ばらしたエンジンからバルブリフター(タペット)を流用し
滑りを良くする加工を行ないます。
あと、微々たるもので、これホンマ必要?ってパーツなんですが
オイルポンプです。知る人ぞ知る「トロコイドポンプ」です。
まあ、ローターリーエンジンみたいなもんですわ(!?)
せっかくバラすんなら換えとこうと思ってかなり前に買ってたんですが
中古エンジン手に入れたんで、あんまり意味はありませんでした。
あと単純にここの効率上げることにどんな意味が?ってことなんですが
最終的には全ての摺動面への施工なんで...
ちなみに施工するのはWPC加工とモリブデンショットです。
WPC加工は、サンドブラストよりも微小な粒子を金属表面に打ち付けて
その表面の特性を変えてしまう加工です。
鍛造のような効果があり強度が上がると同時に
マイクロディンプルを作りそこにオイルを溜めることによって
摩擦力を低下させるそうです。
まあ、前者は効果は疑問、後者が支配的なんかな?と思います。
モリブデンショットはさらにそこへモリブデンを付着させる?そうです。
ちなみに、一番高価でパフォーマンスが高いのはDLC加工です。
これはリフター1個5000円以上!!!
黒光りした表面で見た目のインパクト大です。
カワサキはハイパフォーマンスモデルにこれを標準採用です。
KX250F、ZX-10R等。
あと、来年モデルの10Rのレーサーモデルには
リフターにもDLCが施工されたとの公けの情報です。
今月末、来月参戦予定のエンデューロに無事出られたら
そのあと、フルメンテやる予定です。
もう今年の冬は乗るのあきらめてます(汗)
Posted at 2016/10/13 22:34:05 | |
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