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つづき！





さてさて、能登有料道路を降りまして、和倉温泉に向かっております。

17：55頃かな？
高速を降り、迷わず和倉温泉の中心部？に到着しましたが、
宿の場所がイマイチわかりません。

途中、買出しが出来そうなお店も見つけましたので、
ビールやツマミの買出しを済ませ、
楽天から引っ張った地図を頼りに、
目印になる海側の一番大きなホテルを目指し進みます。
我れらの宿はその近くのはず。

18：15、無事に「旅館　海月」に到着♪
あまりに小さくて解らなかった！（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ
一応、三階建てなんだけどね♪
周りの旅館がでか過ぎ！


玄関先に駐車場はあるが、車３台でいっぱいの感じ。
既に一台の車と、先着のバイク５台が停めてあり、
ウチラが停めれるスペースは狭いッス。

さて、中に入って駐車場の場所を聞こうかと思ったところ、
歩いてきた女の人が声を掛けてきて、
バイクはココに停めるしかないと言うんです。

あら、この人旅館の人だったんだ？
どう見てもそこら辺に居そうな私服を着たどこぞの奥さんで、
ウチらと同じかちょい上ぐらいの小奇麗な人でした♪

でも、汚れた白いスニーカーは頂けないなぁ。。。(-。-) ボソッ

しかし、指示された斜めったこのスペースに
５台ものバイクを置けるわけがない！

しかも、既に停めてある車の脇は、車椅子が通るので
空けておいて欲しいと言う。
そうなると玄関を塞いで置くしかない。。。


ちょっとお待ちください！とその奥さんは旅館の中へ。
とりあえず、メットを脱いで待ってると、
裏に駐車できる場所があるから、そちらへどうぞと言って来た！

バイクの前を走って先導する奥さん。
上はウィンドブレーカーを着てるんで、
ダイエットランニングしてる
そこいらの奥さんにしか見えない♪
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

旅館の裏手には、旅館下に駐車スペースがあって、
旅館のマイクロバスや、多分旅館の人の車が停めてあった。
ウチらのバイクはココに停めていいと言う。


　「おぉ、屋根付きだない！いい場所だ！」
もう路駐しかないかと諦めかけたときに
素晴らしい場所を手配してくれた♪
ラッキー♪

荷物をまとめて玄関に戻り、
ロビーというか、玄関内のフロントで記帳していたところ、
「千里浜はどうでしたか？」と聞いてきた。

おぉ、この人が電話先の人だったのか♪
　「結構混んでましたが、いいところでしたねぇ♪」
「年々、砂浜が減少していて、数年後には走れなくなるかもしれないんですよ。」
　「あららら、そうなんですかぁ。」
（ところで皆さん、驚きの表現に「あらら・・」と使います？）

温暖化の影響で海面が上昇しているのですかね？
それとも、砂が堆積しづらくなってるのでしょうか？

気になる方、今のうちに走っておけ！


さて、部屋案内。
エレベーターは小さく、大柄な男どもは４人でいっぱいになり、
若女将（さっきの奥さんね）とヨッチャンは二人で待つことに。

　「おぉ、ヨッチャンいいなぁ！！」
とかエレベーター内で騒いでいますと、
ドアが開いた目の前に若女将とヨッチャンが立ってた♪
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ
階段で上がってきたみたい。

部屋に入り、とりあえず特大サイズの浴衣を４枚頼むが、
「大」までしかないという。。。
ま、背の高いせんせ意外は問題無かったんですけどね！

それにしても、最近の対応としては珍しく、
非常口や避難先の案内が無いんですよねぇ。。。

お茶セットと一口のお菓子は置いてあったんですが、
館内図がはさんであるようなファイルも無ければ、
テレビの番組表も無い。

こういう説明義務って無いのかなぁ？？


さて、夕飯は部屋食であり、7：30を希望。
朝食は会場にて食べるそうだが、時間の案内は無かったです。。

「大」の浴衣を持ってきて、若女将はそそくさと帰って行った。

ま、そんな旅館でありましたが、
フロとメシさえ良ければそれでよし。

期待して早速フロへと向かいました♪

楽天トラベルには、
「お風呂は源泉１００％。かけ流しで、強食塩泉で熱く感じます。
　本物の湧浦のお湯です。」
とあり、
「含塩化土類強食塩泉 ナトリウム・カルシウム塩化物泉」
と書いてあったが、
脱衣所には、良くある効能とか泉質の掲示は無かったですねぇ。

風呂場といいますと、時間的に夕飯時間ですんでね、
我々の他、二人ぐらいしか入ってませんでしたね。

脱衣所は意外に広めで、数段の棚にカゴが置いてあるタイプ。
コインロッカー等は無し。

浴室に入りますと、やや大きめの湯船があり、
洗面台が６,７箇所ありました。

シャンプーや石鹸は温泉地に良くある、
天然ヤシ油とか、墨系とか、馬油系ｗではなく、
普通のメリットシャンプーが置いてありました♪
久々のメリットシャンプーはいい匂い♪

しっかりと体の汚れも落とし、湯船に入ります。




あづい！！！

湯温は43度はありそうです！

きくぅ、、、、


夕方海沿いを走る感じで来ましたんでね、
体が冷えておりましたんでね、
手や足先はジンジンです！
でもしあわせぇ・・・

しばらく入ってますと、徐々に熱さに慣れてきます。
湯がとうとうと流れる湯口にコップが置いてありました。

流れ出る湯に手を差し伸べたところ、


　「あぢぃ！！！」

　　　「火傷するかと思った！！！」

相当熱い源泉ですな！！

しかし、そこにあるのはステンレスのマグカップ。
この湯を汲んで飲もうにも、自分の制御リミッターが働き、
コップに唇を付けることが出来ない！！

絶対クチビルを火傷しそうであります！！

うーん、、、せめてプラスチックのコップにしてよ。。
湯を飲むの諦め、火傷しそうになった手を口に付けると、
物凄いしょっぱい！！

塩化物泉はたまに入りますが、
これほど塩辛い湯は味わったことがありません！

流石、海沿いの温泉ですなぁ！
塩水そのもの！

お陰さまで、湯を上がってもしばらくの間汗が引きませんでしたね！
湯船から出てタイル床に座ってるだけで、サウナに入ってる感覚であります！
こりゃ温まるわ！！

一向に冷める気配が無いんで、水のシャワーを浴びました♪

さてさて、部屋に戻ってエビスで乾杯♪

この一杯が最高であります！
ウメェ♪


いい感じにビールがあいた頃、
ドアをたたく音が♪

「メシだ♪」

ばぁさまらがやってきて、
せっせと準備を始めます♪

「テーブルはと・・・」とばぁさん。

　「ん？このテーブルも使うのかい？」
と聞いたのですが、返事が無い。。

どうも我々の話しがところどころ通じないみたい・・・

っていうか、
膳を並べている二人のばぁさまの会話を聞いてますと、
独特のナマリがあって、よく聞き取れません！
ワタスはこういうナマリを聞いたことがない。
何喋ってるのか解らん。

結局、膳が運ばれてきており、部屋のテーブルは使わないらしい。

「テーブルは外の出しますねぇ」
　「めんどくせぇからテーブルは端に持ってくだけでいいゾイ！」

テーブルを端に寄せて、お膳を並べ始めました。

しかし、このばぁさまらも私服なんだな♪
女将にしろ、この旅館は制服？ってのが無いんだなぁ！

ばぁさん、ラメ入りの派手なセーターは余所行きかい？
（￣ー￣）ニヤリｯ


で、並んだお膳がコチラ♪


いやぁ、豪華♪
十分であります！


ご飯が入用なら呼んでくだされと言われ、
ばぁさまが退席後、宴会開始♪


コレはなんだろ？ってのもありましたが、
全てにおいて、美味しい料理♪

いやぁ、ビールを飲んでるせいもありますが、
頼んだご飯が入らないほど、腹いっぱいでありましたねぇ！

デザートはパイナップルでした♪

今日の走りと、疲労度を自慢しあい、
世の中の不景気とストレスを吹っ飛ばせる程の楽しい宴会でありましたねぇ♪

パイナップルを食べ終わった8：30頃、
早くも膳の片付けと布団敷きに、
サッキのばぁさま二人がやってきた♪

ちと早すぎやしないか？？
ご飯頼んだのが早くて、もう食べ終わったと思われたか？

部屋食はこういうのが忙しいですな？
まぁ、膳は全て空だし、まぁいいや！

皆さん、コップ片手に隅っこに移動し、膳の片付けを見ていたところ、
若女将がＴシャツでやってきた♪

何が♪だか解らんが、♪いいねぇ♪

テキパキと膳を片付け、ばぁさま二人が残り、布団敷き。
布団を敷きながら なんか言ってきた。

「あんたら、ライダーかい？」

　「んだゾイ！」
「何処からきた？」語尾が独特？でしたが、方言で解らん・・
　「フグスマだよ！トーホグ！」 （ウチラも負けちゃイねぇ！
「隣の人らもライダーだ。あんたらは体格がいいねぇ！
　あっちはひょろっとしてるよ。柔道でもやってたのかい？」
やってないけど、 「んだ！」

短く書いてますが、コッチも方言丸出しなんで、
お互い、何言ってんだか解らんかった！
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ



布団が敷かれるとすぐに横になる皆さん♪

始めのうちは、散歩でも行くかい！
とか騒いでいたんですが、
腹が落ち着くまで待ってろ！とか言ってるうちに、

なんと９時過ぎには、ワタスとヨッチャン以外は寝息をたて始めた！！
寝息がイビキに変わり、、
　「おぉ、みんな寝たぞい！！」
「早いねぇ！疲れてるんだない！」

腹が落ち着いたところで、ワタスとヨッチャンはまた温泉へ！

「いやぁ、熱いけどいい風呂だない！」
　「それにしても、金沢行きたかったねぇ。。。」
「んだない、兼六園見たかったなぁ！」

わざわざ兼六園の為にデジイチまで持ってきたヨッチャン。
いつか必ずリベンジすっぺ！と誓い合ったのでした！
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

さて、フロから上がり、フロントに行きますと、
能登島や魚市場のパンフレットが置いてありました。

部屋に戻って、持ってきた観光ガイドブックとパンフレットを見ながら
明日のルート確認。

そのうちあんちゃんとカウジが起きてきた。
　「フィッシャーマンズワーフが近くにあるよ。
　　　釧路のフィッシャーマンズワーフって覚えてる？Mooとかいう施設。」
「わかんねぞい。」

　「なんだべ。ウニ丼食うか、魚市場でご飯買ってイクラ載せてもらうか迷ったところだよ！」
　「その系列かは知らんが、ここにもあるみたいだ。8：30には開くらしいからソコ行くべ！」

あそこではワタスがウニ丼食べたくて押し通した場所だ！
（￣ー￣）ニヤリｯ

キットカットを食べつつ、二次会。
でも、酒は飲み干しちゃったんで、お茶を飲む。

テレビでは「象の背中」が放映されていましてね、
今井美紀を妻に持ちながら、井川遥を愛人にする役所広司。
なんてうらやましぃ男なんだ。。。


なんてシリキレな映画なんだと思いつつ、
だんだんと眠くなってついに就寝・・Zzzzz

おやすみなさい！！




本日の走行距離　480.6km
走行時間　　　　約13時間
平均燃費　　　　16.98ｋｍ/L

一日目、やっと終わり！！

二日目につづく！！

つづき！！


13：50、道の駅「越後市振の関」を出発！
一路、千里浜ドライブウェイまで！！！

えと、千里浜以外で写真がありません！
走り通しでしたんでね、撮ってる時間がなかったです。


さて、道の駅を出て数キロ走ったところで富山県に入りました！

　「富山県に入ったぞーい！！」
「いよいよ北陸にきたねー！」

富山県に入り、海沿いをしばらく走っているうちは
たいして混雑もしてませんでしたが、
市街地に入った途端、信号が多くなり渋滞してきちゃいました。。。

このままですと時間が掛かってしまうので、
あまり好きではないのですが、すり抜け開始であります♪

信号の度に車を出し抜いて一番前に出るのですが、
後ろに4人も引き連れてますとね、
結構シンドイんですよねぇ。。。

信号の変わるタイミングとか、
左右のすり抜けるスペースの確認とか。
5台が確実に前に出れるよう、気を使います。

入善町に入る頃、右にバイパスの文字が出てきました。
　「おぉ！バイパスだ！行けるのかな！」

ええい！行っちまえ！
信号待ちにうんざりしてましたんでね、
地図も確認できぬまま、入善黒部バイパスに右折！

いやぁ、スイスイであります！

喜ぶのもつかの間。
このバイパス、まだ未完成であることの表示が出てきました。。。

　「ありゃ、これって途中で終るな！！」
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

まぁ、戻るのも癪なんでこのまま進むことにし、
バビョーンと誰も走ってない道路を進んだのでありました♪

案の定、数キロ進んだところでバイパスが終わり、
T字路が出てきてしまいました。。。

仕方ナシに県道を左折し、元の８号線に戻りました。。。
短かったけど気持ちいい道だったなぁ♪

左手に雪に覆われた高い山脈が見えております。

　「あそこら辺が黒部渓谷があるのかない！」
「そうかもしれないねぇ！」
　「一度、トロッコ乗って黒部ダムでも見に行きたいなぁ！」

それにしても信号多過ぎ。車多過ぎ。
ガンガンすり抜けても、一向に進んだ気がしません！！

　「クラッチ握る左手がバカになりそうだよ！！」

そろそろあんちゃんの250SBの給油タイムであります。
前回給油してから100キロを越えてきました。

　「そろそろ給油するかーい！」
「んだなーい！」

魚津のSSにて、あんちゃんだけ給油タイムであります。

　「うーん、、道の駅出てから30キロ位しか走ってないけど、
　　1時間も経っちまったない！」

「やっぱ高速乗るかい？」

　「うーん、なぎさ行くのに高速乗っても、結局金沢東で降りるようだよ。
　　金沢東から兼六園まで10キロないからね。
　　道の駅のタイミングで乗るなら利用価値はあったけど、今更乗るのもねぇ。。。」

時刻は15：00チョイ前。
高速であれば１区間の移動に１時間掛かってますね。
　「さっき乗れば1時間2200円で金沢行けたんだけどねぇ。。」

ちょっとイヤミを言ってみた。
意地でも下道を走ってやると思ってた。
（￣ー￣）ニヤリｯ


　「富山の8号バイパスがスイスイ通ってることを願おう！」
　
さて、GSを出発しまして、富山市街地のバイパスに入ってきました。
意外にもこのバイパス、
交通量は多いのですが、スイスイ進んでるではないですか！

　「これでこそバイパスだナイ！スイスイだ！」
「金沢の文字が出てきてるね！！」
　「でも、石川県はマダマダだぞい！」

スイスイ流れるのはいいんですが、、街中を走るバイパスだけあって、
景色を楽しめる訳でも無く、まったく面白みがありません。

　「これじゃフグスマの4号バイパスと同じでツマラン道だなぁ！」

バイパスを走ってるだけですと、
ホント、通り抜けるだけで終ってしまい、
富山の方には悪いのですが、なんのイメージもありませんでしたねぇ。。
時間があれば、富山湾辺りに行って、白海老とか食べたかったなぁ！

さて、前方にR160の標識が出てまいりました！
道順的に右折するもんだと思ってましたら、
JCTとなっており、左に一度下りなければならなかったんですねぇ！
地図を良く見るとそうなってるし！

三車線の一番右端の追い越し車線を走ってた我々は、
シグナルドラックスタートで慌てて左車線に入って行ったのでした。

R160に入り、続いてR415を目指します。
能登半島の入り口に入ってきました！

R160も広くて綺麗な道でしたね！
能登半島の行き来に使う道らしく、
時間的に半島帰りのツーリンガーと多数すれ違いましたね！

R415を左折したところ、
片側1車線のセンターラインは黄色の狭い道でありました。

　「ちーっと失敗したかもしれないねぇ。。。」

車は結構いるし、抜かすことも出来ない。
辛抱の400番台酷道でありました・・・

カナリの時間を要して、石川県へと入りました！！
本日3県目であります♪

千里浜なぎさドライブウェイまでもう少しです！

でも、結構時間を押しておりますねぇ。。。
カナリ疲労が溜まってきました。
400キロ以上、下道を走ってますからね。
富山に入った辺りの渋滞も効いてますねぇ。。

　「あれだね、なぎさを８キロも走っている時間がないから、
　　　出口というか、入り口というか、そこをチョコっと走って写真撮るだけにしよう！」

８キロもある砂浜を、全て走ってみたかったのですが、
時間も遅いし見るだけでいいや！とアッサリ心変わり。
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

風景的に、なんとなく海沿いというか、浜の雰囲気が出てまいりました。
前を走る、二台の渋谷系？の山バイクに着いて行くように走ります。
コイツラも千里浜に行くのかな？

一台はＴＷでしたね！
砂浜を走るにはもってこいのバイクだなぁ！
（そういう感覚では買ってないと思うけど・・）

高速道をくぐりますと、アスファルトに砂が浮いてるのが目立ってきました。
砂浜はすぐソコって感じ♪

レストハウスが見えてきまして、砂が大量に浮いている坂を上りますと、
目の前に砂浜と海が見えました！！

16：35。
千里浜なぎさドライブウェイに到着でございます！！

　「着いたぞぉー！
　　　それにしても凄い砂だ！！」

いやぁ、バイクには酷な場所ですねぇ！
カナリ危険を感じましたね！

だって、サラッサラな砂がアスファルトに大量にばら撒かれてるんですぞ？
しかも、なぎさに行くには、ちょっとした下り坂になってます！

　「リヤブレーキだけ掛けてゆっくり降りるんだぞーイ！」
自分に言い聞かせるように無線でも皆に伝えます！

他の地域に比べ、粒子の細かいサラサラの砂のお陰で、
水を含むと体積密度が異常に増し、砂浜なのに車やバスまでも
走れるほどの硬い砂浜が出来上がってるんですねぇ！

そういうサラサラな砂が大量に浮いた下り坂を
ソロリソロリ慎重に降り、アスファルトが終わり、
砂浜に入った途端、

ヌメ！！

砂浜にフロントタイヤが埋まりました！！！

　「ナニー！！」

いやいや、なぎさドライブウェイと言えど、
浜の入り口付近はまったく水を含んでいませんのでね、
普通の砂浜と一緒！！！

波打ち際の、海水で固く締まった場所でない限り、
場所によってはスタックしそうであります！！！

いやぁ、危なかった！！
タイヤ捕られてコケるかと思った！
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

さて、皆さん無事に砂浜に降り立ち、
夢のなぎさドライブウェイを100ｍほど走り、
バイクを停めて写真を撮ることに。

サイドスタンドを出し、バイクを傾けたところ、

ズブズブズブ・・・

なんと、スタンドが砂にのめり込むではないですか！！！

考えてみれば当たり前ですが、
ベンベのほっそいサイドスタンドでは、
砂浜に刺さり放題であります！

なぎさドライブウェイは、コンクリのように硬い砂浜。
そのイメージがまたも崩れて行きましたねぇ。。。

しかし、流石はあんちゃんの250SB。
スタンド立ててバイクを降りてもそのまま立っております。
軽いんですねぇ！
スタンドの先端の形状も広く大きくていい感じの様です！

このままではどうすることも出来ず、
ひとり悠々と砂浜を歩くあんちゃんに頼んで、
スタンドの下に何か敷くものを探してもらうことに。

リヤのトップケースの中に、北海道に持っていった、
セレブカマボコは入っているのですが、
バイクを降りなければ開けることも出来ませんからねぇ！

あんちゃんが大き目の石を見つけてきまして、
ワタスの足元に投げつけます。

微妙な位置に投げてきましてね、
手どころか、足さえ届かない場所でした。

　「これじゃイジメだばい！！もっとコッチによこして！！」

ようやくバイクを降りることに成功しました！！
ココまで苦労するとは思わなかったなぁ。。。



それにしても意外に狭い砂浜でしたね！
波打ち際がすぐソコです。
もっと奥に行けば、広いのかなぁ？？
観光客がわんさか居まして、車もいっぱい駐車してましたねぇ♪


さてさて、この時間ですと宿への到着もカナリ遅れそうであります。
17時到着の予定をしてましたが、
既に17時チョイ前。
宿に電話しないと！！

　「すみません、本日予約したJOKERです。
　　　今やっと、”ちさと”浜に着いたんですが、そちらへの到着がちょっと遅れそうです。
　　　　　ちさと浜からどの位で行けますかね？」

「はい、”ちり”はまですね。４０分もあれば着くと思いますよ。
　　お気をつけていらしてください。」


え？今、ちりはまって言ったか？

（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ
ずーっと、ちさとはまって発音すると思ってた！
そのことを皆に伝えると、
　「せんり浜じゃなかったのかい？」

漢字は難しいですな！
特に地名は！




我々の後ろでは、先ほどの渋谷系？が砂地を攻めておりましたね！
「思うようにはしれねぇー！」
とか叫びつつ。
楽しそうだない！


千里浜なぎさドライブウェイにて記念撮影後、
レストハウスにてお土産を物色。

レストハウスの土産物屋には、コレといって欲しい物が置いて無く、
　「和倉温泉の辺りでもお土産買えるんじゃないかい？」
ってことで、結局何も買いませんでした。

　「さて、いい時間になっちまったない！
　　　能登の高速道で和倉温泉近くまで乗っても310円で行けるようだよ！
　　　　40キロ位かなぁ？乗るかい？」
「乗るべ！」（おぉ、310円だと二つ返事だｗ）
「高速乗るなら一応ガソリン入れたいな！」
　「了解！GS探して千里浜ICから高速に乗ろう！」

時刻は17：05。
和倉温泉まで約30数キロ。
18時位には宿に着けるなぁ♪

千里浜を出て左に曲がってところに、ちょうどシェルがありました♪

シェル　羽咋SS‎
走行距離　188.2km
給油　11.40L
燃費　16.50km/L

スタンドのおっちゃんに、
　「高速道に乗りたいんだけど、どっちに行ったほうが近いですかね？」

地図上では、戻れば千里浜ICが、先に進めば柳田ICがあるようです。

「能登道ね？この道を戻って、左に曲がった後、右に行くと千里浜ICがありますよ。」

と言ったようです。
実は聞き取りづらかったんです。
ここら辺も結構ナマリがありますねぇ？
トーホク人には聞き慣れないイントネーションでしたねぇ。
まぁ、看板があるべと聞き返さず、

　「ありがとうございます。」
とお礼を言い、17:15、いざ出発！

なんとなく左に曲がってまで聞き取れたんで、
進んだのですが、左に曲がるところがない・・・

そのうち大通りに出てしまい、訳解らなくなった。
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

実際は曲がり角があるわけではなく、道沿いに大きく左に曲がって行って、
その後のT字路を右に行けば千里浜ICに出れたようです。

　「解らなくなったからとりあえずこの先に柳田ICがあるはずだから
　　　そっちに行くゾイ！」

不甲斐ない先導員である。。。スマン、ロスタイムだ・・

今走っている道が国道249号なら間違いなく柳田ICに行けます。
ちと不安に駆られながら、しばらく進んだところ、
道路わきにR249の看板がありました♪

柳田ICも無事に出てきまして、一安心♪
しかし、ETCが使えないとの文字が・・・

ナルホド、高速入り口には料金所が無く、
いつの間にか本線に入っていましたね！

ここは能登有料道路と言うそうで、
金沢から能登半島の中間の穴水へ繋ぐ有料道路。

制限速度は70km/ｈくらいでしたが、
下り車線は交通量も少なく、スイスイでした♪

しばらく走りますと、料金所が出てきました。
あれ？？？
もうおしまいか？？

どうも料金所が設置している部分が不明確ですねぇ。
関所が転々とあるスタイルらしい。
まぁ、よく調べもせずに乗ったのが悪いんですけどね！

しかしバイクにとって料金所ほどメンドクサイ場所はありませんねぇ。。
ジャケットの中のサイフを取るのに一苦労であります。

17:40、上棚矢駄料金所で現金210円を取られましたね。
ツーマップルには、高田ICまで310円とあったが、
あと100円は何処で取られるんだろう？？？

さて、皆さん支払いが済んだところで再出発！

車の流れに乗って和倉温泉を目指します。
地図上では、徳田大津JCTを右に曲がり、高田ICで降りて
しばらく進むと和倉温泉に直結出来そうであります♪

料金所以外での渋滞無く、スムーズに進んでおります。
時折見える山間の風景は谷底を見てるだけで
あまり面白くありませんでしたね？
PAは１箇所ありましたね。
先を急ぐので寄りませんでしたが、
PAは結構混雑しておりました。

しばらくして徳田大津JCTが見えてきました。
和倉温泉方面へ向かいます！
帰ってから知ったのですが、ココから田鶴浜道路となるそうです。
田鶴浜料金所にて100円を徴収されます。

料金所のおっちゃんに、
「何台？」
と聞かれ、そうか、オレがマトメて払っちゃえばいいんだ！
と、「５台！500円だない？」
と500円玉を渡し、皆に払ったよと伝えます。

皆さん、スイスイ料金所をパス♪
停まらず進むことが出来ました♪

しかし、カウジが来ません。
料金所でアタフタしておりました。
　「オレがマトメテ払ったゾーイ！！」

聞こえたのか聞こえてないのか、とりあえず料金所をパスしたようです。
後から聞いた話、無線の電池切れで何も聞こえなかったそうな。
何でみんな先に進むのか不可解だったとか。
今回、カウジの無線のマイクが断線しており、
スピーカー越しにみんなの会話は聞けても
喋れない状態だったんですよね。

どうも、TANAXのヘッドセットは安いんですが、断線に弱いですねぇ。
あまり使わないせんせ以外は、ワタシのも含め、皆さん断線しましたね。
今度買うなら、ケテルかアドニスにした方がよさ気なんですが、
結構高い品ですからね、あとは本人次第♪

ちなみにワタスのはアドニスのHP-1500ってやつ。
いいタイミングで新品を格安でヤフったのですが、
コードにしても、スイッチにしても、カナリ信頼が高いです♪
あ、無線機は小電力のトランシーバーを使ってます。

あと少しで和倉温泉♪

料金所をパスした後は、無料区間？と言ったらいいのか解りませんが、
和倉ICってのがあって、そこで降りればいいようです。

ってところで、長くなったので

つづく！

つづき！！




新潟県の国道8号線を走っております。
柏崎市の港町に近づき、日本海が見えてきました♪

我がK1200R-Sportは、数十キロ前からリザーブに入っております。

リザーブに入りますと残走行可能距離が出まして、
後どの位走れるか解るのですが、
その精度をいまいち把握しておらず、

走行可能距離は後40キロ。
ちと不安に駆られながらも、市街地から海への
景色の変化を楽しみながら走っておりました♪

道の駅「風の丘米山」の案内板が見えてきた頃、
右側の海沿いに魚市場が見えてきました。

「おぉ！ここに立ち寄って昼飯食ったない！」とよっちゃん。
　「んだない！海鮮丼食ったない！結構高かったよない！」
「そうだね、カナリ高かったねぇ・・・」

2005年、妙高高原にてＫＢＭ祭りが開催され、
ヨッチャンと二人でキャンプツーリングで行った際、
昼時に立ち寄った場所であります。

道路沿いに魚市場とかお土産やがずらーっと並ぶ場所でして、
結構な観光客が買い物を楽しんで？居ましたね！

しかし、こういう場所のメシってなんであんなに高いんだろう？？
ラーメン以外の一番安そうなものを選んで、
2000円以上したような気がします。
そういや、食事の際、向かいに座ってたねぇちゃんのなぞの逆三角形を思い出した！
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

それにしても浜焼きの美味そうな香りがしてましたねぇ♪

　「うぉー！いい臭いだ！腹減った！！」

さて、ここの魚市場に立ち寄っても良かったのですが、
結構な混雑ぶりだったので、先に進むことに。

海沿いを走るってのはあまり経験してませんのでね、
気持ちいいったらありゃしない♪

しばらく走ると、左にGSが見えてきました♪

が、潰れておりました・・・

　「やべぇ、、オレの給油ランプ点いてるよ！この先あるかなぁ？？」
「地図を見る限り無い様だねぇ！」
　「マジかぁ、、、あと「40キロは走れると出ているけど大丈夫かなぁ？？」

としゃべってたところ、はるか前方にオレンジの看板が見えるではありませんか！
　「あれってエネオスじゃねぇ？？」

いやぁ、助かりましたねぇ！
給油は早めに行いましょう！

早速GSに入りまして、給油です♪

エネオス鵜の浜SS
ここまでの走行距離　256.4km
給油　15.61L（満タンは19Lね）
燃費　16.42km/L

えぇ？？
この走りでこの燃費？？

「今日の走りだと俺のは満タンで400km以上走るゾイ！」
せんせのZZRは20km/L以上走っているようです。
カウジのZRXは21km/L？

やっぱK1200R-Sportは燃費悪いなぁ。。
F800Sより10km/Lは悪いよ・・・

このスタンド、地域一番を目指しているらしく、新潟にしてはガソリンが安かったです。
レギュラーで114円だったかな？ハイオクは125円でした。


さて、トイレ休憩も済まし、ガソリンも満タンに出来たんで
気持ちも晴れ晴れと先に進みます♪

　「残り200キロだぞい！！」
まだ半分ってことだねぇ。。。

右手に海を眺めつつ走るこの道は、
どこか、北海道を走っている感じに似ておりました。

よっちゃんもそういう気分だったのか、
「なんか、えりも岬を目指して走る道に似ているない！」
　「オレもそう思ってた！」

ちょっと時化た天気もそう感じさせていると思います♪
あぁ、また行きたいなぁ！北海道！


柿崎を過ぎ、直江津を過ぎ、数十キロ走るうちに
徐々にこの風景に飽きてきておりました。

ミラー越しに後ろを見ますと、
だらーんと足を伸ばしたり、立って乗ったりしてましたねぇ。
みなさん、疲れてきたかなぁ？
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

ワタシはというと、徐々にこの前傾姿勢に慣れてきましてね、
自然にニーグリップが出来ているのか、
ちょっと手首が痛いのですが、腕への負担は減っており、
このポジションでもツーリングは問題ないなと感じておりました。

ただ、ケツはカナリ痛くなってきております。
F800Sのハイシートではまったく痛くならなかったケツが痛い・・・

日本標準のローシートは2～3cmアンコ抜き？してありますからねぇ。
そのせいなんですかねぇ？
ローシートの影響は足にもきておりますねぇ。。
シートが下がってる分、若干鋭角にひざが曲がり、
ヒザ裏が痛くなってきております。

うーん、、オプションのハイシートが欲しいなぁ。。。
5ﾏｿもするから、ポンとは買えないけどねぇ。。。

今回のツーリングでアップハンドルの購入は見送ることにしましたが、
ハイシートとセンタースタンドが欲しいですねぇ。。。
日本じゃ高くて買えないから輸入するしかないですな！！
（￣ー￣）ニヤリｯ


さて、気温は22℃程度。
トレーナーにメッシュジャケットが心地よい温度でありました。
まったくもって海沿いは涼しいですなぁ。

時刻は11時半ぐらい。
　「そろそろ腹減ったない！」
「メシにすっぺ！」

　「前方に見える岬辺りに道の駅がありそうだよ！」
「おお、いいナイ！そこにスッペ！」

目の前に岬は見えますが、なかなか近づかないんですよねぇ。
それだけ遠いって事でしたが、
しばらくして道の駅 「うみてらす名立‎」に到着♪
12時チョイ前でありました。

流石はＧＷ！
駐車場の混雑振りを見た瞬間、こりゃハマった！
と思った。
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

バイクはコッチ！
という、係員に先導されまして、施設の目の前の駐車場に停めることができました。


車の人等は、空きを探すのに苦労してそうであります。
（￣ー￣）ニヤリｯ

この道の駅、立派な温泉施設と宿泊施設、それに生産漁港直売場ってのもありまして、
この混雑振りでココの人気度がわかりますな！

　「もう疲れたから今日はここに泊まっぺ！」
「んだない！温泉もあるし、それがいい！」
お約束の掛け合いでした。（ ´,_ゝ`）ﾌﾟﾌﾟｯ

施設内に行ったところ、コレでもかって程、人人人！！！
こりゃ、メシ食うにも大変だぞ！！

二階にレストランがあるって事で、
その階段下にあったメニューを確認。

タケェ。。。

一番安いのが、お子様セットの８００円だ。。。
へでもねぇカレーが１０００円だったかなぁ？
魚介類の海鮮丼なんか２０００円近くしたような・・・

ダメダこりゃ。。。

２階の高級レストランは諦め、１階の軽食コーナーみたいな場所を見てみますと、
あるじゃないですか！
そこそこ安いメニューが！！

海鮮丼と半ラーメンのセットが９８０円！
丼物はイクラ丼にも出来るようであります♪

　「コレだ！ここにスッペ！」

早速カウンター越しのレジに並び注文するものの、
渡された整理券のＮｏ．は２９。。。

今呼ばれている番号は１０番台・・・

うーん、、とりあえず３０番のヨッチャンとテーブル探し。
外の一番奥のテラスに席を確保し、しばらく待ちました。
家族連れの一組は、魚市場でカニを買ってきたのか、
パックトレーから出してみんなでむさぼりついてましたね！
美味そうだったなぁ！
こういう昼飯でも良かったかも？

２０分くらい待ちましたかねぇ？
ようやく呼ばれそうな時に、手前の席が空いたのを確認！
すぐさま席を確保しなおし、我が２９番が呼ばれる♪


海鮮丼+半ラーメン　９８０円。

まぁ、こんなもんでしょう！
コレが、1500円を超えるようなら、文句タラタラであります。

しかし、一番混んでいた時間帯に来ただったようで、
メシを食べ終わる頃には席もガラガラになってましたねぇ。。。

アンチャンとセンセは、駐車場脇の屋台で
タイヤキも買って食べてましたね！
ま、そのくらいの昼飯の量です！

時刻は12：30。
さーて、そろそろ出発しましょう！

海沿いルートはしばらく続きます。

左手にラーメン屋を発見。
ここでも良かったなぁ。。

そのうち、右手に道の駅がまたも現れました。
道の駅「能生」だそうです。
ここも海鮮市場が設けられてるようで、
車やバイクが沢山停められていましたねぇ！

時折現れる番屋は、鰊番屋なのかな？？
またも北海道を思い浮かべます♪

ココまで走る間、ガソリンスタンドはあまり見かけませんでしたが、
道路を挟んで対面にシェルとエネオスがある場所がありました。
何もこんな場所で対面で無くてもねぇ？？

ポツンポツンと北陸道のＩＣを示す看板が出ておりまして、
そろそろ単調な道に飽きてきたし、
高速に乗ってバビョーンと金沢に行きたいなぁ・・
と思ってました。

ワタスの目論見としては、
ごりさんオススメの道の駅「親不知ピアパーク」辺りで休憩をし、
親不知ＩＣから北陸道に乗りたいなぁ♪
そして一気に金沢まで♪と思ってました。

糸魚川を過ぎた頃、無線にて軽くジャブ。
　「この先に親不知って場所があってね、断崖絶壁と砂浜の雄大な自然を楽しめるんだよぉ♪」

「・・・」

反応ナシであります。

チッ

まぁ、さっき名立を出てからまだ30キロチョイしか走ってないからねぇ。
休憩には早いよなぁ。。。
ココは帰りに周るとして、もう少し先進むかぁ。。。

昼飯食った、名立の道の駅から約50キロ。
道の駅「越後市振の関」が現れました。
　「休憩スッペ！！」
「了解！」

時刻は13：30くらいかな！
時間当たり50キロは走れているようです♪


ココは結構小さな道の駅でした。
海側を見ようとしても、線路があり、高台も無く、
海への眺めはあまり良くありませんでしたねぇ。

トイレを済ませ、地図を確認！
ココから中部・北陸のツーリングマップルに切り替えました♪

早速、ソフトクリンを食べるセンセ！


うーん、美味そうだ！！

さてさて、ココから金沢へは120キロくらいあるようです。
チョイ先の朝日ICから北陸道に乗れば、1時間で着くなぁ♪

今回はねぇ、ルート設定にちょっと意見が割れてたんですよねぇ。
事前にメールにてルートの相談はしていたものの、
結局決まらなくてね、昼飯の時間によって
金沢見学するかどうか決めよう！ってなってたんです。

　「最後の相談だゾイ！
　　金沢を見る場合、これから通る富山の辺りは街中を走るから混むって情報もあるし、
　　金沢まで120キロ位だから、高速を使って行けば15時には着くよ。」

「高速使うの？」
　「うん、上使わないと無理だない。」

皆、地図を見始める。
何区間あるんだ？とか聞こえてきますねぇ。。。

「高速使わなくても、8号線で宿に行けっぱい。」

　「いや、宿に直接じゃ無く金沢を見学する場合は
　　これから走る富山は混雑してるって話しだし、高速使った方がいいってこと。」
「あぁ、金沢ね。」

　「金沢見なくても、なぎさドライブウェイは行くゾイ。それは譲れん。
　　　石川まで来て何処も見ないで帰るってのは、何しに行ったんだって思うバイ。」

　「なぎさまででも120キロ位だよ。」

　「どうする？金沢。行く？
　　　そこの朝日ＩＣから乗って、金沢東ＩＣまで100キロ位かな？」

どうも皆さん、決めかねてるようですねぇ。。。
「金沢は混んでるんじゃねぇ？」

　「うーん、行ったことないからわからんけど、観光地だからね混んでるべナイ？」

「なぎさ行くだけでいいんじゃね？」
　「その場合は下道走った方が距離的に近いかなぁ。。。
　　　　でも、富山は混んでるって話しだしねぇ。。。」

どうも高速に乗りたくないようですなぁ。。

　「んじゃ、金沢はやめて、下道走ってなぎさドライブウェイを見てから宿に行こう！」
「了解！」

くぅ、、コレで金沢は行けなくなったなぁ・・・
兼六園がぁ、、ひがし茶屋街がぁ・・・


いや、ワタスの意見を押し切って金沢行っても良かったんですけどね、
今回はＥＴＣ1000円というダークサイドがあったんですよ。
去年までだったらね、皆平等なんでね、普通に高速乗っちまってるところなんです。

不景気な世の中ですからねぇ。
あまり金を使いたく無いっての解りますしねぇ。
ワタスだけ押し切るのもねぇ？？？

ま、仕方ないんで、
千里浜なぎさドライブウェイまでのルートを検討します。
ワタスの頭の中には、
金沢行って千里浜通って和倉温泉に行くルートしか
有りませんでしたからね。

　「えーとね、R8からR160に入って、R415で千里浜に行こう！
　　やっぱ、千里浜までは120キロは有るかなぁ？
　　　混んでるのを予想すると3時間はかかるかない？」

道順が決まったところで、
13：50、道の駅「越後市振の関」を出発！
一路、千里浜ドライブウェイまで！！！


まだ新潟すら抜けてないんだよねぇ。。。
その後、富山を走りきらねばならん・・・


つづく！！

5月3日（日）のお話であります！

毎年恒例のリアル友人らとの1泊ツーリングに出かけてきました♪

昨年は、秋田県の乳頭温泉に行ってきたのですが、
今年は日本海を見に行く？
ってことで、まだ行ったことがない、
山形の鳥海山を中心に、出来れば男鹿半島に1泊でも！！
と、３月頃から動いていたのでした。

ウチらの宿の条件としては、
　１に温泉
　２に安い（1万円くらい）
　３に料理が美味そうなところ！
を挙げております。

ガソリン代も含めて2万円以内のツーリング！
ってのが条件であるのですが、
今年は不景気なのに、安めでいい宿はほぼ満室！
こんなに早く満室になっているとは思いませんでしたねぇ。。。

とりあえず、普段7,000円位の宿がGWで12,000円程度に跳ね上がってた
宿を押さえるものの、なんとなく損してる気分になりましてね、
日本海側を下るように宿を探していたんです。

で、みん友の方で北陸旅行のブログを見てましてね、
一度行って見たいなぁ！
特に、千里浜のなぎさドライブウェイを一度走ってみたい！
と思い始め、
北陸界隈を探していたところ、
結構安価でいい宿がまだ沢山残っているではないですか！！

その中で、千里浜がある能登半島を中心に探していたところ、
「和倉温泉」ってのがよさ気であることが判明♪

和倉温泉「旅館　海月」が料理、温泉、比較的安いとなりまして、
3/12に海月に1泊2食付 大人:11550円（入湯税別）で予約確定♪


さて、宿は決まったものの、
目的地はハッキリしない。
千里浜のある石川県を調べていると、
石川県の金沢が観光地として有名であり、
その中でも、「兼六園」や「ひがし茶屋街」が有名であることが解った。

金沢までの距離としては、420km程度。
金沢から和倉温泉までは70キロちょい。

14時くらいに金沢に入らないと、
観光は難しく、宿に着くにも遅くなってしまいます。

相談している中、いろいろな意見はあったが、
メンバーに自分の意向をメールで伝えます♪

「5月3日は最低でも千里浜なぎさドライブウェイは走るとして、
　金沢観光は臨機応変で対応しよう！
　　高速はチト高いが、混雑具合を見て乗れるなら乗りましょう！」

せっかく石川県まで行くのだから、
金沢の観光地の一つや二つを見てみたい！！

まぁ、そんな感じでＧＷツーリングに望んだのでありました♪


さて、ナゲー前置きはこの位にして、当日朝！

本日の予定としては、
猪苗代湖の志田浜付近にあります、7-11を6時出発！

その時間に間に合うようにメンバーが集まります！

今回のメンバーは、高校の頃からの腐れ縁の、
かうじ＠ZRX1200R
せんせ＠ZZR1100D
あんちゃん＠ランナー改め、250SB
よっちゃん＠バラデロ改め、VFR800
そして、ワタクシ、JOKER＠F800S改め、K1200R-Sport
の５台であります♪

北海道ツーリング組全員がバイクを乗り換えております。
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

AM4:50、5時にセットした目覚ましより早く起きます。
いや、実は2：30に目が覚めておりました。
┐(´ー｀)┌

それは早すぎますので、二度寝したんですが、
結局目覚ましより早かったようです。

寝静まる我が家をコソコソと出まして、
バイク小屋から、K1200R-Sportを出します。

表示温度は15℃位。
（先日のツーリングで新たに付けた温度計は、2～3℃高めに出ることが解りました。）
多分、12℃くらいなんだろうなぁ？
結構涼しいです。。。

前日は27℃位まで上昇しましたが、本日は予想は23℃とちょっと低めです。
出発する間際まで、3シーズンにするかメッシュにするか迷いましたが、
中に長袖の薄手トレーナーを着ていくってことで、
大丈夫だろうとHitAirのメッシュジャケットを着ていくことにしました。

あぁ、これが失敗だったんですねぇ。。
後から解ります。。。


時刻は5時チョイ過ぎ。
1分程の暖気の後、猪苗代湖を目指し、いざ出発であります♪

前日、Motulの5100っていう半合成オイルに交換したのですが、
なんとなく、硬めに感じていまして、
尚且つ、温まってきますと、停止後Nから1速に落とす際、
ガコン！と派手な音を立ててギヤが入るようになってしまいました。

走り出しても、ギヤはスコンスコン入るわけではなく、
カコンカコンと若干抵抗を感じつつ入ります。
なんか、このオイルは合わないのかなぁ？？
って思えておりました。

ただ、確実にギヤの入りが解りますので、
その辺はいいのかもしれません。

そのうちコナレて入りやすくなるかも？

吹け上がりはスムーズで、回転に変な重さも感じませんので、
今回のツーリングでは様子見であります。


郡山の市街地を抜け、県道6号（通称三森峠）に入る頃、
気温がグンと下がってきたのが解りましたね！

道路わきの電光掲示板には、11℃の表示。。。
新設の温度計は14℃。
　「やっぱ３度くらい高く表示されるなぁ。。」

峠に入り、標高が高くなるにつれ、寒さも厳しくなってきました。
我が温度バロメーターの「歯」がガチガチ鳴ってきております。
温度計の表示は「11℃」。
　「こりゃ、10℃切ったな！」

早くもメッシュジャケットの恩恵？を受け始め、
体が震えてきちゃいました・・・
　「失敗したなぁ。。」

猪苗代湖湖畔をグルっと右回りしつつ、
国道49号を目指します。

風は無く、穏やかな猪苗代湖は、
曇りがちな天気でありながら綺麗に見えましたねぇ♪
生憎、磐梯山はあまり見えませんでした。

5：35、志田浜の7-11に到着。
既にカウジ＠ZRX1200Rが着ておりました♪
　「あれ？正面に停めないのかい？」
「そこの車、寝てるようだったんで、コッチに停めたよ！」
　「なるほど。早かったない！」
「5：00に出てさっき付いたよ！」
　「寒くねぇ？？」
「朝のうちだけだバイ!」

暑がりのカウジもメッシュジャケットを着ておりました。。。

7-11で朝飯におにぎり２つとホットコーヒーを購入。
おにぎりは温めましたが、震えながらの朝食でありました。。

おにぎりをほうばってますと、遠くの方から単気筒の
小気味良いサウンドが聞こえてきました。

あんちゃん＠250SBであります！

革のジャケットにネックウォーマーまで付けてきたあんちゃん。
あなたは正解！！

　「寒かったバイ！」
「勢至堂峠は8℃しかなかったよ！！」
　「やっぱし！！オレはメッシュで来ちゃったよ・・・」

「ここまでもう４０キロも走ったから、そこでガソリン入れてくるよ！」
　「んだない！そうしな！」

タンク容量が7.7L程度しかなく、
あまりガソリンが入らない、250SB。
リザーブまで100キロチョイしか走りません。。
今給油をしておかないと、新潟の県境の山越えも厳しい・・・


次によっちゃん＠VFR800が登場！
今回は、パニアは外してトップケースだけで来たかと思ったら、
リヤバッグもタンデムシートに乗っかっておりました。

　「なんだべ、大所帯だない！」
「昨日、実家に泊まったからない！その荷物と、デジイチを持ってきたよ！」
　「デジイチぃ～？？」
「金沢の兼六園に行くって聞いたからない！写真撮ろうと思ってね！」

給油を終えたあんちゃんも戻ってきました。
リヤキャリアを新たに装着したらしく、
キャリアの上には、北海道ツーリングで使ってたアイリスの箱が積んでおりました。
250SBは荷物積むのにも苦労するねぇ！

さて、残りはせんせ＠ZZRのみ。
　「起きてるんだべなぁ？？」

電話しようかと思ったところ、
5：50過ぎ、せんせ＠ZZRが登場！


タンクバッグ一つで来た様であります！

ヨッチャンとは対照的な荷物の量だなぁ！

　「間に合ったない！勢至堂、寒かったバイ！」
「勢至堂のてっぺんでテント張ってたバイクが居たゾイ！」
　「あんなところで？？」
「オレが通り過ぎる時、ちょうどテント空けて顔を出したところだった！」
　「何もこの寒い時期にあんなとこにテント張らなくてもいいのにない！」

さて、今年も無事バガヤヅラが揃いました！



6：10、予定より少し遅れて出発であります！

この時間のR49は交通量も少なく、
会津若松までスイスイ進むことが出来ましたね！

とりあえず、最初の立ち寄りポイントは、道の駅「阿賀の郷」。
多分、その頃、100キロを越えますので、あんちゃんのバイクの給油であります。

途中、新潟県境の山越えの登坂斜線の内側を、一台のエスティマが猛烈な勢いで
走ってきましたね！
ワタスは登坂斜線が終って本線を走っているのに、内側から抜かしてきやがります。
アブネェんでセンターラインを割って避けましたよ。
まったく。

さて、本日の天候は曇りの予報。
チラホラ太陽が見えますと、暖かさを感じますが、
まだ身体の震えは止まりません。。

西会津を抜け、新潟県に入り、阿賀川から阿賀野川に河川の名前が変わったころ、
ようやく15℃を超えて来ましたねぇ。。

いやぁ、寒かった！

ソロソロ100kmってところで、あんちゃんに無線で連絡！
　「そろそろ給油すっかーい！」
「んだない！そろそろお願い！」

そろそろ給油としても、GSがまだありません。。
今回のツーリングは、給油タイミングとの戦いであります！！

GSを探しているうちに道の駅「阿賀の里」に到着。

「休憩してからGS探して給油しよう！」

時刻は7：45ごろだったかなぁ？
結構いいペースで走れたようであります♪



道の駅「阿賀の里」はカナリ大きな物産館があり、
新潟帰りのお土産の購入には持って来いの場所です。
が、品物は結構高めなのでそのつもりで。
ただ、日中は屋台等が出ていまして、イカ焼きや磯辺焼き等
美味しそうな物がそこそこの値段で沢山ありますよ♪

流石に早朝ですんでね、屋台等は無し。
底冷えした勢いでさっさとキジブチ。
カウジは不発に終った模様。
たいへんだねぇ。。（なぞ

　「いやぁ、それにしても寒かったない！冷え込んだよ！！」
「麓に下りてきてだいぶ暖かくなってきたナイ！」



気温は18℃。
徐々に暖かくなってきておりました。

20分ほど休憩しまして出発であります。
しばらく走りますと、

反対車線でありましたが、ちょうどJOMOを発見。
あんちゃん一人給油したのでありました。

「4リッターまで入らなかったから、120キロ位大丈夫だゾイ！」

コレで今回の給油方法が決まりました。
120キロおきにあんちゃんのを給油し、
あんちゃんが2回目の時、ウチラは240キロ毎に給油ってことになります。

GSを出発し、次は国道49号から、国道290号に入ります。
進む方向は左なんですが、
ジャンクション見たいになってまして、
R290へは信号を右折しなければなりません。

長閑な田園風景を抜けますと、徐々に街中に入っていきます。
比較的交通量が増えてきまして、
スイスイ走れる状況では無くなってきましたねぇ。

R290から県道67号を使い、R403に抜けます。

R403は鉄道の信越本線沿いをひたすら走る感じでした。
日曜にもかかわらず、駅周辺にはヂョシコーセーが沢山居ましたねぇ♪
　「テレビでやってたけど、新潟のヂョシコーセーのスカートってのは全国で一番短いんだってね！」
「今でいうJKだない！」
「オレも見た！いい感じだない！」

（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

そのぐらいしか楽しみ？が無いまま、ちと混雑した街中を抜け、
R289に入り、燕三条付近で国道8号線に乗りました。
　「さて、あとはひたすら8号線を200kmほど走り抜けるだけだよ！！」

それにしても国道8号の流れは速いですねぇ♪
交通量は多いのですが、信号につかまることが少なく、
スイスイ走れます♪

　「いやぁ、こっちのバイパスは流れるねぇ！最高だ！」

そろそろ休憩したいところでしたが、
バイパスに入った途端、休憩できそうな場所が無い。。

「○○ＰＡ」ってのは２箇所くらいありましたね。
外から見る限り、駐車場とトイレがあるくらいでしたがね！
こういう場所に道の駅があると便利なんだけどなぁ！

さてさて、このバイパス。
流れが速いのはいいが、信号にて止まるタイミングも無く、
タンクバッグのツーリングマップルのページを送りたいが
走っててはめくることが出来ない・・・

そうこうしている内に、国道17号と国道8号の分岐が出て来た！

真っ直ぐ進むと国道17号。
国道8号はバイパスを降りる形。

あれ？？？
ひたすらR8を行くはずだよな？？

といろいろ悩んでいたら、分岐を通り過ぎる・・・

「８号線は左だぞーい！」
　「やっぱし？ごめーん！間違っちまった！戻るべ！」

と思っても、ココはバイパス。
Ｕターンなんて出来ませんからね、
適当な信号で裏道に入る。。。

裏道に入った途端、複雑な道となりどっちに行ったらいいか解らん・・

　「地図確認するんで止まりマース！」
「了解！」

止まった瞬間にファンが回る我がチェリー。
水温の上がりが激しいねぇ。。。

ツーマップルの地図は縮尺がラフすぎて細かい道まで確認できない。。
　「やっぱバイパス戻って８号に曲がろう！」

無事に8号線に戻りまして、一路日本海を目指します♪

さて、しばらく走るとバイパス沿いにある7-11を発見！
　「休憩スッペ！」


小さな7-11でしたが、あまり休憩箇所がないせいか、
結構混雑しておりましたね！
すぐさまトイレに行きたかったのですが、
先客が居て入れない・・

仕方ないんで、待ってる間、ケータイを見つつ、
大泉洋が結婚したねーとか、
きよしろうが死んだねーとか話しておりました。

さて、十分に休憩したところで出発であります。
時刻は10時を回っておりました。
ま、予定通りですかね！


海沿いの柏崎に入る手前、そろそろ給油ポイントかなぁ？
と安いGSを物色。

以外に高い新潟のGS。
レギュラーで119円ぐらいのところが多い。

まぁ、この先に前にヨッチャンとKBMの妙高ツーに行った時、
入れたGSがあったよなぁ！
と思いつつ走ってますと、潰れてた。。。
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ

そのうちGSの姿が見えなくなってきた。。。

ワタスのチェリーは、ココまで自宅から220キロ走っており、
リザーブを示すランプが点灯中。。。
あと70kmは走れるとメーターには表示があるが、
地図を見る限り、この先しばらくGSの表示がない。。。

　「あんちゃん、ガソリンはまだ大丈夫かーい！」
「さっき入れてから100キロ走ってないからない！まだ大丈夫だよ！」

他のみんなは燃費がいいので、まったく問題なし。
うーん、、オレのはマズイかも・・・

さてさて、そういう心配の中、日本海が見えてきました！
　「日本海が見えてきたゾイ！」
「おぉ！！」

市街地を走るのに飽き飽きしていた我々は、
景色の変化に素直に喜びました♪
（ ´,_ゝ`）ﾌﾟｯ


さて、長くなったので、続く！！
（￣ー￣）ニヤリッ