ステアリングカバー交換

スウェード調ステアリングカバーを気に入って使ってましたが、若干握りが太すぎるのと合わせ目がブカブカするのが気になって、編み上げタイプに変えることにしました。
ベンツで2度やってるので3回目の作業です。
ウー、面倒臭い。

取りあえず2針でベースボール編みでスタートしましたが、普通の場所でも2ｍｍほど寸足らず。
赤糸はレザークラフト用蝋引き糸で一番細い0.5mmって奴にしました。amazonで込々500円足らず。
今回はカーブ針なども調達しましたが、役に立ったのは最後の一針だけでした。

LUNAのコブ付きハンドルなので、コブの部分は２ｃｍほど足りない。
付属の黒糸ではなく別途調達の赤糸なので、仕上がり具合の悲惨さは容易に想像できます。
急遽ステアリングをノーマルに戻すことにしました。

純正ハンドルを5年ぶりに箱から出してみたら、スギ花粉のようなカビの粉が吹いてました。
窓フクピカで拭き上げて、LUNAのハンドルと交換。
バッテリーマイナス端子を外し、ステアリングコラムカバー左右にある穴のT30トルクスを2本外してエアバッグをホーンとエアバッグ配線を外して撤去。

エアバッグ配線は、黄色いプラ製固定具をマイナスドライバーでこじて引き上げれば抜けます。
センターナットは17mmソケット+エクステンション+ブレーカーバーで緩めました。

コラムカバーの+ネジ2本を外して、左右スポーク部のピアノブラックのカバーを+ネジ各2本ずつ外しノーマルハンドルに付け直して、逆の手順で取り付けて再挑戦です。
純正ハンドルはLUNAに比べ微妙に細いのでサイズ的にはほぼぴったりで、幅は実測で10.3ｃmくらいでした。
途中ハンドルの外側に糸を通したり、糸の長さ不足だったり過去2回と同じような失敗をしつつ編み上げました。
編むだけで2～3時間かかってしまったと思います。

握り部分にスウェード調が来るように装着。冬場指先が冷たくならないようにするためです。
上から被せるだけのタイプより、フィット感は良く握り具合もちょうど良い。
残念ながら合皮だと知ったのは購入後でした。本革だったらよかったのに…

取り付けたのはこれです。以前たまたまSABで見つけました。
本来カバーの両サイドには黒ステッチが入っていて、編み上げの際には黒ステッチに黒糸を通して行うタイプでしたが、赤糸を使いたかったので黒ステッチは外して、その穴を利用して赤糸で編み上げました。