フロントタイヤの交換です。
こちらは毎回自分で交換成功しているので今回も当然。
注文したタイヤが届くタイミングを見計らって事前に外しておきます。
ところで最近注目しているバイクの技術系動画がありまして
「フロントフォークの突き出し量はアクスルシャフト基準で合わせる
→左右で違う」というのがあります。賛否はあるようですが
調べてみても否の方は論理的な反論はなく、これで起こる左右公差の数値がどの程度かという前提を無視した話ばかりで
今のとここの店の論理を信用しております。
せっかくなので実践してみました。
やってみるとかなりムズい...
これでかなりアクスルシャフトがスムーズになったかと思われるポイントを出せたので
ノギスで計測してみました。
とその前に、計測しようにもフォーク周りにノギスを当てられる面ってほとんどありません。
あっても少し斜めに当ててしまうだけで1/10mmなんて簡単にずれますんで
今までは0.5mmまで目視できるサシで測ってました。
せめてトップブリッジはフォーク周りを真っ平らにして欲しいですよね。
オフ車はフォークの長さがあるせいか、左右ブラケット間のアクスル長も少し遊びがあります。
で計測結果ですが、何と2mm近くずれてました(汗)
そもそも左右で役割の違うSFFでこのやり方は通用するのか?
(この店はSFFの構造には基本否定的、サスの役割は左右同一でコイルスプリングであるべきという考え方)
どうしようかと考えた結果、上記のような誤差を誘発する要素が複数あるので
保留にいたします(笑)
予定変更(基本は今までと同じ考えですが)しましてノギスを注意深く何度も
当てて、できる限りの同じ突き出し量に設定しました。
そして、アクスルシャフト周りを清掃してグリスアップ。
それ以外の点はこの店のやり方を踏襲、いやほぼサービスマニュアル通りです。
ブレーキパッドの当たり調整は参考にしました。
ちなみにこの動画を知ったきっかけは
これでした。これはこれでなるほどという感じ。
今までも前輪を着脱した際はトルクと組む順序、やり方を気をつけて組んでましたが今回はより入念に行ないました。
結果は
いい感じです。念のため言っておくとブレーキパッドの当たりは出した後です。
パーツレビューお約束の「このパーツ付けたらこんなに良くなりましたよ!え?比較ですか?無いです」
というわけで直近のビフォーは無いです(汗)
参考までに去年撮影したものですが差はありますね。
この時の状態を覚えてませんが何かの記録で撮ってたものです。
タイヤの組み付けは、前回のIRCより苦戦しました。
タイヤレバーは3つ、傷つき防止用のビードプロテクターは2つですが
ビードキーパーが必須なのとレバーとプロテクターは最低1つずつ追加です。
交換方法は人によってバラバラで、数こなさないとダメですね。