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最後は、パート3からエンディングのテロップに掲載されるようになりました。
ご存知出光興産。



正式なスポンサーとなり、堂々とマークが出てきます。



現場近くのスタンドの店員が目撃したということで、聴き込みもスタンドで行います。



このように、給油機の前で聴き込み(爆)

後ろの「赤アポロ」と「金アポロ」が懐かしい(爆)



これでもか！というくらい、出光を写しています(爆)




こちらは、地方ロケの岡山編。
やはり、シェルと同じく、地方でも協力しているメーカーのスタンドを使います。

で、この岡山バイパス給油所。
現在はどこかわかりません(爆)
岡山バイパス沿いに出光のスタンドがあるので、そこかなぁ？とは思いますが、断定ができないし、岡山バイパスも高架橋ができるなど、昔と随分違うから、わかりません(爆)
もしかしたら、すでにない可能性もありますし…

ちゃんと、店員にもお話聞いています(爆)

ということで、今まではそこまでメーカーを出すことをしていませんでしたが、ここに来て、堂々と出すようになりました。
色々あるんですね…

次に出てくるのは、シェル石油。
まだ昭和石油と合併する前のシェル石油単独時代。




大きなタンクに「Shell」と書かれていますね。
この話は、パート2の後半。
マシンRSが犯人に奪われ、遠隔操作による爆破を繰り返していました。
終盤に、変電所とガソリンタンクに爆弾をしかけ、爆破を試みようとする場面。
対岸から遠隔操作で爆破をしようと眺めているところです。

このシェル石油の施設は、かつてシェル石油東京油槽所があったところで、現在はありません。

爆破を回避するため、大門軍団が油槽所に行って爆弾を探します。



黒パトで乗り付けますが、黒パトの屋根部分に注目。
分かりにくいですが、シェル石油のマークが掲げられているので、本当にシェル石油の施設を使っての撮影だとわかります。

しかし、これだけでは、海沿いの石油施設を一時使っただけかもしれない…
そんな判断もできます。

次に、パート3の最初の頃の話。


こちらのガソリン明細書。
これは、犯人が乗り捨てた車（日産パトロール）に残されたもの。
これを手掛かりに犯人を探します。
ここでも、わざわざシェル石油の明細書が出てきます。

ちなみに、この明細書の神奈川石油という販売店は実在します。
しかし、残念ながら、現在は横須賀にお店はないようです。

ということで、実際の販売店の明細書が出てくるってことは、やはりシェル石油が協力していると思われます。

最後に、パート3の地方ロケ。福島編での場面。
この話では、犯人が偽装した観光バスがトイレ休憩で立ち寄ったガソリンスタンド。
最初の段階では、どのスタンドかわかりません。
その後、犯人を追うために、何故かお店に置いてある古いハーレーに乗って犯人を追いかけます。
そのスタンドを出るシーン。



思いっきり、給油機のデカデカの書いてあるシェルマーク。

ということで、このスタンドがシェル石油だとわかります。
他の話で別のメーカーが出ることはありませんので、偶然ではないようです。
話では、あまり目立ちませんが、シェル石油がこれだけ出てくるということは、やはりシェル石油が西部警察に向けて協力していたのは明らかのようです。


いつからかわかりませんが、シェル石油はパート2からパート3の前半にかけてシェル石油が協力していることがわかりました。

西部警察の石油協力の変移とは、堅苦しいタイトルですが、西部警察に付き物の爆破。
火薬はもちろん、迫力を出すために、プロパンガスやガソリンなども大量に使われたのは有名な話。
カーチェイスなど、車のアクションもかかせないので、ガソリンは欠かすことができません。

西部警察を見ていると、何となくガソリンの提供を協力している石油元売りもわかってきます。
やはり、公式には…



出光興産とされています。
しかし、出光興産がテロップに出始めたのは、パート3の後半から。
それまでは、出光興産のテロップは出ていません。
では、最初から出光興産だったのか？
というのは、いささか疑問です。
何故なら、最初から協力していたなら、物語でガソリンスタンドが出たりした場合、出光興産のスタンドが登場するはず。
しかし、出光興産のスタンドが出てきたのは、まさにパート3の後半あたり。
それまでは、違う会社のガソリンスタンドが複数登場しました。
そこで、ガソリンの協力した会社を分析してみました。

まずは、初期の頃は…



見てわかるように、装甲車、レディバードがあるということは、最初の話。
装甲車の後ろに、ガソリンスタンドがあります。
当時、オレンジ色のスタンドと言えば、三菱石油。
三菱石油の店舗の特徴として、大きな看板が目につきます。
看板には、三菱石油の製品やカードの宣伝などが主なもの。
女性がよく描かれている看板が多かったと思われます。

で、写真のスタンドは、まさに三菱石油カラーであるオレンジ色と、大きな看板。
それを見ると、三菱石油だと疑います。



裏付けるには、整備庫の「DSS」と書かれたもの。
おそらく、「ダイヤモンド、サービス、ステーション」の略字ではないかと推測されます。


場所は、白金と書かれていますね。


別の話の映像。


こちらも、オレンジ色のスタンド。
しかも、「白金給油所」と書かれているので、先程と同じ給油所だと思われます。



給油機のガソリンの名称に注目。

一番左は「スーパー」と書かれています。
おそらく、ハイオクガソリンだと思われますが、ハイオクガソリンをスーパーと記載するのは、三菱石油の可能性が高いです。
三菱石油のハイオクガソリンは、スーパーダイヤモンドであるので、可能性があります。

もう１つが「モンド」と書かれているものがあり、こちらはダイヤモンドのはず。

ということは、やはりこの白金給油所は、三菱石油だと断定できます。

撮影で給油所を使うってことは、やはり初期は三菱石油が協力していたのではないかと推測できます。

しかし、三菱石油が登場するのは、初期だけ。
あとからは、違うメーカーが出てきます。

それについては、またあとから…

とりあえず、西部警察初期は、三菱石油だったということがわかりました。

仕事の出張や遠征で使うこともあるビジネスホテル。

どんなビジネスホテルを利用しますか？
九州ならば、九州ローカルの駐車場が広いホテルAZというホテルを使うことが多いです。
しかし…このホテル。郊外型なので、街中に用事がある場合などは、不便すぎる(爆)
あとは、九州、山口限定なので、他では使えず(爆)

街中で用事が多い近頃は、街中の東横インを利用することが多いでした。
場所は一等地で、しかもリーズナブル。
しかし、前職で色々因縁があるので、東横インはあまり使いたくない(爆)
他に全国チェーンのホテルと言えば、アパホテルやドーミーインがありますが、高い(￣▽￣;)

他にも、スーパーホテルやルートインホテル、サンルートホテル、コンフォートホテルなどありますが、鹿児島にないので、ちょっと(￣▽￣;)
ルートインについては、前職で因縁があるので、絶対に使いたくない(爆)

ということで、残った選択肢は、チサンインホテル。
前職では良い印象があったので、こちらをベースにこれからは利用しようと思いました。
あとは、個人的には、コンフォートホテルかな？
やはり、前職でトラブルのあった東横インやルートインはもう使うことがないでしょうね。
とはいいつつ、東横インは仕方なく使うかもしれませんが(爆)

ビジネスホテルも色々あるから、どこがいいのか迷いますね…

西部警察では、多くの地方ロケが行われました。
北から、北海道、山形県、宮城県、福島県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、香川県、広島県、福岡県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県。

当時は、テレビ朝日系列があった地域に主に行っていました。
しかしながら、山形県、山梨県、熊本県、大分県、宮崎県はテレビ朝日系列が無かったですが、ロケだけは行われました(爆)

地方ロケが最初に行われたのは、山梨県。
系列局がないですが、東京からすぐということや、そこまで大々的に地方企業の協力は最小限でした。

続いては、福岡県。
この話から、地方企業の協力や地方局が出て来たりなど、後の西部警察の地方ロケの礎となったものになりました。

今回は、その礎となった話を取り上げます。
話しは、九州横断捜査網と博多港決戦の2話。

今回は、とくに博多港決戦について。


冒頭に突然の爆破シーン。
これは、話の終盤に大門軍団に追われた犯人。
銃撃戦の結果、手榴弾がトラックの運転席に落ちて自爆(爆)
運転席が最初に爆発しますが、何故か荷台までも大爆発。
荷台の扉が開かず、突き抜けて爆発します。
にしても、このアルミボディーは頑丈だなぁ(爆)

さて、この博多港決戦で一番の見物が、犯人が偽札を運んで逃走するところ。

犯人の車は…

810ブルーバードバンと日野レンジャー。
西部警察のお決まりならば、バンはセドリックやグロリアバン。または、スカイラインバン。
トラックは、日デのコンドルかいすゞエルフあたりが相場なので、珍しい組み合わせです。

この場面で有名なのが…


両側に立てられた「レパード誕生」の旗。
日産のディーラーや施設があるわけでなく、何故か何メートルにわたり、両側にしつこいほど不自然に立てられています(爆)
どさくさに紛れて、レパードを宣伝したかったのかな？


並んで走るブルーバードバンの間に、不自然なものが(爆)


こうなるための爆薬なんですよね(爆)

あと、この場面で西部警察で知らない人はいない名シーン。

西部警察パート2、パート3のタイトルの画像。
華々しく散っていくローレルとグロリア。
西部警察の激しいスタントを代表するシーンですね。
私は最初知らずに、何で冒頭のクラシックシーンが、警視庁ではなく、福岡県警察なんだ？
と疑問に思いましたが、そのシーンがこれだと知ったときは、納得しました。

この九州ロケでは、色んな場所に行きます。

福岡県南部の大牟田市の三池港。


熊本県荒尾市の三井グリーンランド。
地方ロケは原則的に一つの県が舞台になりますが、熊本県にまで行きます。


また、大分市も行くなど、本当に広域です。

また、今はなき川崎～日向を結ぶ日向カーフェリーも使うなど、宮崎県までも出て来ました。

ということは、福岡県、熊本県、大分県、宮崎県ということで、地方局の協力もあるのかと思いきや…

九州朝日放送だけ撮影協力(爆)
実は、この当時、九州のテレビ朝日系列は、この九州朝日放送のみ(爆)
今のように、熊本朝日放送や大分朝日放送がない時代でした(爆)
また、テレビ宮崎はありましたが、正式なテレビ朝日系列ではないので、完全スルー(爆)

ちなみに、西部警察では、鹿児島県もロケしますが、それはかなり先のパート3のあたり。
鹿児島放送開局記念のロケでした(爆)
そのとき、やっと九州のテレビ朝日系列が2局目でした(爆)

せっかくなので、エンディングで協力した企業をチェック。


注目は、右側の大濠ウエディングホール。
博多のウエディングホールですが、これだけでなく、パート3の鹿児島編や福岡編にも出てくるなど、地方ロケでは最多の登場です。



宝酒造は、西部警察では有力なスポンサー。
そして、東亜国内航空。
今は知らない人が多いですよね。
後の日本エアシステムですよ…
と言っても、それさえわからないですよね(￣▽￣;)

まぁいまの日本航空ですかな…

というわけで、西部警察の地方ロケの原形となった福岡ロケを振り返りました。