前回の追憶編に引き続き、また映画館へ行ってきました。
もちろん「閃光のハサウェイ」(笑)
この物語はもう80年代に書かれたものなんですね。
昭和なのか平成なのか…
ガンダムの小説版と言えば子供の頃、
地元テレビ局で再放送もしくは再々放送されて見ていたZZガンダムを
家族旅行で最終回を見逃した悲しみから小説版の下巻だけを読んだことがある程度で
もちろん閃光のハサウェイも知りません。
そもそも文学って苦手ですし。
ただ、コアなファンの間では人気と物議を醸している内容らしく
自分も断片的に聞いているので結末を知っているのですが
「映画になって欲しい、いや絶対無理でしょ」みたいな感じだったそうです。
それがまさかの映画化で、今のとこ「結末が書き換えられるのでは?」
という見方が多いです。
個人的には、ガンダムUCが良かったので、それ以前の時代の物語を
大作として映画化するのは難しいんじゃ?と思っていたのと
あと、プラモでも先行して発売されている主役機体のビジュアルが
なんで???
という印象でしたので、お布施の覚悟で観にいきました(笑)
いやまずペーネロペーって名前、ギリシャ神話由来だそうですが
なぜそれを持ってきた?とツッコミたいです。
まあ思えば、初期作品は名前にあまり大きな意味がないので除くとして
後のナイチンゲールとかサザビーとか刹那Fセイエイとか
言い出せばキリがないですが...
ペーネロペーの第一印象ですが、
これを思い出した。
そんなこんなで観にいくことにしたんですが4DX2Dもやっているとうことで
(余談ですが4DX2Dって名前、ややこしい。「西中島南方口」みたい。もしくは「貞子3D2D版」)
逆襲のシャアを見た友人が4DXがすごく良かったと言っていたので
迷いに迷った挙句2Dを選択しました(笑)
前置きはこれくらいにして観た感想ですが・・・
非常に面白かった!!!
これは完全に当たりです。
席を立つ際に周りの声が聞こえたのですが、小説を見てるであろう人間が
ストーリーは原作に割りと忠実だということでした。
そして映像がものすごいです。
東南アジアの島々を低空飛行するシーンとか植物園を歩くシーンがあるのですがCGがリアルすぎ。
戦闘シーンが市街地上空で行なわれているのと地上を逃げ回るシーンが
同時並行して進むシーンがありますがそれもものすごい表現が細かい。
コクピットのモニター上の情報もものすごく細かい。
あと、個人的にはそれほどですけど、登場人物の会話が
文学じみてますね。小説独特の言い回しを彷彿とさせるというか、
一つの単語に何個形容詞付けるの?みたいな。
これが嫌いで小説あんまり読まないんですよね(笑)
多分これが好きって人いっぱいいるでしょう。
全体的に暗いシーンが多いですが(戦闘は夜ですし)
最後の戦闘シーンは見ものです。
その最後の戦闘で勝利するのでハッピーエンドの雰囲気で
エンドロールへ持っていく展開もすごい良いです。
出てくる機体についてですがまずペーネロペーは主役機ではありませんでした(笑)
これが暗い中で飛翔するシーンが何度も出てくるのですが
かっこいいですね!←訂正入りました。
戦い方、武器も現実路線の兵器って感じです。
主役機もビジュアル的に共通点が多いのですが
同じ会社が同じ時期に敵味方に同じ技術を売りさばいたって
現実的な事柄を持ってきたのもいいです(プラモの生産の都合?)。
ただ、ガンダムシリーズ全てに言えることですけど、
1回観ただけでは物語の半分も理解できませんって(笑)
まず固有名詞が人物名なのか組織名なのか地名なのか作戦名なのかすらわからない。
人物名がいきなり略称で呼ばれていたりする。
そういうのもあって、あえて2Dで観たんですが
先行発売ブルーレイ買ってしまいました…
2回目を4DX2Dで観るか迷った挙句その費用をブルーレイに回して
観た次の日にもう一度映画館に行って買ってくるという...
(映像がすごいという点で言うとこのジャケットのハサウェイもまさにそれ)
すでに3回見ました。次回が楽しみですが、
1年くらい延期したそうですが、ということは次が早いってことなんですかね?
Posted at 2021/06/20 22:20:05 | |
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