2013年07月30日
XC60購入記 (その3)
クルマ購入の交渉って、やはり楽しいものですよね。
実際には、数日間の出来事ですが、文字に起こすとこんなに長くなってしまいます。。。
まだづづきます。
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2013年3月某日
クルマ選びに火がついた私は、次の週も家族を誘ってディーラーへ出向いていた。
今週のターゲットはマガジンXの『ざ・総括。』というコーナーで星5つの満点評価だったフォルクスワーゲンのシャラン。
フォルクスワーゲンはゴルフⅦが間もなくリリースされ、プラットフォームも刷新されるが、BMWでセダンの現実を直視した私は次のクルマもやはりミニバンだろうと考えた。
シャランは輸入車唯一のミニバンといっていいもので、日本市場を意識して両側スライドドアを装備していた。
飛び込みで訪ねたVWのディーラーでも快く応じてくれた。
シャランを試乗させてもらったが、最新のダウンサイジングターボエンジンとアイドリングストップの凄さを体感することができた。
あとエルグランドで気になっていた足回りもしっかりしている。
やはり、ドイツ車は基本的な骨格が違うなぁとつくづく感じた。
何故、日本車は大事なところで手を抜くのだろう?
ドイツには速度無制限のアウトバーンがある。欧州のクルマはそこで鍛えられている。
一方、日本車は法律上は100km/hまでしか出せない事になっているので”費用対効果”を考えた最もコストパフォーマンスが高い”解”が今の日本車の姿なのだろう。
高い限界域で鍛えられた欧州車には常用域でも余裕がある。骨格がしっかりしているので安心感がある。
BMWやVWで、はっきりとその違いを感じられた。
基本性能が高く骨格がしっかり作られているので、欧州車は日本車より割高だが相応の費用を支払うメリットはあると思うようになってきていた。
ただ、ガラパゴス化している日本のミニバン市場で独自の発展を遂げている日本車のユーザビリティは世界一だ。
エルグランドはその最上位に位置するモデルで、これに乗ってしまうとシャランの内装や装備はいかにも寂しい。
極めつけは2列目シートだった。
シャランの日本輸入モデルは2列目シートが3人掛けになっており、1:1:1の同じサイズの座席が3つ並んでいる。
安全性の確保のためか、リクライニングはほとんどできない。
我が家の家族構成は、夫婦と小6男子1人、小1男子1人の計4人だ。
2列目には子供たちが間の一席を置いて、それぞれ乗ることになる。
やはり、エルグランドに慣れてしまった子供たちにはシャランは広くなく、リクライニングしないシートが気に入らない様子。。。
私自身も本国では売っている独立式のキャプテンシート仕様があればいいのにと、誠に残念に思った。
シャランに決めるには自分に『これでいいんだ。これはいいものなんだ。』と言い聞かせないといけない。そう感じた。
VWではやはりゴルフが目に入った。
本当にシンプルでいい車。新型のゴルフⅦはさらにリファインされる。
『セカンドカーとしてゴルフはどう?』
ふとそんなことが頭を過っていた。
(つづく)
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Posted at
2013/07/30 07:30:17
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