ロードバイクのパーツを交換します。
何のパーツかと言いますと・・・
フレームです。俗に言う買い替えです(笑)
SPECIALIZED ALLEZ SPRINT
ALLEZは以前乗っていたものの後継です。
いや、今見てもかっこええわ(笑)
その派生モデルのSPRINTという仕様なんですが、自分が乗り始めた時は
素材と溶接方法が違う2モデルのフレームという1車種でした。
当時のSPECIALIZEDのロードバイクのフラッグシップモデルは3つあり
・TARMAC:オールマイティ
・ROUBAIX:ヨーロッパの石畳レースを走るため振動吸収性に優れている→乗り心地良し
・VENGE:ペラッペラのエアロード(笑)
でした。
数年後にSPRINTの初代が登場して、エアロロード寄りの結構デザインが違うものが追加され
これはVENGEの設計思想を踏襲していたんですが
最新であるこのSPRINTはエアロロードからもっと汎用性に振った、
「TARMACと同じ設計思想で素材がアルミである」という位置づけになったようです。
個人的にはエアロロードはデザインが嫌いですんで
後ろ三角のフレームの小ささ(シートステーがオフセットしてる)が気に入りませんが最近見慣れて妥協傾向にあって
かなり自分好みのアルミフレームデザインに近づいたんで
SPECIALIZEDびいきの自分は前から欲しいとは思ってました。
フレームデザインはTREKが一番なんですが、TREKという名前が気に入らない
という如何ともしがたい事実を受け入れることができませんでした(笑)
新しいの欲しい参照。
現実的にはフレーム売りが無いという点も大きいですが。
何度も完成車を買ってパーツを売り払いましたけど、結局差し引き金額的にそのモデルのフレーム単体価格を購入する費用に勝ることができません。コロナ禍の需要と供給のバランスが崩れて高騰してたタイミングを利用するくらいしないと無理です。
結論TREKが「フレーム売り」かつTREKのロゴを嘘でも「S-WORKS」に換えれば100点満点。
話は戻りまして、SPRINTとは別に無印ALLEZもあるんですが
こちらは完成車のみな上にキャリアダボが付くという温い仕様かつ、
溶接技術がSPECIALIZEDのコア技術が入っていない、
いわば「同じ名前というだけ」なんで即却下。
残りはSPRINTのみですが、欲しいと考えていた時期はすでに完売状態で
次のモデルがいつ出るか?を行きつけの店に聞いていたところ
「春から初夏のどこか。HPチェックしといて」
という話でした。ですんで「まさかこんなに早く出るとは」ではありました。同時に
「うちに電話してくれたらもちろんすぐに押さえとくけど、フレーム単体はすぐ売れるからHPで直接注文するのが一番確実。うちを送り先に指定してくれれば
そのうちの利益分はうちに入るからそれが一番手っ取り早いよ」
と言われておりました(笑)SPECIALIZEDはそんな売り方をしております。
こっちで手続き全部済ませとけば店側もその分の手間賃経費抑えられますね(笑)
完全な通信販売はしていないそうですけど、発送手続きの画面にはなぜか直接家に送ることも可能でしたんで結局どっちなんでしょう。家の場合は送料がかかるので行きつけの店がある場合あまりメリットがありませんね。
で、先週なんですがメーカーからメールが届きました。
「新色が追加されました」とのこと。実質今年モデル(追加生産)です。
前回のモデルチェンジ時期を考えるとしばらくはそれはないでしょうしね。
普段から気になったフレームは全て遊びの範疇でCADでジオメトリーを書いて
それぞれを重ね比較できるようにファイルを作っていて今のフレームとの比較は頭に入っていたのと、パーツ互換性を中心とした仕様比較も頭に入っているんで
会社から帰ってメールを見た後は仕様のおさらいと、「今これ本当に買いなのか?」という自問自答を3時間くらいやって決済しました(笑)
フレームのカラーについてですが、またも赤。
「またかよ」という感じですが、CHISELと完全同一を理想としてました。
実際はCHISELよりもっと深い赤で、ラメも粗くキラキラしております。
赤は一番好きな色ですが本当に好きな赤は、マツダレッドでも無く
サザビーレッドでも無くワインレッドです。HPの画像を見ると
うーん、今書きながら画像を比較すると実物と同じ印象にも見えないことはないですが
なんかちょっと印象が違いました。思ってたよりも暗かったです。ワインレッドなんで好みではあります。
SPECIALIZEDの「HPの画像と実物が違った」という話はYOU TUBEでも同じことを言っている人がいるんですが今回一番驚いたのは
この白いフレーム。白と銀の中間っぽい色で実はこれと悩んでおりました。
「白いフレームに赤いパーツを付ける構想」と
「赤いフレームに白いパーツを付ける構想」がありました。
で、たまたまこれが店にありました。
実際は白というよりもアルミ素地に近い白で、表面処理はヘアライン加工でしかもツヤ無しです。
そのヘアライン加工も一昔前よくあった国産バイクの正立フォークアウターチューブのそれほど綺麗じゃない。粗い。
「サテンフォグティントブラッシュ/ブラックパール」という名前から白ではないんですが、誰もが白の部類と思うんじゃないでしょうかね。
ブラックパールって記載ありますけど最低でも黒要素は無しですもんね。
色の名前問題は
「かつてのサスペンスドラマのタイトルばりに訳分からん」問題
もしくは
「テレビブルーレイレコーダーのリモコンボタン数多すぎて訳分からん」問題と同様ですね。
ストレートに言うとこれは塗装工程の途中にしか見えません。
これ買ってたらものすごいショックを受けていたと思います。
画像のフレームは売約済みでなく店に飾っていたということは、店としておそらく売れる見込みで取り寄せた、在庫を確保した(ノルマがあるので売れるモデルとサイズは最初から在庫しとく方が有利)のかと思いますが実際ユーザーの反応が知りたいです。
まあこの価格帯のモデルを買う人はスポーツの道具と見ている人が多い気がしますし、となるとサイズが合えばそれ以外は問わないのかもしれませんね。
他にはこんな奇抜なカラーもあります。メーカーからのメールは
このSPRINTのフレームに「新色が出ました」というのが主旨でしたんでこの色だけ追加されて他の色は無しでしたら黙殺してたでしょうね。まあALLEZは過去もド派手なカラーが多くありますしそこはいいでしょう。今から思えば新色追加情報だけで他の在庫には触れていないのに、他の色の在庫が復活したのを自分がクリックしてチェックしたのは偶然としか思えません。
組み立ては、1週間~10日間ほどかかるということでした。
購入手続きの最中に、HP説明では発送までに2週間くらいかかるとのことでしたが
水曜から手続き開始して木曜に決済完了、金曜発送で土曜に届いたようです。
聞くと発送先の店が決まっていてそこと話が全て付いている場合は出荷が早いということでした。
発送先が家の場合は「本当にこいつの家に送って大丈夫か?めちゃくちゃなクレーム言うてくるやつかどうかを判断しなければならん!」なんて審査されるんでしょうかね。
本来の出荷予定2週間後となるとGW間近で、そこから換装となると
GWを跨ぐ→GW乗れない→GW後だと富士ヒルが近い→富士ヒル終了後換装
という計画でしたが、こんなに早く入荷すると我慢できません(汗)
ということで10日間くらいロードバイクが留守になりますが
(実際は一部足りないパーツの入荷にも依存する)
昨日夜クライムで走り納めして、今日からはMTB練習します。
↑前より工事が少し進みました。
行きつけの山。
桜の名所ではないですがそこそこの本数があり今週半ばが見ごろ?
最後に過去のド派手カラーモデルで、世界で自分以外に誰一人として興味なさそうな「自転車をただ組み立ててるだけの動画」、なのに世界中でなぜかパクリが増殖してる「DREAM BUILD」なる動画挙げときます。