
3日目その3
つづき!
えと、北海道川上郡弟子屈町のR243とDD52の交差点にある、
ホクレン摩周給油所にて給油。
時刻は17:00。
DD52を登れば、そこは
神秘の湖 摩周湖であります。
「もしかすると、霧の摩周湖を見れるかもしれないよ!」
過去3回、自分としては摩周湖を見に行ってますが、
全てが晴れ!!
有名な?霧の摩周湖を見たことがありません!
(だから出世しないのか??( ´,_ゝ`)プッ
この天候なら!!
(天候が悪くて楽しみにするウチラって・・・)
摩周湖には3箇所の展望台があります。
第一展望台と、第三展望台が表側にあり、裏側には裏摩周展望台があります。
第二展望台は現在は閉鎖されているという話を聞いたことがあります。
2年前には、裏摩周展望台にてすばらしい晴れ晴れとした天気で摩周湖を
見ております。
第一展望台からは、摩周湖全体を見ることができますが、
駐車場が有料なんですよねぇ。
まぁ、川湯温泉近くの硫黄山の駐車料金と合わせてバイクは100円なんですが。
これから摩周湖の第一展望台に行くことにしました。
第一展望台への道は、若干上り気味の直線道路から、ワインディングに切り替わっていきます。
久々?のワインディング。
真っ直ぐしか走っていないんで、走り方を忘れていましたね!
気持ちいい!
所々に「世界遺産登録を・・・」とかの文字が書いてある看板がありましたね!
いつになるかわかりませんが、その内この摩周湖周辺も自由に出入りできなくなるかも知れませんねぇ。。
グングン登っていくうちに、雲の中に突入してしまったようです。
この感じは美幌峠でも味わっており、霧の!どころか摩周湖自体見れないかも知れませんねぇ。。。
「見れないようなら金を払っても仕方ないんでスルースッペ!」
雲が切れたところで、第一展望台の駐車場が見えてきました。
ところが、駐車場の料金所らしき小屋は閉まっておりました。
ラッキー♪タダだ♪
さてさて、展望台はどこかな??
昔のことはまるっきり覚えておらず、とりあえず立派なレストハウスに入ってみました。
中はおみやげ物屋になってまして、メロンやらお菓子やらいろんな物が売ってましたね!
レストハウスのその奥に摩周湖が見れる展望台があるようです。
┐(´-`)┌
ヤパーリ真っ白。
何処がどうなっているかもわからんほど真っ白。
( ´,_ゝ`)プッ
雲の中?の摩周湖でした。
お土産を物色しておりますと、あんちゃんが白い恋人とバターサンドの前で
悩んでおります。
ココで買って送ったとして、フクスマには我等が帰る7/21に届くそうであります。
「今日(7/18ね)送ると21日かぁ。丁度いい感じだない!
送っちゃえば?」
とあんちゃんに進めましたが、結局買わなかったようであります。
今回、お土産のメインと考えてた花咲港に行きませんでしたからねぇ。
お土産を送るタイミングを逃しております。
ワタスは数が多くかさばる会社向けのお菓子系のお土産は、
コチラに来る前にネットにて手続きを済ませてまして、
既に送ってあります♪
送料を考えても、5000円以上500円!とか言って、
安いところもありますからねぇ♪
便利過ぎる世の中ですなぁ!
道内では、道内でしか買えない物をお土産として購入予定であります。
さて、数点の小さなお土産を買いつつレストハウスを後にし駐車場に行きますと、
アイヌ民族の格好をしたくわえタバコのおっちゃんが、
あんちゃん@ジレラランナーに話しかけてきました。
あんちゃんはいろいろと話しかけられていたようですが、
ワタシはよく聞き取れません。
我々は先を急がねばならず、かまってられないので
ワタスがエンジンを掛けたところ、やっとおっちゃんの話も終わったようです。
やっぱね、摩周湖は
裏に限りますな!
雰囲気が全然違う!
表は観光地過ぎてつまらん!
そういやぁ北海道にバイクで来て、裏摩周に行かなかったのは初めてだなぁ。。
さて、宿に向けて出発です!
霧雨に近い状態の雲の中を走り、一路「
川湯温泉」まで下ります。
途中、第三展望台がありましたが、駐車場は狭く、
車ですと15台も停めればいっぱいかな?って程度でしたね?
本日の状態ですと、見ても仕方ないので先に進むことに。
気持ちいいワインディングの下りを軽快に走り抜けます。
DD52を下り、R391にを右折。
しばらく国道を北に進むと川湯温泉への標識が見えました。
DD52号に左折します。
DD52号入って直ぐのところに、「
硫黄山」ってのがあります。
「硫黄山は、アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)と呼ばれ、
硫黄の噴煙がゴウゴウと音を立ててあちこちから立ち上っており、
その姿はまさに地球の鼓動を感じるという表現がふさわしい印象を受けます。」
だそうです。
磐梯吾妻スカイラインの浄土平から福島市側へ降りたところにある、
硫黄が噴出した草木一本生えない地獄のような?場所に似ておりますな!
さて、行く予定ではなかったのですが、天候もいい感じですので立ち寄ることに。
硫黄山は昔と変わらずありましたが、周辺については昔の面影はなく、
かなり立派に整備された駐車場が広がっていましたね!
入り口の料金所も閉鎖されてまして、ここでもタダで見学できました♪
時間が遅かったせいなのかなぁ?(17:40頃ですが)
硫黄山に程近い、駐車場の一番奥にバイクを停めました。
腐ったタマゴのような硫黄の匂いが充満してましたねぇ♪
本日の川湯温泉にも期待です!
観光客はチラホラいるようですが、殆ど貸切?状態♪
観光看板の前を思う存分?占領して思い思いに写真を取り合いましたが、
はるか前方にある硫黄山まで歩く気のあるヤツは居ないようです。
( ´,_ゝ`)プッ
17:50。硫黄山を後にし、林の中を川湯温泉に向けて走ります。
1991年に友人ら泊まった砂湯キャンプ場の案内看板がありましたね!
友人のセンセ@ZZR(そのときは初期型RZ)のサイドスタンドが折れ、
整備工場を探して弟子屈の街中を走り回ったのを覚えております♪
バイクをみんなで抱えガソリンが漏れる中、消火器を持ちつつ
ガス溶接をしてもらったのも思い出しました!
今思えば、背筋が凍ります!┐(´-`)┌
思い出のキャンプ場を過ぎますと、川湯温泉の一角が見えてきました。
温泉街の入り口にはセイコマがありましたね!
今日のお宿はどこ??
「えぇ!ここかい!」
逆の意味でビックリ!
温泉街の一番奥に立派な建物がありまました!
場所が確認できましたので、宿に入る前に買出しをしよう!と、
先ほどのセイコマに戻りまして、ツマミ、ビール、夜食!を買って
旅館に戻りました。
18:15、旅館入り口の右手の軒下にバイクを停めまして、
早速チェックイン!
立派な旅館ですよ!「温泉浪漫の宿 湯の閣」!
こんなにいいところなのに、
1泊二食付で4200円ってのは有りなのか???
たまたま楽天トラベルを見ていたら、
「景観は気にしないと言う方へ」というプランで、
一日3部屋限定ってのがありました。
宿のプラン案内には、
「景観を気にしないと言う方のみご予約下さい!
内向きの、はっきり言って景観はわるいお部屋ですが
気にしないと言う方へお勧め!」
と、潔いコメント!
温泉宿で寝れればいいや!と思っていた我々には、
おあつらえ向きのプランでありました。
料理は付いていればラッキー!程度で考えておりまして、
その為に先ほどのセイコマにて、キッチリ夜食を買ってきたのでありました♪
フロントマンの丁寧な対応は満足できるもののでした。
さてさて、どのようなお部屋なのか???
ってか、ウチラにはもったいない??
担当者が部屋まで台車を使って重ーいウチラの荷物を運んでくれたのは
うれしかったですねぇ!
2階のエレベーターからちょっと離れた部屋に案内されました。
中に入りますと、12畳くらいりましたかね?
立派な部屋です!
「こりゃいいや!」
玄関が狭いので、廊下にて着替えておりますと、女将かなんかは解りませんが、
威勢のいいおばちゃんがやってきて、いろいろと説明してくれましたね!
今日の夕食や朝食の時間、食事会場の場所、温泉の位置の説明。
最後に浴衣のサイズを聞いてきました。
「特大2枚と大1枚をお願いします!」
システム上々♪いい宿ですなぁ♪
さて、ブーツを脱ぎますと、濡れた靴下で廊下のカーペットに足跡が付きました♪
( ´,_ゝ`)プッ
今日は部屋に洗い場(風呂場)が無いので、
部屋中にカッパ等を干すことに♪
服を干している最中、あんちゃんが、
「やっぱし今日お土産送っておきたいから外に行ってくるよ!」
と言ってきました。
川湯の温泉街にはおみやげ物屋がたくさん並んでいましたね!
アイヌ系のみやげ物やの他、ロイズや六花亭、石屋製菓の白い恋人等、
北海道土産は全て揃っている感じでありました。
あんちゃんは先ほどの摩周湖のレストハウスで買わなかったのを
気にしてか、お土産を買いにランナーで温泉街に出て行きました。
身軽なスクーターはこういう時は便利だなぁ!
風呂に入ってていいよ!と言われましたが、
19:30に設定した夕食時間にはまだ余裕がありますので、
まったりと寛ぎます。。。
そうそう、部屋からの景観ですが、よく行く温泉宿と変わらない風景でして、
隣の建屋や壁が見えているだけ。
我々にしてみれば、普通でありました。
まったく問題なし!
さて、あんちゃんが帰ってきました。
早速温泉に入りに行くことに。
1階のロビーの奥の奥に大浴場がありました。
結構歩きましたね!
ほんと広い旅館ですよ!
浴場の湯船は3つ。
一つは摩周湖の伏流水?を使った更湯(タダのお湯かも)。
他の二つは源泉100%の掛け流し。
小さめの湯船は浅い箇所の源泉だそうで、やや熱めの43℃とか。
大き目の湯船は別の源泉で、入りやすい温度でありました。
外にはもちろん、露天風呂がありました。
酸と硫黄の強い源泉を出しているせいか、真っ黒に変色した水栓と蛇口はいい味を出しております!
(宿の口コミに蛇口水栓がきたねぇとか文句書いている客もいたなぁ。
そういうやつは温泉に泊まるな!ボォゲェ~!)
体を洗い、熱い風呂が好きな私は、熱めの源泉へ。
確かに熱い。
湯船はうっすら白く濁っており、臭いは硫黄泉そのもの。
効きますねぇ!
じっくり入っておりました。
外の露天風呂は、やや透明でしたが、硫黄の臭いはしましたね。
それ以上に酸性と言いますか、鉄分臭い感じがします。
顔を洗った際、口に入ったその湯の味は、血の味に近かった!
いい湯ですなぁ♪
心身ともに、疲れが吹っ飛びますなぁ♪
さて、部屋に戻って乾杯です!
本日もサッポロクラシック!
ウメェ!
風呂上りに呑むビールは最高だ!!
さて、いよいよ夕食の時間であります。
これまた1階ロビー脇にある会場にて夕飯です!!
宴会場はテーブル席となっていますが、部屋ごとに分かれておりまして、
プライベートを保たれております。
カニとか並んでいるテーブルもありましたなぁ!
早速、生中を頼んで乾杯です!!
キクゥ!!
気になる一泊二食付きで4,200円の夕食は??
こんな感じ!ザッツオール!
いや、最後にデザートやご飯と汁が出たかな?
こんなもんでしょう!
贅沢は言いません!良い方ですよ!
昔、鬼怒川温泉の民宿で、GW中ってのもありましたが、
1マンも取られて、夕飯がマル○ンハンバーグって時もありましたからね!
立派な夕食ですよ!!腹いっぱいになりましたよ♪
ただ、最後に白飯と汁を持ってきてくれたのはいいが、
おかずが何にもなくなっちゃって、
仕方なしに塩を掛けて食べたのは惜しかったなぁ。。。
漬物ぐらい出して欲しかった!
さて、さっさと宴会場を後にしまして、ロビーにてイップク!
外を散歩しようかという意見も出ましたが、
誰もロビーのソファーから立ち上がることはありませんでした!
( ´,_ゝ`)プッ
部屋に戻って反省会!
その内小腹も空いてきたんで、お夜食?を喰らう!
北海道限定の焼きそば弁当でございます!
ウマー!!
腹が一杯になりすぎて、買ってきた酎ハイが飲めませんでした!
いやぁ、本日もいろいろあった一日だったなぁ!!!
楽しかった!
それにしても体中に浸み込んだ硫黄泉の匂いがいい感じだ!
おやすみなさい!!
本日の走行距離 447.2km
平均燃費 27.45km/L
本日のルート

グルグル周ってますなぁ♪
紋別の宿からサロマ湖湖畔のルートは、GPSロガーの電源入れ忘れでログが取れてません。。。
四日目に続く!!