以前はアルマイトの鮮やかな色合いが好きで色んなものをアルマイトしようかと考えていたのですが、(特に赤)退色した時のみすぼらしさや剥離や腐食が起きるデメリットなどを考えると、「塗装」というものの本来の目的である「素材表面を守る」という観点から最近は表面処理は塗装がベストだと考えております。
なんのこっちゃ?という話ですが
最近、塗料の進化がすごいですね。
「お前は昔の塗料の事情を知ってんのか?」と言われそうですが
90年代のプラモデルの塗料なら知ってますよ(汗)
最近流行り?の高強度塗装と言えば
・パウダーコート=粉体塗装
・ガンコート
・セラコート
でしょうか?
パウダーコートには、RXコートとかダイヤモンドコートとか
分厚い、脆いという弱点を克服したような進化型があるようです。
この中で試していないのはセラコートですね。
ガンコートは今で10年くらいでしょうか?
これらはアメリカ発の軍事塗料ですが
代理店同士があからさまにバチバチやらかしてますね。
(いやセラコートの代理店がガンコートの代理店をけん制してるだけか?)
セラコートを扱っている鈴友という会社の人と話をすると
ガンコート批判がすごいです。
でセラコートとはなんぞや?という話ですが
塗料に微細なセラミックの粒子が混ざっていて
企業秘密だそうですが、塗膜の強度を出せて
耐熱性にも優れていて、放熱性にも優れていて
断熱性にも優れているという相反する要素を
調合やらなんやらで特性を変えられるそうです。
ガンコートも同じ特性を持ってますが、断熱性はありませんね。
耐熱性と放熱性の具体的数値データも出していないそうで、
その辺を鈴友から突っ込まれまくってます。
で、本題ですが
近所にどちらも扱っている塗装屋さんがあり、フォークをメンテしている間
「今がチャンス」とばかりにある部品をガンコート依頼してきました(笑)
実際現場での塗料の評判を聞けたのでよかったです。
塗料を売る側(代理店)と施工する側(塗装屋)の評価の違い(笑)
ただいまこんな感じ。シートもありません(?)
Posted at 2017/05/14 22:07:57 | |
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自動二輪考 | 日記