<9/10(月曜日)>
なんだかんだで昨日の中部MTGで疲れてたのか、前日は早くにバタンキュー。
で朝は綺麗な朝焼けとともに目が冷めました。
今回お世話になりました、湯宿ホワイト・ベルさん。
外観もさることながらアットホームで大変素敵な宿でした。
ネットとかはないんですけど、お部屋も広くて綺麗。
廊下や階段なんかもパッチワークや、自作されてる飾りものなんかがあしらわれていておしゃれで素敵な雰囲気でした。
露天風呂の温泉もあって、夜は星空を眺めながら温まれました。
実は少し早めに出たくて前日に食事は諦めようと話したところ、
「せっかくなので食べていってください。」
ということでご好意で30分早めにお食事用意いただけることに。
朝食も量こそ多くはないものの品数豊富でヘルシーで美味しかった。
値段も立山の旅館の中ではリーズナブルでしたし大変満足でした。
大変お世話になりました。
さて、荷物を積み込んでいざ出発です。
朝のひんやりとした空気が気持ちいい。
天気予報ですと午後から崩れるらしかったので、
午前中に(個人的に)最大の目的地だった称名滝に向かいます。
称名滝に向かう道は通行制限があります。
前日のうちに7:00~17:00という情報を調べておいたので
問題なく通れました。
結構いい感じのワインディングを進むとかなりの規模の断崖絶壁が。
こちらが悪城の壁。実際見るとかなりの大きさですね。
展望台があったので車を停めて記念撮影。
悪城の壁を沿うように進んでいくと遠くに白いすじが。
あそこかぁ~!!
ずっと進むと途中駐車場があり、車両通行止めになってます。
ここからは歩いて行かなければなりません。
約1km。遊歩道になってますのでそんなに苦労はないのですが、ゆるい坂になってるので思ったより疲れます。
そして徐々に水音は増して行き、ついにその全貌を表しました。
これが称名滝。
落差350m!日本で最大落差を誇る名実ともに日本一の滝。
東京タワーよりも高い位置から注ぎ込む様はまさに圧倒される迫力です。
右側に見える黒い筋はハンノキ滝。
雪解け時期の4月~6月あたりにしか見えないという、幻の滝。
こちらはなんと落差500m!一度拝んでみたいものです。
しかし・・・水が
とんでもない綺麗さです。
エメラルドグリーンで底が透けて見えます。

橋をわたって少し登った観瀑台からもう一枚。
この滝確かにものすごい迫力なのですが、
何故か心が休まります。
なんというか豪快というより荘厳という言葉が正しい。
そんな滝でした。
写真では迫力を伝えきれないですね・・・。
ぜひ機会があれば、生で見てみて下さい。
滝から戻り駐車場へ。
なんとなく滝と一緒に写したくなってちょっと記念撮影。
後ろにほんのちょこっと滝が見えます(笑)
帰り際に車内からの悪城の壁
さて、立山駅の駐車場に車を停めて、アルペンルートの切符を購入。特に予約もしてなかったのですが、シーズン外れの閑散期でかつ平日ということもあって人は少なかったです。
紅葉シーズンだとヤバイそうな・・・。
まずはケーブルカーに乗り込みます。
距離としては短いのですが予想以上の急勾配に驚き。
美女平に到着。
ちょっと時間あったので美女平から見た富山方面を見る。

ここからはバスで一時間の旅。標高1000mの美女平から、一気に2450mの室堂まで登っていきます。
途中先ほど行ってきた称名滝を眺めることもできました。
やっぱりでかいですね。
室堂ターミナルに到着。
やはり山の上は少し寒い。
ウィンドブレーカーを出して着込みます。
雄山、一ノ越方面は完全に雲に覆われ見えなかったのですが、逆方面はクリアでした。
まだ色付き始めですが紅葉も始まっておりとても素敵な景色です。
せっかくなのでちょっと足伸ばします。
みくりが池。すごく神秘的な池です。
魚は住んでいないのだとか。
PLフィルター持ってくれば良かった~と少し後悔。
代わりになるものないかなと思って偏向サングラス越しでS95で撮ってみました。
少し色ついちゃいましたが、池の色は良い感じです。
いやぁホントに広大で気持ちいい。
地獄谷方面。
火山性ガスが危ないらしく、今は通行禁止になってました。
たしかにこの位置でも硫黄臭さが漂ってきます。
途中の休憩場所まで一気に歩いて来ました。
何かだんだん晴れてきた!
日頃の行いがいいからですね!(オイ
立山カルストが美しい。
高山植物も咲き、彩り鮮やかです。
丘の稜線上の遊歩道。
ちなみに遊歩道がしっかり整備されてますので、割と普通のカッコでも歩けはしますが実際は結構ごつついていますので、
ある程度トレッキング装備はされていくべきかと思います。
ホントに一歩進むたびに新しい景色が広がるのでどこまでも歩いて行きたくなりますが、行き過ぎるとあとの工程に差し支えますので・・・残念ですが雷鳥荘までで戻ることにしました。
帰りは上り。知らぬ間に結構進んで来ていましたね。
雲が晴れてきていたのでもう一枚みくりが池。
1~2時間くらいのハイキングでしたがホントに素晴らしかったです。
今度はちゃんと時間作って行きたいですね。
山を登れる方はこんな景色も見えるようです。
ぎんがめさんのブログ
う~ん素晴らしい。。。
さてここからは黒部ダムへ向かうトローリーバスに乗ります。
一見ただのバスですが、電気で動くれっきとした電車です。
とは言えただのバスだよな~と思ってましたが、
走り始めてびっくり。無茶苦茶はえぇ!!
トンネルの中を激走!雄山の反対側まで一直線。
大観峰に到着。
黒部湖を見下ろす広大な景色です。
ここからはロープウェイで降りていきます。
氷河や万年雪も見えますね。
ロープウェイからの景色。やはりちょっと雲が多め。
黒部平に到着。ロープウェイ駅。
ここからはさらにケーブルカーで・・・。
乗り換えにつぐ乗り換えなんで色々な乗り物を楽しめます。
乗ってきたケーブルカー。
そして遂に拝んだ黒部ダム!
いやぁとんでもないスケールです!!
ちょうど今の時期は観光放水もやってるためこういう景色がいつでも見れます。
真上からの眺め。チンさむどころじゃありませんね・・・。
黒部渓谷。
こんな場所にダムを作ろうなんて言い出した人は、
きっと周りから常軌を逸してると思われたのでしょうね。。。
たまたま光が差し込んで少し虹が見えました!
周りの水路?などの建造物もスケールが違い過ぎます。
ほとんど城か要塞かって感じですね。。。
展望台から黒部ダムと黒部湖。
エメラルドグリーンの黒部湖が綺麗ですね。
写真で見るとそんなに大きくないじゃんと思えるんですが、
ダムの上の人たちがゴマ粒にしか見えません。。。
世紀の大事業ですね。。。
結構ここまで登るのに疲れてしまったのでアイスキャンディーを頂きます♪
さて見るものも見れたので帰りは逆コースです。
何故か帰りは乗り物の接続がいい不思議・・・。
室堂もう一回立ち寄ろうと思ったのですがこんな状態だったので諦めました。

ずっと降りてくると霧も晴れてきました。
富山市街に降り注ぐ光芒が綺麗です。
というわけで立山駅にもどり、帰路につきます。
いやぁホントに素晴らしかったです。また行きたいですね。
帰りはずっと高速ルートです。
有磯海SAで夕飯を食い、ちょっと出歩いてたら恋人の聖地っぽくなってたのでちょっと撮ってみたり。
海が見えたので眺めてましたが、うっすら能登半島も見えました。
次回は能登にも行きたいですね。
平日の夜なので車も少なく、
オートクルーズに入れて足を休ませつつ まったり順調に進みます。
トンネルの中で撮ってみたり。ブレブレだけどこれはこれで面白い。
途中ものすごい睡魔に襲われ某PAで仮眠。
気がつくと2時間近く寝てました(汗)
茨城県内に入ると天気も良くて夜空がとても綺麗。
オープンにして快適ドライブです。
星空の中のドライブ、これぞオープンカーの醍醐味ですね。
結局日は跨いでしまいましたが無事到着。
帰路は558km。
3日間で約1200kmの旅でした。
お疲れ。NG号。

Posted at 2012/09/14 09:13:35 | |
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