う商品は、各ブランドの商品規格を満たすよう製造・調達した製品でございます。
そのため、apollostationにて販売するハイオクガソリンは、apollostationの商品規格を満たしたハイオクガソリンであり、出光スーパーゼアスならびにShell V-Powerの規格を満たすことは保証しておりません。
お問い合わせのapollostationにて販売するハイオクガソリンのオクタン価につきましては、Shell V-Powerや出光スーパーゼアス同様、おおむね100でございます。
また、エンジン清浄剤を添加しており、Shell V-Powerのような給油以前からエンジン内に付着している汚れをきれいにする効果(クリーンアップ)は保証しておりませんが、給油時点での清浄さを保つキープクリーン効果を保証致しております。なお、弊社系列SSにて取り扱うハイオクガソリンの添加剤の成分は社外秘のため、ご案内致しかねます。
Shell V-Powerは、シェルSSのV-Power取り扱い店舗にて、引き続き販売致します。V-Power取り扱いシェルSSがすべてapollostationに切り替わりましたら、Shell V-Powerの取り扱いは終了致します。
なお、V-Power取り扱いSSがapollostationにリニューアルする個別の時期につきましては、公開していないため、あいにくご案内致しかねます。
との回答が。
解説しますと、アポロステーションハイオクは、従来の出光スーパーゼアス、Shell V-Powerとは違う規格の新商品だということがわかります。
オクタン価については、おおむね100とのことで、出光スーパーゼアスのように、オクタン価100と完璧に謳っていませんので、そこのところ若干お茶を濁したようにとらえることもできます。
ですので、供給網によっては、おそらくバーター供給もあり得るとのことかな?まぁそこはブラックボックスなので、真相はわかりません。
ですが、レギュラーよりはオクタン価が高いことは確実でしょうね。
そして、洗浄剤は入っていることがわかります。ですが、Shell V-Powerのように、明らかに綺麗になるほどの効果はないようですが、それなりに綺麗になる洗浄効果はあるという解釈でいいでしょうか?
で、添加剤も入っているようです。
まぁそれがどの成分でどれくらいというのは社外秘だそうですが、添加剤が入っているのは意外でした。
あと気になるのが、シェルスタンドがアポロステーションへ全て変わったら、V-Powerの供給終了ってこと。
ん?1件アポロステーションに変わっても近くにシェルがあったら、アポロステーションでもV-Powerの供給あり。とも捉えられる文言。ここは微妙なところですね。
そんなわけで、アポロステーションハイオクってどうなの?
という人は参考にしてください。
出光がこだわりを持って開発したハイオクガソリンなので、目先の利益やコストダウンで、他社とのバーター供給せずに、独自供給網で高品質ガソリンを売りにすればいいのになぁと思います。
やはり正直に真面目にすれば、消費者は付いていくのでは?と思います。

このレシートのV-Powerが消え行きますが、新しいアポロステーションハイオクに期待したいところではあります。
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Posted at
2021/09/14 22:06:40