80スープラ　エアコンパネル　青色LED化　〈Part2〉

　とりあえず、ボタン部分と風量調整つまみのLED交換が終わった時点で、テストのため車に装着してみました。

　すると、これがなかなかうまくいっています。高輝度というだけあって正面から見たらかなりまぶしいです。でも、他の光よりもだいぶ明るくなってアンバランスになってしまわないかなぁ…。

少し緊張する作業が続いたので、気分転換を兼ねて基盤についていた白いカバーと温度、風量調整つまみの白いカバーの加工です。

　写真のように、中をくりぬきます。写真はとりあえずくりぬいた時点のものですが、切り口はカッターなどで丁寧に削っていきます。

次は、エアコンパネルにある各ボタンのバックライトを青色LED化します。

　バックライトは台座に電球（？）が付いたものが基盤の後ろから差し込まれ、クイッとまわしてはめられています。全部で5個あります。それらを全部基盤から取り外し、さらに電球を台座から取り外します。

　と、ここからが非常に細かい作業になります。わかりづらかったらごめんなさい。

　台座5つは次のような組み合わせで使います。
・台座2つ…200Ωの抵抗、LED4つ並列つなぎ
・台座3つ…300Ωの抵抗、LED3つ並列つなぎ
（抵抗まで並列つなぎにしないで下さい。並列つなぎにするのはLEDだけです。抵抗とLEDは直列つなぎということです。）

　で、台座は抵抗をつけるとこんな感じになるというのが写真の状態です。

それで、まず写真の箇所をLED4つ並列でつなぎます。簡単に並列つなぎと言っていますが、非常に細かい半田付けの作業ですのでゆっくり時間をかけて丁寧にやってください。もちろんプラスマイナスは絶対に間違わないで下さい。

　で、そのプラスマイナスですが、この台座がはまる部分にはプラスのマークが書いてありません。じゃ、どっちがプラスかと調べてみました。台座のはまる箇所の基盤をみると導線が2つあります。このどっちかがプラスでどっちかがマイナスということですが、簡単に言うと、白い帯（基盤と基盤をつなぐ導線の入った白い帯）側がマイナスです。ただし、温度調節つまみのところにあるものだけ白い帯側がプラスです。

　台座を回しはめ込むと「あれ？どっちがプラスだっけ」となるので注意してください（そんなのぷらっちだけか・・・）。

そして次は、LED3つ並列つなぎのものを同じ要領で2つ付けます。今度は台座の穴とLEDの位置がななめになってたりして、難度がアップしますのでさらに慎重にやってください。

で、今度は風量調整つまみのところを3つ並列つなぎします。ここはトライアングルを形成しなければならないので、さらに難度アップです。

最後の並列つなぎは温度調整つまみのところです。ここは少し手順があります。
①白いカバーを参考に4つをまず円状に並列つなぎにします。
②台座の方は別に、抵抗を装着し、逆側にリード線だけをつけた状態しておきます。
③組み立てる過程で、白いケースに並列つなぎをしたLEDを組み込み、台座に足をだして、抵抗の足とリード線だけのものと半田付けします。
（分かりづらいですかね・・・）

最後に加工した白いカバーをつけて、完成です。
　あとは、組み付けて完成です。



〈Part3〉につづく