ついにKX250FのエンジンOHの最終章、
シリンダーヘッドに着手します。
バルブ周りの備品達...
まあ、今どうのこうのって話ではないんですが、
そもそも問題が起こってから着手するもんではないですからね。
あと、パワーダウンしてる気もしないではないですし...
(ここはサイレンサーに付けている追加バッフルのせいもあるでしょうけど)
すでに一年前くらいからちょいちょい準備していたんで動けなくってもすぐに修理できるように、いざ開始した時に走れない期間を最小限にとどめるために進められる部分は進めたいと思います。
エンジンオーバーホール編最後がヘッドとは、通常と逆の順序ですね(笑)
やることは新規に用意した1年後モデルのシリンダーヘッドに塗装を施して丸ごと交換。
新品バルブにWPC処理を施して交換。
年式を変えたことによってエアダクトも交換になります。
ハーネスはおそらく長さが足らなくなるであろうからそこは現物加工。
このために、この変更に関わる部品をパーツリストと回路図、サービスマニュアルで比較して十分検討しました。
最悪スロットルボディとECUが交換となります(汗)
まあすでにシリンダーは交換してるので問題ないでしょう。
すでにバルブは業者に送っております。
チタンバルブは、調べると当たり面を出すためには、タコとコンパウンドでバルブをパンパンできず、ヘッド側のシートを切削することになるそうですが(あれ?普通のバルブも同じじゃなかったでしたっけ?少なくともKLXはそうでした)
車体出荷時は個々にそんな加工やってるんでしょうかねえ。
もしそれが不要ならバルブコンプレッサーがあるんで自分でも組めそうですが...
ちなみに塗装をするに当たって、塗装された状態のヘッドを組んでくれるかどうかを某ショップに相談したら断られました(汗)
ですのでいつもの塗装業者の方に相談をしたら関連の店を紹介してもらえました。
おそらくバルブを組むことだけを依頼してタペット調整は自分でやることになります。
正規の組み合わせではないですからね。ちゃんと組んだはずなのに動かないなんてことになれば向こうに迷惑がかかるので...
WPC加工についてですが、調べるとチタンバルブは耐久性を上げるために特殊なコーティングをしてるそうですが、大丈夫でしょうか。
一度その点については問い合わせはしてるのですが、念のためにステム部だけへの施工にとどめました。業者の方は何度もモトクロッサーに対して施工経験はあるんで大丈夫かと思いますが...
一度この段階でエンジンを動かして走らせて、その後でタペットやカムホルダーにも施工しようかと思ってます。
クランクシャフト、ミッション、シリンダー、ピストン、ピストンピンに
全て処理をしているのでこれで主要機関には全てやったことになりますね。
総額を考えたくない(汗)個人でばらせないと絶対できないです。
塗装についてもこれでエンジン全塗装となります。
本当はフレームも塗りたいんですが...
ここまでやってるモトクロッサーも珍しいですね。
おかげで乗り換えをする気が完全に無くなります(笑)
Posted at 2021/12/06 21:44:53 | |
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KAWASAKI KX250F 2012 | クルマ