何やてんだか！1年間コツコツやっていたことが……今回は手直しでっせー！

AT破損から、2ヶ月あまり。
ATF油温管理のためサーモスタットを取付てましたが長距離、ワインディングなどを走ると油温が100度を超えることがしばしば！
せっかくお金をかけATをOHしたのに・・・
このままではいけないと思いなんとか対策をと悩んでました。

写真のAPPのマルチサーモブロックなんですが、Webで確認したところ構造的に問題があることに気付きました。サーモのスプリングがオイルクーラーから冷却されたATFに当たるではないでしょうか？これでは常にバルブが開きっぱなしなはずです。クーラーに風が当たれば当たるほど油温が低下しバルブが開くので、常にスプリングが伸びるようにATFクーラーからの配管をバイパスさせなければなりません。
が、しかし商品の構造図を見ると取説とは反対にすれば常に熱せられたATFがスプリングに当たるのでこれで解決できると思い逆付けを決断。が、今度は水温センサーがサーモの根元に干渉し、センサーがつけれない！しょうがないので以前使っていた油温取り出しブロックを復活させ写真のように配管し直し、様子を見ることに。

それから約1ヶ月様子を見て、なんとか100度を超える頻度は少なくなり効果はあることがわかりました。しか〜し、今度はジョイント部がサーモの働きにより油圧が変動するためシールが破れてオイル漏れ？
いかんいかん！このままではこの前の二の舞になるではないか！そこで思い立ったことがサーモブロックを外しクーラーへ直接配管することの方がいいんでは？なんて自己で封印していたことを口に出してしまい不本意ながらもその決断に至ってしまいました。ついでにホースはアールズでいっちゃん高いパフォームOフレックス(本当は次のバージョンアップのためだったんですが…)にして万全を期すことにして、これで上手いこと言ったら今までやってきたことが〜と思いながら作業完了！
写真のお指はご愛嬌！
さて、結果ですが…‥ATF配管にサーモなど必要なかったのね！
油温はダブル空冷クーラーによりハードに走っても100度を超えることなどなし。油温も上がったり下がったりクーラーが効いている感がはっきりと油温計でわかります。
そんでもって油温を適正温度まで速やかに上げるためにはどのようにするかなんですが、
後で気づきました！三菱のATってPレンジに入れてればATFクーラーに流れないんですよね暖気すればいいだけやん。
なんと1年かけてやったことが全くの無駄だったことがわかり今まで何やってたんでしょねぇー

もう一ヶ所！
先日付けた等長エキマニ、クーラントホースのことなんて考えずに曲げてるため若干干渉していたんですよねぇ〜。耐熱（この場合は耐火か？)処理し安心してましたが、クーラントホースに圧力がかかるとエキマニを押さえつけるみたいで、あのお高いサムコさんのクーラントホースが、スペースシャトル並みの耐熱処理を施したにも関わらず燃えてご臨終いたしました。シクシク…

いずれ対策せねばと思っていたので、前から気になっていたクーラントホースをステンメッシュ仕様に出来るキット。ランマックスジャバララジエーターホース＆ステンレスブレード！これってなかなか使えまっせ！ホースが品名のとおりジャバラになっているためあらゆる角度に曲がるし、ホース内部には針金が埋め込まれているため圧力による変形もなく自由にワンオフカスタマイズ出来ます。
詳しい作り方はキノクニさんに2015ー1⑹年度版カタログを取り寄せてください。敢えてここでは紹介しませんが、以外と簡単できますよ。
ホースバンドをアールズのエコノフィッティングにすると、なんともええ感じになるんでは…

ええ感じ！
しか〜し。エコノフィッティングの厚み分でエキマニとの干渉は解消出来ず！
む、虚しいです、残念です.高かったのに…

いろいろ細工を施して、なんとかしたかったのですが、エコノフィッティングは諦め、普通のホースバンドでラジエーターに接続。
写真を見ればわかりますよね、ラジエーター入り口からいきなり曲げないと、エキマニとの安全な隙間できません。
本当にもう、曲げ方が綺麗だとこんな弊害があるんだもん！三菱さん頼むよラジエーターの入り口もう少し右に寄せてよね！
(注、決して三菱さんは悪くありませんエキマニ変えなければ問題ないはずなので)

エンジンブロック側はエコノフィッティングを使い本来の美しさを堅持しました。
ここでも私のお指はご愛嬌！
ま、クーラントホースがステンレスメッシュなランエボって希少ってことでチョツト未練タラタラながらこれでええことにしますわっ！