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2006年07月18日

北海道ツーリングレポート 5日目 2006年7月18日

北海道ツーリングレポート 5日目 2006年7月18日 7/18(火)
本日の予定
旭川-美瑛-富良野-日高-苫小牧-フェリー乗船

道内最終日、五日目の朝を迎えました。
7:10 起床。あぁ、寝坊しちまった。
まず外の様子を伺います。
いや、布団に入ってる時からすでに解っていました。
窓を通して外から車が走る音が聞こえ、それが「シャーッ」っていってたんですよ。
「シャーッ」って。(-_-)v-~
はい、雨っす。
降ってます。
一気にダメダメモードです。
北海道に来てから、出発前から雨ってのは無かったんですよねぇ。
カナリ滅入ります。普通のツーリングなら中止にします。

昨日買っておいたおにぎりとサンドイッチをほうばります。
ぼけーっとコーヒーをすすっておりましたが、
今日の夕方には苫小牧に着き、帰りのフェリーに乗らなければなりません。
のんびりもしてられないので、気を取り直して身支度開始です。
フェリーに持ち込む着替え類や小物を別にまとめ、準備完了。
外に出ますと、思ったより小降りでした。
駐輪所に無理やり停めてあった車も無くなっており、バイクを屋根の下に移動させました。


雨の中積み込まないで済みました。最初から空いてれば。。。

一通りバイクを確認します。いたずらもされていないようです。良かった。。。
チェーンを見たところ、昨日の大雨で油が全て飛んでしまっておりました。
うっすら錆びも浮いておりました。早速給油。
ルブを持ってきておいて良かった。
しかし、このヤマハ純正のルブはダメだな。携帯に便利な大きさで持ってくるのに良いから買ったのだが、
油自体、飛び散らないように粘度が高いのはいいが、まったく浸透しないではないか!(してるのか?)
尚且つ、誤ってタイヤに掛かってしまったら取れないの何のって!
油が白いからその目立つこと!あぁ、失敗。もう使わん。(自分が悪いだけでは??)

さてさて、そうこうしているうちに準備完了。チェックアウトっす。

さぁ、出発しようか。
朝からカッパ。あぁ、参ったなぁ。何だかんだで気分も乗らず、8:40頃の出発となりました。

最初の目的地は美瑛の「セブンスターの木」としました。
国道から入ってすぐ見つかるでしょう。
その後、「ケントメリーの木」を見まして、拓真館に行く予定。

旭川を出まして、1時間くらいでセブンスターの木に到着。雨は上がっておりました。

早速カッパのままですが、セブンスターの木の前にて記念撮影。(9:40)

周りの丘も綺麗です。



さぁ、雨が上がっているうちに次に行こう!
「ケンとメリーの木」です。
と、駐車場に入ったところ、入り口付近でZX-10Rが倒れていました!
オーナーが必死に起こそうとしています。荷物が多いのでなかなか起こせないようであります。
あんちゃんとバラデロが助けます。
どうもスタンドをかけるのが甘かったようで、自然に倒れてしまったらしい。
可愛そうに。

また雨がパラついて来ております。持ってきた傘を早速挿しまして、撮影。


もうデジイチは出せない状態です。
こういうときはコンデジが一番ですね。
写真も撮ったので、ケンメリの木に併設されている売店へ。
スカイラインのケンメリが置いてあったはずですが、見当たりません。
以前来た時にはこんなに立派ではなかったなぁ。儲かってるんだろうなぁ。
観光地化された売店には興味もわかず、中も見ないで帰ってまいりました。

本来なら、パッチワークの丘とかいろいろ回って写真を撮りたかったのですが、
この雨ではねぇ。
あそこなら屋根がある!と真直ぐ「拓真館」へ向います。
途中、親子の木を発見。
あんちゃんが言いました。
「あれを「捕まった宇宙人の木」と命名しよう!」
なら、エリア51はあっちだね!とか、キャトルミューチュレーションはココで起こったのか?とか、
マジスティック12は居るか!とか、ちと盛り上がりました。

拓真館に着くころ、空が明るくなってきまして、徐々に晴れてまいりました!
太陽が出ると暑い!
拓真館の目の前にある駐車場は有料でした。
バイクで適当なところに停めようとしたところ、あっち行け!とばかりにおぢちゃんに追いやられました。
路駐はダメか。。。
ふと、あっち行けのあっちを見たところ、離れた場所に売店と駐車場がありました。
あぁ、そこに行けってことか。ナルホド。
高台?の駐車場にバイクを停め、早速カッパを脱ぎました!立ってるだけで汗だくです。
しかし、この時ばかりは汗だく最高!天気が良ければなんでもいいぞ!

拓真館にはアジア系の外国人観光客が一杯居ましたよ。
こんなところにも観光でくるんですねぇ。
拓真館の中に入ろうとしたところ、ブーツを脱がなきゃならないことが判明。
半濡れの靴下で床の上を歩くのもなんだし、第一ブーツを脱ぐのすら面倒だから見るのをやめようか?
と問うたところ、皆さん同意。興味は無さそうっス。
で、外にあった拓真館のモニュメント?の前で記念撮影。


駐車場に戻りまして次のルートを検討。
この天気なら、さぞかし旬のラベンダーとかが綺麗だろう!
よし!ファーム富田に寄ってお花畑でも見てこよう!
となりまして、カッパをタタミ、いき揚々と出発したのでありました。

それにしても、美瑛はどこを走っても絵になる風景ばかりですねぇ。
有名どころはそれなりに綺麗ですが、名もない丘であってもいい感じでありました。
美瑛だけで半日は取りたい。(晴れてたら。。。)

美瑛から富良野は、意外と時間が掛かりましたね。
国道まで出るのに迷ったのもありましたが、国道に出たあとは渋滞とかもありました。
しばらく走っていましたら、またもやバラデロの無線機が入りっぱなしに。
チョコチョコ停まるのもナンなんで、無線を切ってもらうことに。
そして、またもやメットのシールドにポツポツと雨が着きはじめました。あぁ。

ファーム富田の看板が見えました。
駐車場に入ろうとしたところ、今日は平日!というのに、ものすごい車です!大渋滞。
バス、バス、バス!凄い人です!
車をすり抜け、ちょっとしたスペースにバイクを停め、早速見学。(11:30)
有名な七色の丘?を見ようとしたところ、本格的に雨が降ってきました。

折角のお花畑も綺麗には写りませんでした。残念!
この時期全ての花が満開!晴れていればさぞかしうまく写真も撮れたでしょう!?

この後、富良野駅前に向いまして「北の国から資料館」を見学、
その近くにある「唯我独尊」にてソーセージカレーを食べる予定でしたが、キャンセルとなりました。
この雨では仕方がない。
それに資料館より本物の麓郷をジックリ見たほうがいいのでは?となりまして、
駅前は次の機会にしましょうと、ファーム内のレストランで昼食をとることにしました。


ファーム富田のソーセージカレーであります。880円。
カレーの味はまぁまぁでしたよ。量は少なかった。ソーセージは皮が硬かったですね。
レストランの隣の倉庫?には、メロンが山済みとなっておりまして、観光客が群がっておりました。
見ますとカットメロンも販売しておりました。
食後のデザートにと、2切れで250円の富良野メロンを食します。
旨い!

外は雨が強くなって来ております。
バイクに戻り、仕方なくカッパを着ます。
さぁ、麓郷に向おう!

2000年に嫁さんとレンタカーで周ったときに、一度麓郷に訪れています。
その時、石の家はあったものの、一般公開はされておらず遠くから見るだけでした。
もちろん「拾ってきた家」とかもありませんでしたよ。
今は近くまで逝くことが出来るようです。
あんちゃんやバラデロは麓郷自体初めてであります。ジックリ見よう!

麓郷の森に着くころ、雨も上がってきました。
いやぁ、我々の旅は雨に祟られていますが、ここぞというポイントでは、雨が止んでくれております。
運がいい!?(前向きっす)
麓郷は空いていましたね。ドラマが終わって数年経ちますんで、ブームは去ったのかな?
一通りの五郎の家を見学しました。


麓郷の森看板前にて。雨はやんでもカッパは脱げない。。。

麓郷の森。前に来たときよりも更に風化が進んでたような気がします。
あまり手入れしていないのかなぁ?
もう少し整備した方が良いと思いましたね。
歴代の五郎の家々を巡る小道なんて、雨のせいで川となっておりました。
ブーツでも厳しい。普通の靴で来る人はもっと辛いでしょう。

麓郷の森を後にしまして、五郎の石の家に向います。天気はまだもっております!


まずは以前もあった石の家前の高台にて撮影。(以前はココからしか見れなかった)
その後、やる気の無さそうなおやぢに入場料200円を払いまして、石の家を見学。
石の家は思ったより立派な造り。住めますね。
これを五郎が造ったのかぁ!?とドラマと解っているのに感動しました。

駐車場に戻りまして、ルートを確認。現在の時間は13:30。
14時には富良野を出ないと厳しい感じ。
でも、もう一つくらい見れるな?
麓郷に来る途中にあった、「拾ってきた家」に向います。
「北海道ツーリング2006、最後の観光です!」
言った自分が心にしみてしまいました。

拾ってきた家の入場料は200円でした。
しかし、ゆっくり見てる時間も無いので、策の外から見るだけに
一応記念撮影。十分でしたね。



そろそろ時間のようです!
(この台詞ね、高校ん時の製図の先生が、授業の終わりが近づいてきたときに必ず言ってた台詞なんですよ。)
そろそろ時間のようです!
あぁ、終わってしまうのか!北海道!
準備整え、出発しようとしたところ、また雨が降ってきちゃいました。ほんと、運がいい?

拾ってきた家の駐車場

カッパを着込みまして、苫小牧に向けて出発です!
帰りのルートは、最初に予定していた夕張を通り、ぐるっと北から下がるルートをやめまして、
日高自動車道に乗ることにしました。国道237号をひたすら南下します。

雨の中、淡々と進みます。
途中、あんちゃんの無線も逝かれてしまいました。
今回、無線の雨対策をあまり考えていなかったのが敗因ですね。
本体は生活防水で多少の雨では問題ありませんが、PTTとイヤホンのジャック部分は、無防備状態。
雨が降ったらタンクバッグ、もしくは胸元に入れておいた方が無難。
次の課題となっております。

途中の給油ポイントで思わぬハプニング。
ホクレンの占冠SSで給油しようとしたところ、なんとセルフだったんですよ。
メーターを確認。あと50kmは走れますがポンチは給油したいようで、セルフスタンドに旗があるか聞いてきてもらいました。
案の定、旗はありませんでした。残念。
どうしても黄色のフラッグをリベンジGETしたく、ポンチだけ給油。
我々は向いにある道の駅「しむかっぷ」で休憩することにしました。
道の駅にはBMWのバイクが数台止まっておりました。
話をしたところ、我々と同じフェリーに今夜乗るとか。
あぁ、みんな帰るんだなぁ。。。

ポンチを待っている間、道の駅にて北海道限定のぷっちょ、夕張メロン味を発見!子供のお土産としました。(5本入り630円)


北海道初のソフトクリームを食しました。
なかなか旨かったですよ!

さぁ、そうゆっくりもしていられません。先を急がねば!
先に出たBMW軍団を追うかのように、我々も出発しました。
それにしてもいい道です。
北海道の道はよく整備されています。走りやすい!

このR237。走りやすいのですが、もう少し車を抜かせるポイントがあればもっと良かったですね。
車やトラックに阻まれるのが多かった。余裕を持ってればそんなことを考えなかったかもしれませんが。

雨も上がってくれました!南の方の空は明るく見えます!

無線が復活したあんちゃんから急電!
「そろそろガソリンがやばいよ!」
前回給油してから、230km近く走っていましたが、私のメーターもバーを1本残すのみとなっています。
今回はちと燃費が悪い感じですねぇ。あんちゃんも同じようでした。
ツーマップルを確認しましたが、この先にはホクレンの給油所が見当たりません。
私のも日高にあるホクレンSSまで持ちそうも無かったので、何処でもいいから次の給油所で入れよう!と伝えました。
しばらく走ってポンチから入電。
「ココで入れようか?」
どこ?
おぉ!目の前にはホクレンの黄色い看板が!
あれれ?ここの場所ってマップルだとモービルのはずじゃ?
マップルに載ってないのにホクレンがあったじゃん!
平取町にありました、ホクレン「振内SS」でありました。
黄色い旗も並んでおります!助かった!GETできるぞ!
念願の旗をもらいつつ給油。リヤバッグに旗を挿し、上機嫌でスタンドのオヤヂとお話。
これが失敗でした。。。
オヤヂはバイクに給油するのが慣れていないのか、タンクのリミットを越えてフチギリギリまで
ガソリンを入れておりました!
「あぁ、もういいっス!」
「え、いいの?」
アタリマイジャボケ!これじゃフタ閉まんねぇジャン!
とは言いませんでしたが、困りましたね。
フタを開けたままバイクを起こし、タンクを水平に。
ブクブクブク。
なんとかガソリンがフタが閉まる程度まで減ってくれました。

で、タンクに鍵をしてメインスイッチにキーを挿そうとしたところ、挿さりません!
キーを確認したら、グニっと曲がっておりました。。。。なんで?
ありゃりゃ、スペアキーの登場か???
気合一発、指でグイっとキーを伸ばし、恐る恐るメインに挿したところ、回りました!
いや、助かった!時間無いのに荷物下ろしてスペア探すところだった。。。
皆さん、スペアキーは持って行った方がいいですよ!何があるか解りません!

なぜに曲がったかは知りませんが、かなりあせりましたね。
そんなトラブルを知りもしない他のみんなは既に準備完了で待っております。
お待たせぇ~!と出発したのでありました。(15:40)

日高自動車道までの道のりに、もう一箇所ホクレンがありましたね。マップルも信用できないもんだ?

日高自動車道の「日高富川IC」までもう少し。
北海道初日にそこを下りまして、再び戻って参りました。
ぐるっと回ってきたんですねぇ。感無量でございます。
無線はまたもポンチと二人きりになりまして、感動の会話も二人だけで。
「いやぁ、どうもねぇ!ずぅーっと前を走ってもらって助かったよ!」
「いやいや、いろいろ迷惑掛けて悪かったね!」
「そんなことないよ!楽しかったない!」
日高自動車道に入り、苫小牧まであと50km。16:10でありました。

苫小牧発のフェリーは、19:00出港。
2時間前の17時には手続きを完了しなければなりません。(仙台は1時間半前)
ちと急がねば!
我々のはその気になればリミッターも無いんで、ふわわぐらいで巡航できますが、
ネックはあんちゃんのジレラランナー。最高速は130km/hくらいか?
いや、もっと出るとは思うのですが、ギヤなしのスクーターです。高回転での巡航はちと厳しい様子。
制限速度+αの控えめで進みます。
ところどころ、二車線になったタイミングで、バビョーン!と車を抜かします。
日高自動車道は快適な道路であります。暫定期間では有りますが、これがタダなんていいところですよ!北海道は!

快適に進みまして、「沼ノ端西IC」が近づいてきました。
IC手前で二車線になりましたが、もうバビョーンは無しです。
無線が入らずそれを知らないバラデロとあんちゃんは、さっきまでと同じく迎撃体勢をとり、バビョーンと行きそうになっておりました。

それが面白かった!
二人の為にポンチは看板を指差し、下りる合図をします。
「次降りるよ!」
納得した二人は落ち着いた様子。高速を下ります。

ここで事件発生!
高速を下りまして国道235を右折して入ろうと、道路のセンターラインに寄っていきました。
いやぁ、このタイミングが良かった!助かった!
なんと、若いにいちゃんが乗ったカローラ?に我々全員、轢かれそうになりましたよ!

私は一番後ろで一部始終見ていましたが、そのにいちゃん、高速入り口が解らなかったのか知りませんが、
我々のいる高速入り口の道路に差し掛かったとたん、イキナリ左折してきまして、
タイヤのスキール音とともに、曲がりきれずにわれわれの車線へ突っ込んできました!
いやぁ、センターラインに寄っていてホントに良かった!ポンチなんて、もう少し外よりにいたら轢かれていました!

ドガガガガァ~!我々の左側の縁石に車を乗り上げ、ガードレールにコスリつつ、
ひきつった顔のにいちゃんの車は、私の隣に止まりました。。。
アブねぇ!危うく事故って帰れなくなるところだったじゃねぇか!
睨み付ける(シールドあるから解らんか)我々に対し、何度も頭を下げてるあんちゃん。
いやぁ、お互い事故らず良かったねぇ。。。

気を取り直しまして、港に向けて出発です!
もう17時をまわろうとしております。
予定ですと、港近くのどこぞのコンビニにて夕飯等や飲みもんを購入してフェリーに乗り込むはずでしたが、
時間が迫っており、真直ぐターミナルに行くことにしました。
船内のメシは高いですが、乗り遅れるのもなんですからね。
しかし我々の今回のツーリングは切羽詰ってますしたねぇ!
余裕ってのがない!
富良野から苫小牧まで170km弱。高速使うし、二時間半もあれば着くだろう?とかアマーイ考えでいましたが、
結局3時間掛かりましたね。
北海道は60km/1時間で考えた方がヨサゲですね。
混むところは混むし、何よりも休憩時間を考えていなかった!
いや、休憩しても着くだろう!とか思っておりましたが、結局時間が無くて、道内での休憩は、観光と給油ぐらいしか
しませんでしたねぇ。

17:00。苫小牧港に到着。既にターミナルには、車やバイクがワンサカ集まっていました。
一ちゃん最後!って感じで、我々が到着。
所定の仙台行きのバイク置き場には、バイクがあふれており、我々は大洗行きの駐車場に先導されました。
バイクを置きまして、ターミナルへ手続きに行きます。
今回は忘れないように!と二人に車検証を持たせ、超混みの受付へ。
書類を書いて受付に並んだところ、混んでるせいか車検証の提示は無く、手続き終了。
17:30、バイク置き場へ向かったところ、既に他のバイクは乗船開始となっており、
そそくさと仙台行きの列に並びました。


ちと待たされている間、ポンチに写真を撮ってもらいました。
カッパを着て乗船を待ってる輩は我々だけでしたねぇ。
皆さん、雨に当たらなかったのか?
いや、皆余裕で着いて、カッパぐらい既に畳んでしまったんだろう。

さぁ、我々も乗船開始です!
ポンチともお別れです!
「ありがとう!ポンチ!またくるよ!」
「うん、ありがとうね!最後まで見送るよ!」
「え?出港までいるの?早く帰りなよ!疲れてるんだから!」
「いや、出港の写真を撮ってから帰るよ!」
いやぁ、律儀なヤツですよ。ほんといいヤツです。

ここで一つ忘れたことがあったんですよ。
ポンチが集めたホクレンのフラッグ。
ポンチはいらないってことで、今回来れなかった、せんせ@ZZRとかうじ@ZRXに渡して欲しいって言われてたんですよ。
慌しいせいですっかり忘れてしまいました。

帰りのフェリーは「きそ」。
多分、太平洋フェリーの中では一番新しいと思います。
甲板員から我々に指示が入ります。
「固定ロープ毎にバイクを停めてください!壁にタイヤをつけまして、ハンドルはロックしないまま、ギヤはローに入れて停めてください!」

行きのフェリーの「いしかり」より、バイクを置く間隔が広いようです。
言われたとおりにバイクを停めまして、さっさとカッパを脱ぎます。
既に乾いているカッパを折り畳み、船内へ持ち込む荷物を取り出します。
今回はヘルメットも持って行くことに。
乗るエレベーターを忘れないようにしまして、船内へ入りました。
この「きそ」は新しいせいか、B寝台も「いしかり」とはまったく違っておりました。
ベッド付8人部屋って感じで、同じ小部屋の上下左右の8人は、カーテンを開ければ
みな、顔を合わせるって感じだった「いしかり」に対し、「きそ」は二人部屋?って感じでした。
二段ベッドなのは確かなのですが、上下のベッドの入り口が、左右に分かれており、
右の小部屋は上のベッドだけの作り、左に行くと下のベッドだけの作りとなっていまして、
より、個室感覚が強い設計となっておりました。
旨く表現できませんが、「きそ」のホームぺージでも見て確認ください。
尚且つ、ベッド内に設置されているライトにはコンセントも付いておりまして、携帯の充電等に便利であります。
二つのベッド毎に棚があり、そこに荷物も置いておける。
なかなかいい感じでありました。
ここで思わぬ人たちと遭遇です。
私の行きつけのバイク屋のメンバーに遭遇しました!
バイク屋の店長に、行きも帰りも同じフェリーに乗るはずだと聞いておりましたが、
行きのフェリーで会えなかった人たちに出くわしました。
それも同じB寝台の大部屋内の隣同士でありました!
偶然とはいえ驚きましたね!
「あれ?○レンスの人ですよね?」と俺。
「あれれ?やっぱりそうですよね?」とその人たち。
いやぁ、奇遇ですねぇ!と少しばかり盛り上がってました。
ロイズの生チョコなんかをもらいまして、チト話をしたあとベッドに戻りました。
濡れたブーツやジャケットを干しまして、ラフな格好に着替えます。

ちと落ち着いたときにポンチから電話。
「いやぁ、旗を渡すのを忘れていたよ!どうしようね!」とポンチ。
「俺も乗ってから気が付いたよ。今更だからもういいよ!」
「なんとかそっちに渡せないか聞いてみるよ!」
「いや、手間だからいいよ!」
しばらくしまして、また電話です。
「乗客用タラップから渡せるって言ったから行ってみるよ!」
あららぁ、係員にでも渡せるのかな?
早速、船のタラップ入り口へ向いまして、しばし待ちます。
あらららぁ?ポンチが直接やってきたぞぉ?
完全に船内で再会です。
「いやぁ、ノーチェックでココまで来れたよ。どうなってんだこの船は?」
無事にホクレンフラッグを受け取りました。
「いやぁ、ありがとうね!ゆっくりお別れも出来なかったから心残りだったよ!」
「ポンチもこのまま乗って福島に帰ろう!」
「いやいや、それは無理っす。」
硬い握手を交わし、ポンチは戻っていきました。

さぁて、早めにディナーにしちゃいますか!旗を持ったままレストランに出陣!
18:15。船内のレストランにてディナー開始です!
ディナーバイキングは、1800円でした。
高めに感じますが、メニューは豊富。味もまぁまぁであります!
大ジョッキ900円を追加しまして、カンパイ!
食べ始めたとたん、またポンチから電話です。
「出港のときに外に出れないかい?写真撮るから!」
「いやぁ、早めに夕食を始めちゃったんだよ。外には出れないかも知れないよ。ごめんね!」
「了解!出れるときはよろしく!」

ポンチに豪華ディナーの写真をメールしました。

結構うまそうでしょ?

返ってきたポンチのメールにみな爆笑!
「俺もディナー中。。。」

我々の豪華ディナーに対し、ラーメンひとつの写真が添付。
がはは!わびしいねぇ!(ひどいやつらだ)

そろそろ出港時間に近づきました。
レストランの店員に聞いてみました。
「途中でタバコ吸いに行くときはどうしたらいいんですか?」
「テーブルに食事中のフダを置いていただいて、チケット持って行っていただければ大丈夫ですよ。」
おぉ、再入場は簡単だな!ヨシ!ポンチに別れを言いに行こう!

早速、埠頭側のデッキにでまして、ポンチを探します!

若干薄暗くなってきた苫小牧港のフェリー埠頭の駐車場にポンチはいました。
「お~い!ここだよう!」周りを気にせず叫びます。
気が付いたようであります。
早速電話しました。
「バイキングでも再入場可能だってことで出てきたよ!」
「おぉ、それは良かった!お疲れさん!」
みなに電話を回します。一通り話して電話を切ります。
「また来るぞーい!」皆で叫びます。
船が動き始めました。
ポンチが徐々に見えなくなってきました。
最後に盛り上がりましたねぇ。

さぁさぁ、戻ってディナー再開です!
既に一食分は食べてますが、時間が空くとまだまだ入ります。
バイキングの料理は、減ったら直ぐに出てきます。効率が良いですね。
バイキングのラインも2つあり、左右同じメニューが並んでおります。
順番に並んでるってぇのに、お約束のおばちゃん攻撃が始まっておりました。
少し待てばトレーは取れるのに、割り込んでトレーを保持するおばちゃん。
連れのだんなは恥ずかしそうでしたね。
ステーキがメインって感じですね。肉はそんなに硬くなかった。味もまぁまぁ。
デザートのメロンは3種類ありました。流石に赤肉のメロンはありませんでしたが。
味はですね。お世辞にも旨いとか甘い!とかは思えませんでした。
コーヒーは面倒でしたねぇ。一杯一杯抽出する本格的な?サーバーでしたが、時間が掛かるのがネック。
おばちゃんらは、カップを3つも4つも持ってならんでるもんですから、一人5分は掛かってたような気がします。
席にゆとりはありましたが、入り口はカナリ混んでいました。
食べ物を取るときに混雑する為だと思いますが、それにキレてる人たちもいましたねぇ。
早めに来ておいて良かった!

腹も一杯になりましたので、船内の探索です。
結構豪華なつくりの船内は、なんでしょう、ワーナーの映画館?ディズニーのホテル?みたいな
マジカルな雰囲気のデザインでした。明らかに「いしかり」とは別ですね。いい感じであります。
バイキングを食べた、レストラン「タヒチ」の手前には、軽食が食べられる「マーメイドクラブ」って場所がありました。
まぁまぁ安いメニューがいろいろ並んでおりました。ここで食べても良かったなぁ。
バイク屋○レンスのお客さんがそこで食べてましたね。

多分、前に北海道に渡ったときは、先代の「きそ」に乗ったと思いましたね。
エコノミーでしたが、かなりうるさく揺れた気がしましたが、この船は新しいせいか設計がいいのか、まったく静かで揺れも少ない。

「いしかり」に比べてもそう思いましたよ。
今回も船に酔わずに済みそうです。

探索も終わり、風呂へと向いました。
「いしかり」に比べ、かなり広いお風呂でした。
ジャグジーあり、サウナあり、寝そべって入れるところもありましたね。
湯加減もちょうど良かった。

さっぱりしたところで、階段近くのオープンスペースのテーブルを陣取り、昨日余ったチョコやらマメ類を肴に反省会を開始!
流石に初日のフェリー内のようには話が弾みませんでしたねぇ。
疲れてるのと、終わったんだなぁって気持ちで一杯でしたよ。
ソーセージもありました。ピリカラのやつです。
食べた後、ふと思いました。
あれ?これって知床のクルーザーの上でも食べたな?あれっていつだ?
袋には「要冷蔵」と書かれております。
15日の夜に買ったやつだ。要冷蔵っておい!カンカン照りのクルーザーにも持ち込んだよなぁ?
ま、変な味もしなかったんで大丈夫だろう。
ほら、たべっせ!
二人は食べませんでした。。。
こんなの防腐剤やらタップリは行ってるはずです。
ぬるい分、不味いって感じでした。
大丈夫でしたよ。
さぁさぁ、アルコール洗浄をするため?数本ビールやチューハイを呑みまして、
気分も良くなってきました。

ちと寂しい、最後の夜も更けてきました。酔っ払って眠い。
ベッドに戻り、寝ることとしました。
一つ問題発生。
我々の寝た部屋の外側には、ドッグなんとか?(名前忘れた)って部屋があったんですよ。
なんだろう?と思っていましたが、寝るまで気が付きませんでした。
なんかねぇ、犬の鳴き声が聞こえるんですよ。
ワンワンキャンキャン。
犬小屋だったんですねぇ。まったくのところ。いい迷惑ですよ。こんなところに設置してるなんて。
私は疲れてたんで直ぐ寝ちゃいましたが、気になる人は多かったのではないでしょうか。

さぁ、明日は最終日です!仙台港に9:20ころつきまして、バビョーンと郡山に帰ります!

さっさと寝ましょう!
おやすみなさい!

本日の走行距離 274km
給油 ホクレン振内SS  13.83L @133円  1,830円 240.2km 17.37km/L

本日の費用
ガソリン代       1,830円
昼飯代         880円
カットメロン      250円
石の家入場料    200円
ソフトクリーム    260円
夕飯        2,700円
お土産       700円
ビールその他   480円
合計          7,300円

六日目へつづく
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ブログ一覧 | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
Posted at 2006/08/21 22:20:09

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