
コンタックスRTSです。
レンズがカールツァイス、デザインが
ポルシェ、メカがヤシカの混血カメラで
当時の雑誌の多くがレンズばかり取り上げて
ましたが、私はポルシェのデザインが気になって
ました。
カタログを見る限りでは、頭でっかちの
格好悪い印象でした。
しかし、実際に購入し、手にするとゴツゴツした感じがなく
非常に柔らかな感じでした。女性の体を触っている様な感じです。
特に、シャッターボタンから巻き上げレバーにかけての
曲線美が非常にセクシーな感じでした。
しかし、シャッター音が最後に金属音がするのが気になりました。
また、ワインダーを付けるとずっしりと重くなり、グリップも
ないので、操作性が悪くなりましたね。
写真右は、コンタックスRTSマニュアル(メカニズム編)で
当時カメラ屋には4つ折りの簡素なカタログしかなく
ヤシカにもっと詳しいカタログを送ってくれと葉書で請求
したら、まるで本のような豪華かカタログが来ました。
メカニズム編となってますが半分がレンズの解説です(笑)
特に、レンズは解像度よりもコントラストの高い方が
シャープに見えると例を挙げての解説は非常に説得力が
ありました。
しかし、レンズが非常に高価で、特にミロター1000mmF5.6が
当時540万円もしたので驚きました。
Posted at 2006/07/01 06:21:22 | |
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