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今回はアマゾンプライムビデオで視聴できる、事件捜査のテレビ番組。

注釈は下記URLでご覧いただくとして、個人的にこの物語の興味は突然発見される死体から始まる。

1話は、ビルの地下室で工事のために開けた床から白骨死体が出てくる。なにせイギリスは建物も古い時代から使われているので、いつの時代のものか特定することから始まる。

物語は死体発見と平行に現代で生きている3家族の様子が流れるが、事件と関係のある家族である。針の穴に糸を通す地道な捜査が面白い。

1話では２体の白骨が模型とは思われない出来栄えで出てくる。テレビドラマですらその出来栄えは、作品をプアーにさせない。なんせ日本の刑事ドラマで発見される白骨なんて、これに比べたらおもちゃ！全然足元にも及ばない！

１話で出てくる２体目の白骨は模型ではあるが、着衣の泥の付着具合からみて、わざわざ１か月位土中に放置してリアリティを追及したのでは？と思わせる出来栄え。こんな部分にも関心してしまう物の作りこみだ。ちなみに第２話は池からバッグが発見されるが、なかから腐乱した白骨が出てくる。この模型も凄いリアリティで、腕の筋肉がまだ残っている。

1話よりかなり内容が濃い事件簿となっている。日本で言うと相棒が刑事ドラマだが、話の作りと展開は、小学校の授業と大学の講義程の違いがある。なんで海外の番組は内容が濃くて、演技も楽しめるのだろうか？

この物語は風景がいい。イギリス地方の独特な煉瓦作りの建築物は、おそらく日本で例えるならば、飛騨高山の合掌作りの家並みだろうか。


見る機会があれば、じっくりとご覧いただきたい。