右ハンドル車のエアコンフィルター交換

車両購入時以降未交換のエアコンフィルターを交換することにしました。1年8カ月の使用です。セルボでの経験上たぶん2年でも問題ないと思います。
最初はウォブルエクステンション+5.5mmソケットで行けると思いましたが、ステアリングシャフトが邪魔で無理でした。
固定ネジの頭とシャフトのクリアランスは2㎝ほどしかなく、ソケットそのものが15mmほどあるのでハンドルにつけたら絶対無理。

カバーを固定している5.5mmタッピングボルトは赤丸の位置にあります。
足元のフットレスト部のカバーは外さなくても何とか作業は可能ですが、何か落とすとカバー内側に入る可能性もあり、取っておいた方が作業性もいいです。

これはすでに外した後ですが、カバーのボルト部分は安全対策用なのか周囲に淵があって、真横からのアクセスだと1mmほどしか工具はかかりません。

結局手持ちで使えたのは、親父の形見のミニスパナセットの中の1本。
やすりなどとともに10本ほどのチャラいセットで捨てようかと思ったのですが、他に代わりもないので持ってました。

黄色の線で囲ってあるのが取り出すフィルター。ステアリングシャフトと赤丸のコネクターがつながった配線が邪魔で引き出せないので、コネクターを外して配線をどけます。
コネクターは青い樹脂部分を引っ張り、ボディーに固定している爪を上下にひねって外します。

後は先ほどのスパナで下側のボルトを根気良く回し、上側はソケットで回して外しました。フィルターは元に戻らないんじゃないかと思うほどひねって取り出し。
新旧比較。
まあ普通に汚れてます。特に臭いなんかはしてませんでした。

後々のことを考え、フィルターケースカバーのボルトの淵は切り取りました。
これで次回からは真横から工具を入れられ、今日届くはずの板ラチェットも使えるはずです。
フィルターカバーのねじを省略してしまう方もいるようですが、私のS4の場合カバーは爪などでかっちり嵌まる構造ではなく、ボルト無しでは脱落する可能性もありました。

フィルターを入れ込む前に、ナイロンの紐でこんな風に縛ってから押し込みました。
それでもかなりの力技となり、ケース内部で指でほぐして、自身の弾力性で元に戻ることを期待しての作業終了。今回は初めてで色々考えつつやったので2時間ほどかかりましたが、次回は30分でできそうです。