遅くなりましたが先月末にトレラン大会が無事終わりました(終えております)。
結果は男子の部で上位20%とまずまずの結果。
走った後は体感的に上位3分の1に入っていれば・・・と思ってましたんで。
今回出場したのは30㎞の部ですが上のクラスは50㎞。
本当は20㎞くらいが良かったんですけど下のクラスが10㎞でしたんでそれは無い、と。
今回のための練習、準備は、週4~5日ほどの長距離走+短距離走。
週末山走りは全6回。
11月以降は筋トレはほぼ無し。3~4㎏ほどの軽量化。
自転車トレーニングは王滝以来ゼロ(笑)
という状態で比較的できることはできたという感じでしたが
夏にすでに右太もも裏側かお尻辺りを痛めておりました。
まあそれもギリギリ走れるレベルでしたんで良かったですがまだ治りません。
本番前に気づいたことですが、
1週間前の最後のに行きつけの山走りで、普段ロードバイクでも練習に使っている坂に途中から合流して(同じ山なんで合流ポイントが数か所ある)
複合練習を行いましたが、上りは全然走れてないことに気づきました。
気になって調べてみるとやっぱり上りはそれに特化して体づくりをしないといけないようです。
マラソンってほとんど坂がないですもんね。
多少アスファルトの練習にも上りを取り入れてましたがここは盲点でした。
でいよいよ出発ということで前日に出発しましたが致命的な忘れ物。
なんとソフトフラスク(給水するやつね)を忘れるという!
あれは毎回洗浄して食器等と一緒に乾燥させてるんでそこに置いてきました。
どうしようかと地元のスポーツ店巡りをするもSALOMONやNORTHFACE等登山系用品を扱っていてもハイドレーションパックすらも置いてません。
ということで
百十円ショップでこれを買うも太すぎて使えず。330円もしたのに...
これを買おうとしましたが無理そう(笑)
ということで500㎜lのペットボトルを最初試しましたが
これもちょっと無理して入れないといけないので
コカ・コーラの350㎜lの少し細いペットボトルにしました。
しかし前日受付があったんで会場に行きましたがなんとそこで用品が売っておりました。自転車ではありがちな販売ですけどやっぱりこの業界でもあるんですね。
ただし、一本3300円という高級品(汗)結局1本とペットボトル体制になりました。
SALOMONのリュック買った意味がありませんでした...
翌日になり迎えた本番・・・
50㎞の部は6時スタートでしてすでに始まってますがこの大会の見どころに
大雲海と絶景というのがありますがこの日の雲海出現率は9割と聞きました。
あとはそれが消える前にたどり着くだけという状態ですが
自分の部はそもそも時間帯が遅いので見たい人は50㎞走らないと厳しいみたいですね。
スタート直前、朝7時ですがこの日とこの地域はそれほど寒くなく
Tシャツで走りたかったんですが寒いであろうということでペラペラのジャケットを着ようとしましたが、前の日に気づいた疑問で
ジャケット着てたらゼッケン見えない説
あわててゼッケンのルールを確認してもどこにも書いてない。
あ、そういえば過去大会の写真がオールスポーツHPに載せてたな?
ということで過去大会を参考にするとみんなバラバラですが
ジャケット着用を見越して太ももに貼っている人や背中のリュックに貼っている人がいてバラバラでした。
ということでゼッケンはお腹のところ(リュックがあるんで胸には貼れない)
前半はゼッケン隠して撮影ポイントまでに脱ごうと思ってましたが
スタート前に脱いでも寒くなかったんで脱ぎました。
スタート前の位置取りですが全然並ぶ気配がないので割と前の方を取りました。
これもオフロード競技の定番「スタート直後に渋滞する」を避けたかったんで。
やる気の抜けたファンファーレが鳴り、スタートしましたが
やっぱりマラソンほど速くありません。余裕で付いていけるスピードでした。
RIRIVEを見るとそのエリアで最高速が出てましたが時速12㎞ほど。
前回もう7,8年前くらいに15㎞走りましたが、その時は
スタート直後にものすごい速いスピードを維持できた経験から
あれはきっと風よけの効果であろうという結論に至っていたんで
少数ながらも風よけ使いながら付いていきました(笑)
そして最初のオフロード区間に突入します。
ほぼ自分のペースと同じ人達ばかりで上りで歩き出すポイントも同じ。
マイペースで進みます。練習通り上りはほぼ歩き。抜かれまくり(笑)
前半は下りという下りはあまりなくて、緩やかなダウンが続きますが
10㎞で最初の補給所。何も補給するものがなく
しかも食事はバナナ、ミカン、ポテトチップス、おにぎり
味噌汁と走行中に食べられるものが無くてパス。
その後長い上り区間に。中盤のハイライト区間
「雲海を見下ろせる展望台のある山」
自転車でもきつい林道の上りが続きますがここもほぼ歩き。
こんなペースでいつゴールできるのか?と思いながら頂上に着きました。
雲海ゼロ。
初めて立ち止まって休憩しましたがあきらめて再スタート。
ここからなだらかな下りが続きます。RILIVEで見るとひたすら尾根を走ってましたね。
上りで抜かされまくってショックを受けてましたが、
ここから初めてのトレランレベルでの下り。練習ではとても走れるような下りでは無かったですが、ここはいかにもという運営のHPでもフカフカの下りセクションという名前でしたのでそこそこ走れたんですが、実は自分は下りはそこそこの速さだったようで何人か抜かし返しました。
その後またアスファルト区間に出るのですがこの時点で3時間くらい経っていたので
カメラを確認するとすでに電池が切れておりました。
替えのバッテリーを探すもなかなか見当たらない。
3分くらい休憩がてらのロスをしてしまいましたが気を取り直して再スタート。
なんてことない谷沿いのほぼ平坦区間ですがまた抜かれまくります。
そして次のセクション河原。ここは拳大の石ころの上を走るので
思うように走れませんがこういうところで歩いたり走ったり時々練習してたんですよね。ということで前を走る人を詰めようとしますが詰まらない(汗)
まあそんなもんです。とにかく足が痛い。どこが?というか膝の上から股関節腰まで(笑)
そしてやっと次の補給所。25㎞地点です。意外にも早かったですね。
精神的にはだいぶ助かりました。ここも水だけ補充して他は全てパス。
次は階段。ひたすら階段を上りますが、階段を上る時はお尻から太もも裏側までが筋疲労がひどいですが、実は意外と休めてるんですよね。
ひたすら上ったとはただ同じような階段を下ります。
これ「登山道あるあるか」と思いますが、丸太で土を堰き止めたような作りの階段が、間の土が雨でえぐられてしまうのか、丸太と土の部分の段差がひどくて
土の上に足を置くとつま先で丸太をひっかけそうで
丸太の上に足を置くと滑りやすいのとそれ自体がバランスが悪いのでものすごい走りにくいでです。慎重に下りました。
下りきるともう残りは3㎞もないくらいのはず。ここから最後のアスファルトか?と思いきやまた登山道で上り区間。あと少しとわかると精神的に堪えます。
そこが終わるとまたアスファルトでこれで終わりか?と思いきや
お約束の登山道ですがいきなり道の脇に下りる今回最上級の下りです。
下りはふともも前側の筋肉に負荷がかかります。
モトクロスのジャンプでも同じような感じ?
もうすでに筋肉痛が来てるのではないか?って感じで痛かったですが
この時点で自分は下りが得意ではないか?と思っていて
少し楽しめていたんで頑張って下りました。
下り終了とともにすべてのオフロード区間が正真正銘終わりで
最後のアスファルト区間に突入しますが、会場前国道の交差点が見えてきました。
信号を右折したらすぐに見えているはずですがやっと終わりか?と思ったら
残り1.5㎞の表示とともに直進して迂回させられました(汗)
ここが一番きつかったかも。
股関節も痛くて全然足が進まなくこんな最後の最後のところで抜かされたりもしましたがなんとかゴール。
結果4時間と1分とちょっと。余計な作業しなければ4時間切れましたね。
まあギリギリ4時間切ったところで「で?」という感じではありますが
順位も5番くらい変わってきます。
ゴール後のご褒美。ご当地ラーメン。
もう何食べてもおいしいし2倍の量が欲しい。
感想としては、とにかく痛いです(汗)今までやったどのスポーツよりも。
帰宅する際の車から降りる時もピラーのところをつかんで立ち上がりましたし。
後日談としては、3日以上のふとももの筋肉痛がひどかったですが
それ以外はなんともなかったです。
一度50㎝近くはあろうかという丸太を勢いで足をかけて飛び越えたんですがその瞬間ふくらはぎが攣りました。
それは一過性のもので助かりましたが、ふくらはぎはほとんど何もありませんでした。
そういえばふくらはぎって全然使ってませんね。逆にそれでも攣ったのは
ミネラルバランスの問題でしょうか?そもそも攣る動作をしたこと自体が間違えてたんですが次回の課題ですね。
今後、他の大会に出るかはあまり考えてません。
練習が内容も時間もハード過ぎますし。
ただ来年も今のところは挑戦するつもりにしています。
まあ50㎞の部はないかな...
今回のクラスはミドルコースという位置づけでしたが
トレランの世界では50㎞がミドルコースらしいです。