NGK スパークプラグ Premium RX DCPR7ERX-P 取付状況確認及びポート清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日 Premium RXプラグを取り付けたが、何せ、ど素人のボクが取り付けたのだ。
心配でない訳がない(^ω^;)
※勘のいい人ならお分かり頂けたかもしれないが、問題があったから、最初のプラグ交換の整備手帳も追記を行ったし、今回の整備手帳記事も投稿しているのだ( ´ཫ`)
では何が問題だったのかを、一つ一つチェックしてみよう。
念の為、前回(
https://minkara.carview.co.jp/userid/1893475/car/1414853/6449964/note.aspx)と同じ要領で、IC、ブローバイホース、リサキュレーションパイプを外し、プラグレンチでアクセス。
すると…明らかにおかしい。
1、2、3のプラグの締まりがあまりにも緩いのだ。
そして、4だけがキツい。
どうやら、1~3のみ、手ルクが十分でなかったようだ。
ここでプラグ締めつけの手順をもう一度おさらいすると、
☆プラグレンチで時計回りに締めつけ、これ以上回らないという所まで締める。
☆その状態ではトルクが十分では無いので、手ルク(手で直接ロッドを回し、トルクをかけること)をほんの少しかける。
すると、少し渋めにグッと動く。
☆新品取り付け時は12時方向から6時方向まで180°回して、本締めのトルクをかける。
(再度緩めて締め付ける時は45°。12時~2時の間になる)
コレがキチンと出来てなかった故の緩みだ(^ω^;)
そして、キツくしまっていた4番ポートの問題は…。
画像だと分かりにくいかもしれないが、ポートが少しオイリーなのだ。
コレは頂けない。
点火不良の原因にもなりかねない。
2
オイリーなポートを放っておくのは頂けないので、清掃を行う。
ポートの清掃は慎重に行わねばならない。
何故なら、清掃の段階でポートに余計なゴミが入ったりすれば、状況は更に悪化するからだ。
ここで用意してもらいたいのは、
☆パーツクリーナー
☆清潔なウエス
☆テープ
☆長めの棒
である。
ポートに異物が入らないよう、細心の注意を払いながら、パーツクリーナーを染み込ませたウエス等で、ポート内部をそっと丁寧に撫でるように拭き取る。
ボクの場合は、応急処置で、ホイールナット用のレンチにマスキングテープでウエスをグルグル巻きにして、ポートにインサート、清掃を行った。
そんなにがっつり汚れた訳では無かったものの、オイルの付着が認められた(^ω^;)
危ない危ない(^ω^;)
因みにプラグコードのイグニッションコイル側にもオイル付着が認められたので、コチラも拭き取り。
ポートだけでなく、イグニッションコイルもキチンと確認せねばならない。
3
とりあえず清掃は終わったので、プラグの取付に入る。
トルク不足だった1~3番は、やはりプラグワッシャーが潰れていなかった為、新品同様、180°のトルクをかける。
4番は手ルクがけからの本締めトルクがけがキチンと出来ており、ワッシャーが潰れていた為、使用済みのプラグの扱いで、45°のトルクをかけ、取付。
不思議なのは、トルク不足だったはずの3つのポートはオイリー現象が確認出来なかったことだ。
寧ろ、キチンと取り付けていた4番ポートが何故オイリーなのか?
考えられるのは、Premium RX導入前からオイリーだったのではないか…という事だ。
4
プラグ組付け完了。
その後、脱着した補機類を元に戻し、
イグニッションを回す。
問題なくエンジンがかかる。
今回の整備見直しで学んだ事。
それは、パーツを組み付ける前のエンジン側の状態をキチンと確認しなければならない…という事だ。
☆新しいプラグを組み付ける前のポートには異常がないか?
☆プラグコード側のイグニッションコイル等に、異物やオイルの付着がないか?
これらの注意が必要だ。
更に言うなら、本来なら、異物が入る可能性が少ない、ガレージなどでの作業が、より望ましい。
今回、7/10(土)に、車に詳しい友人の監修を受けて再整備。
1ヶ月後の8/10(火)に異常がないかどうか、プラグの焼け具合等も確認しつつ、再点検する予定。
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