目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回、メカチューンエンジンを載せ替えると同時に、点火プラグも4本新品に交換しました
自分の中の購入条件は?!
①NGK製(日本特殊陶業)
②プラチナ製チップ付(白金)
③純正イリジウムプラグより高性能である
詳しくは、貼り付けのメーカーの動画で確認してください。
上記、1番重視した購入動機の③ですが
『プレミアな性能を実現した新設計』
世界初の新素材 ”ルテニウム配合中心電極”
”白金突き出し+オーバル形状外側電極採用”
この様な謳い文句がHPに記載してあったので
プラグ先に採用している中心電極に興味津々
この高性能点火プラグ4本共にちょこっと自分オリジナルにチューニングを施します。
2
標準プラグとプラチナプラグの見分け方わ?
写真の様に黒い線が有りか無しで見分けます
イリジウム製は、中心電極が細いのが特徴。
プラチナチップ付(白金)は高耐久性が特徴。
トヨタ純正は白金を使わない標準イリジウム製で耐久性は標準プラグより少し良い程度
ですので、交換時期は、5万km程度を基準に
3
ここで、自分オリジナルにチューニングです
中心極と接地極の隙間をギャップと言います
簡単に言えばギャップ隙間を広く調整します
このギャップはプラグの消耗と共に開きます
プラグ交換時はそのまま装着するのが一般的
NGKプラグだとLFR6ARX-11Pの記載が有り
上の写真⑪がギャップ1.1mmと言う事です。
記載無しプラグは0.7~0.9mmで設定します
この隙間が、果たしてどの様な効果がある?
このギャップが0.1mm違うだけで、エンジンのかかり具合やトルクや燃費が変化します。
4
トヨタ純正のイリジウムや今回購入のプラチナチップ付きプラグも同じですが、外箱には
『極細電極につき、火花ギャップの調整はしないでください。』
これは、極細電極を破損する恐れがあるので、調整不可と記載しています。
ですが自分は、この事は無視して調整します
5
今回ちょこっと細工は、ギャップを広げます
プラグ機能は”着火(引火)と”飛火”があります
飛火➡中心極から接地極に火花が飛ぶ事
着火➡火花で混合気が着火(引火)して燃焼する事
■プラグギャップが狭いと
電極の消炎作用で火炎核が成長しにくくなって、着火ミスが発生しやすくなります。
■プラグギャップが広いと
消炎作用の影響は小さく着火ミスは少ないが、広すぎると逆にプラグ放電性が悪くなってダイレクトIGコイルの要求電圧が高くなり飛火ミスの原因となります。
この事から各エンジンごとに、点火システムや圧縮に最適なプラグギャップの基準値が設定されています。
6
今回、自分オリジナルのギャップは、現在1.1mm➡0.1mmだけ広げ4本共を1.2mmに調整
調整に使う物は、シクネスゲージとラジペン
電極を壊さない様に少しづつ曲げを戻します
曲げ戻しするたびに1.2mmに合わしたシクネスゲージを通してギャップ広さを確認します
曲げ戻し作業は、思った以上に力がいります
また、曲げ戻し過ぎた時には、プラグを反対にして、軽く床に何回か落とす様にします。
この調整作業は、丁寧にしないと中心極細電極や接地電極を痛めた状態でエンジンに取り付けると燃焼室で金属片がシリンダー内を傷つけ取り返しの付かない事態になります。
7
ここでリスクを背負ってまで、なぜ?!プラグギャップを広げるのが良いのか?
ガソリンエンジンは、圧縮された混合気に着火させる為に点火プラグを使用し、その電極間に高電圧で放電させる動作は、動画のとおりです。
その火花強さは、中心電極に放電が始まる電圧が高い方が、より最強の火花になります。
言ってみればダイレクトIGコイルにかかる要求電圧が、純正12Vより高い方が強くなります
その手法は・・・?!
1、火花の強さを大きくするには供給電圧を高くする➡ダイレクトIGコイルにかかる電圧を強制的に純正12Vよりも高電圧にする
これに関しては、自分は『Ignite VSD alpha 16v 』と言うアンプ作用製品を装着済みです
このイグナイト16Vは、ダイレクトIGコイルのかかる電圧を任意的に純正の12V➡16Vに上げ、点火爆発力UPすると言う製品です。効果や作用の詳しくは下記のリンク先で!
https://minkara.carview.co.jp/userid/1883785/car/1443668/2498615/note.aspx
2、プラグ本体の火花放電電圧を高める➡プラグのギャップを広げて中心電極を細くする。
これに関しては、今回交換するNGK製の『Premium RX』スパークプラグが構造上の高耐久・着火性能など共に最適なスパークプラグだと思います。
8
最後に自分のこだわりの取り付け方法ですが
なるべく、接地電極が無い、開いている方をインテークパイプ(混合気が侵入する)方向に向けて取り付ける事です。
取付後にプラグの接地電極の開いている方向が装着後に見てわかる様に取り付け前に油性マジック等でマーキングをしておきます。
このスパークプラグの装着方法は、少しでも良くなってほしいと言うおまじないかもしれませんが、何となく、昔からのこだわりです
今回のプラグギャップ調整は、あくまでも自分なりのオリジナルチューニングです。
実行する際は、必ず自己責任でお願いします
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