
デュアルコントロールレバーとは・・・
ブレーキレバーとシフトレバーが一体となったレバーで、
ハンドルから手を離さずにブレーキング、
ギアチェンジができるシステムです。
現在、ロードバイクではこのレバーシステムが主流ですが、
自分のCROSS-CHECKはバーエンドコントローラー(略してバーコン)で一回一回手を離してギアチェンジします。
ちなみに昔は、バーコンに似たようなレバーをフレームに取り付けて操作したそうな。
なんでも、カチカチと1速1速決まらずに1速ギアチェンジするのにどれだけレバーを回すかを考えてやらなければならなかったそうな。
バイオリンじゃないんやから(笑)
SURLYはなぜか全てのドロップハンドル車にバーコンを採用していますが、
理由は、スタイル、構造の簡略化→耐久性、ハンドル前にバッグを取り付けるため(デュアルだとバッグが邪魔になるらしい)→ツーリング重視等言われていますが、詳しくはわかりません。
ずーっとデュアルコントロールレバーに憧れていたんですが、国内のSHIMANOのそれと、イタリアのCampagnolo(カンパニョーロ)社のそれか迷ってました。
SHIMANOの特徴は、コストパフォーマンスが良い、デザインがダサい(笑)、現在同じ会社の変速機を使用しているので本来同じ会社同士組み合わせないと動かない。
Campagnoloは、デザインが良い、値段が高い、補修パーツも高い、耐久性がSHIMANOの1.5倍ほどらしい。
結局まだ迷っているのですが、Campagnoloのデュアルコントロールレバーがデザイン的に優れているのでこれを装着したいというのは自転車乗り間でもよくあることのようで、
デュアルコントロールレバーのみCampagnolo、それ以外をSHIMANOという試みをやっているようです。
その名も「シマニョーロ」(笑)
言ってしまえば、車だと、フェラーリのトランスミッションをトヨタのシフトレバーで動かすようなもので、本来動かなくて当たり前。
しかし、意外と何も細工をせずに動くことが多いとのことです。
しかも、SHIMANOの9速ギアシステムにCampagnoloの10速レバーという組み合わせで。
もうこれは試すしかありませんね(笑)
だめなら時間をかけて部品を交換してフルカンパにでもしましょう。
自転車乗り以外の人には、自転車の変速システムはあまりピンと来ないかもしれませんのでとりあえず、動画でも。
後輪のギアを変速しています。カチカチ言うたびに動いているのは後輪ギアの変速機です。
シティサイクルなどの変速機が外に見えてないタイプはペダルを漕いでいない時にギアチェンジしますが、動画のようなスポーツタイプの自転車は漕いでいる最中しかギアチェンジできません。
動いている最中のチェーンを無理やり隣のギアに掛け直す感じです。
だから、ディレイラー(脱線機)という名前のパーツなんですね。
レバー側の操作はどんな感じかと言うと、
Campagnoloのデュアルコントロールレバーです。
その名もエルゴパワーといいます。エルゴノミクス(人間工学)から来ているそうです。
握った感覚は「こう握れ!」という気持ちが伝わってくるような正しい握り方を教えてくれるような感じだそうで初心者には良いらしい。
同じイタリアのMOMOステアリングもそんな感じなんでしょうか?
カチカチやってるのはギアチェンジです。文字の入った一番でかいカーボンレバー(カーボンを使っているのですよ!)を握るとブレーキになります。
初めて見た時はちょっとショックでした。
自転車に興味が無くてもメカ好きならびっくりするんじゃないでしょうか。
そもそもリア11速という時点でびっくりか...
Posted at 2009/04/12 22:26:20 | |
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