例のKLX125ヘッドライトカウル流用のための自作ステーですが
発注した下側ステーが出来上がりました。
知らない人にとってはなんのこっちゃわからない形ですが
よく見るとネジ穴が一つもありません。
もう、性格がよく現れている図面の書き方ですね(汗)
図面の本質は、自分の要求が相手に伝わればいいんです。
今後のためにこのブログに設計図を保存しておきます。
(同じカスタムがしたい変態の方(笑)がこの図面を参考にする場合は
以下を必ず読むこと!)
こんな図面、プロの機械設計士が見たら失笑ものなので
自分の職業を知らない人のために言い訳程度に言っておきますが
CADは時々使ってますけど職業が機械設計ってわけじゃないですよ!
ネジ穴が無い理由は単純にどこに空けるかが手探りだから自分で空けることにしました。
これをベースにいつかもっと最適なステーを作るために。
早速バイクに合わせてみたのですが
あれ?角度が合わない!
この鋭角な折り曲げ角の根拠ですが、
フロントフォークのキャスター角(フロントハブ軸を通る垂線とフォークの間の角度)
をサービスマニュアルで調べて、カウルがフォークに対して直角に取り付くのではなく、地面に対して水平になるように
90°-キャスター角で曲げ角を決めました。
そこで問題が発覚しました。
曲げ角に73.5°を指示してますが実はキャスター角は26.5°
90°から引いた値が曲げ角になるのですが
驚くほど単純な引き算をミスしました(泣)
しかも事前に検討した時のメモを見れば、ちゃんと63.5°のメモがあったのに
ついうっかり図面書いている時にやっちゃいました(汗)
悲しすぎる...
とても曲げを増やせるような強度の弱いものじゃないので
先日、会社の万力を使ってこっそり真っ二つに切りました。
この、切る作業も30分以上かかるくらい厚みもあって苦労しましたが。
今後の予定は、単純のちゃんとした角度の小さなアングルを製作して
この真っ二つに割ったのにくっつけてバイクに取り付け
全て寸法が決まってから正式なステーを発注するつもりです。
Posted at 2016/02/27 10:21:19 | |
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