ある意味、点が線となり線が面となる(笑)
昨日バイクに乗ろうとしたところ、エンジンは問題無く始動。
というか調子絶好調。皮肉にも前の不調の時から始動は絶好調なんです(汗)
(それは圧縮がいい具合に落ち気味だからこそキックしやすいだけという不安も)
で、走り出したのですが、2速に入りません。
何をどうやっても2速に入りません。
前から2速は特によく失敗していたのですが、それがついに噴火したのか!?
この書き方ですと、もうオチはしょうもないことだということは予測できるでしょうが、
実は「ある修正」をシフトペダルに施しておりました。
しかし、そのこととは直接関係しないというかむしろシフト不良は起きない方向になると思い、行なったことなんですが、以前からのシフト不良はトランスミッション内に原因はあるだろうと思っていたので、近所のヘッドOHを依頼したメカニックにバイクを持ち込まずに相談に行きました。
こちらは腰下OHの依頼を前提に伺ったんですが
2速に入りませんということを伝えると「3速は?」と質問されたので
「2速に入らずニュートラルのままなので3速以上は無いです」
メカニックの方は「全然入らへんの?」と聞かれたので「そうです」
と答えると「それは腰下OHやな」と珍しくあっさり断定(笑)
そこまで言うということはそうなんだろうと思ってたまたまあった廃棄用トランスミッションやクランクケースを元にアドバイスしてくれました。
で、腰下のみの分解、組み立てを依頼しようとお願いしようと思ったんですが
「もちろんそれはええけど、腰上ができたんやったら腰下は組むだけやからできるで?割るときに工具がいることくらいかな?それが問題ないんやったら、特にオフ車みたいな単気筒はAPEみたいな小型のエンジンの構造のまま大きくなっただけやし、やってみたら?」
といわれたのでOHを決心しました。
ああ、中旬のエンデューロ、また出られない(泣)
で、もし腰下を分解する場合、KLXの初期型はフロントスプロケットが付いているアウトプットシャフト(カウンターシャフト)のスプロケットの固定方法が
大きなC型リングでして、これが元々ガタがあります。
おまけに低速で大トルクで走るようなオフ車の使い方だと
この部分のスプラインが磨耗してきてシャフト自体を交換しないといけないので
この際、これを後期型のナット留めのシャフトに交換しようと
WEBIKEで注文しても延々長期欠品ですので行き着けの店に注文に行って
そこでも事情を説明して色々しゃべっておりました。
で、その前にトランスミッションに問題があるかどうかを見る前に
シフトメカの方に問題があるのでは?と思い、そちらは前から交換部品を持っていたので早速分解してみました。
画像はありませんが、終了しました(笑)
しかしその時にポカミスをして
カバーを割ってしまいました(汗)
ここは予備エンジンの出番です。
難なくリカバー完了。
で、動かしてみたのですが、やっぱりシフト不良は直りません。
で、上記の店で話をしていたのですが、どうも事情を聞いていると
トランスミッションの不具合だと若干矛盾を感じた要素があったそうで
もう一度シフトメカの部分を見てみたほうがいいとのことで
家に帰ってまず外観からチェックを始めました。
昨日入れたオイルをまた今日も交換するのは中々大変なんで...
とここであることに気づきました。
オルタネーターカバーのKAWASAKIロゴのaの部分に小さいけど深い削れがあります。
当たってる???
ここで、冒頭のシフトチェンジペダルにある修正を加えたということが効いてくるのですが
実はシフトペダルの取り付けネジが緩んでいたのでそれを増し締めしました。
それが原因でした。
前からちょっとおかしく感じておりましたが、どうもこのペダル曲がっているようです(汗)
一度こけたときかな???
それが原因で内側に曲がったため、カバーと干渉していたようで
今までそれでもチェンジできていたのは取り付けネジが緩んでいたからであって
毎回カバーに当たってネジのガタがあるためカバーの表面を撫でながら変速していたようです(汗)
それがネジを固定してしまってレバーの剛性が高くなってカバーへの干渉を避けられなくなった、と。
思い込みや不具合が色々重なったせいで危うくOHとなるところでした。
これでなんとかエンデューロは出られそうです。
Posted at 2017/04/02 20:28:09 | |
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