巷では、ゴールデンウィークなんてものが11連休ある会社もあるみたいですが、、そんなに休みがあっても、先立つものがなくては、ただぐうたらするだけでしょう。。。って、うらやましい。。。ぐうたらしてみたい。。。
昨日は、地元のお祭りで家族でお出かけ、、人が多いってもう。。こんなにこの町って人がいたのね、、。、。
おいしいものを食べて、疲れて帰宅という毎年恒例。。
さて、おいらもあと一日がんばればゴールデンウィークです。。
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さてさて、前回の続き。。
目覚めの良い朝、早くに起きれた。なぜならば、少し早起きして、卒業検定のためにモンキーを運転して、ウォーミングアップしておこうと。。
っていっても、400ccのバイクとモンキーでは大きさが違うし、取り回しも間隔が違いすぎたりして。。。
一応静かな朝の街をひとっ走り、普段通らない細い路地なども確認を怠らず走ってみる。
あと、四時間後に卒業検定が始まる。。
当日は、12時20分にコース発表があり、その一時間後に集合して、説明を受ける。、。、説明が終われば、いつものバイク教習の待機場に行き、準備をして卒業検定が始まる。。。
とりあえず2時間前くらいから自宅を出発。。遅刻するわけにはいかないし。。早めに決定したコースを確認しなければ。。。暗記したのは1コースのみだから、、もし、決定したコースが2コースだったら、1時間で暗記しなければ。。。。
車で今まで通い続けた道を走る。日曜日だからか、車も多く、少し渋滞もして焦ったが、昼食をはさむのでコンビニでおむすびとお茶を購入。。。12時30分に到着。。。走って掲示板にてコースを確認、。、。
今回の卒業検定のコースは。。
②コース。。。
汗。。。
やはり、かみさんの言ってた通りになってしまった。。。かみさんに言われてたからなんとなく予想はしていたけど。。。
時間が無いのでおにぎりを食べながらコースを暗記。。。実際覚えるのは簡単だった。。。今までもいろんなコースを覚えてきたから、、、覚えるコツが解ってきているようだ。。。
クランクの次は必ずS字がありそのあとに踏切がある。。
一本橋の次はスラロームで最後に急制動。
あとは、どこで曲がるかを覚えればいい。。。
実際、屋上に上がって、コースを確認。。。眼を瞑って、イメージする。。ここで40キロ出して、次にウインカーを出して後方確認して進路変更して。。。。。みたいな。。。
集合時間までは、ずっと、こんな感じであった。。。廻りは普通自動車や大型自動2輪や普通自動2輪の卒業検定の人だと思うが、みんな、コース図を見て、ため息をついている。。。。
おいらもその1人。。。緊張しないように大きく深呼吸を何度としていた。。。
ロビーから「自動二輪車の卒業検定を受験する方は集まってください」という声が。。。
集まったのは大型二人普通自動2輪四人であった。。
全員で3階のミーティングルームに向かい、、卒業検定の説明を受ける。。。最初はDVDにて説明。
その後検定員からの説明。。。そして、窓からコースを確認しながら、教官の模範走行を見学。。
イメージがどんどんわいてきた。。。それと同時に緊張も大きくなってきた。。。
話は終わり、ぞろぞろと二輪車の待機場へ。。プロテクターをはめる手が震える。。いい歳してこんなことで緊張しなくてもいいのだが、、、なんせ、これで落ちたら補習料金5500円と再試験代4500円を払い、、しかも、その再試験はGW明けの二週間後。。。。汗
待機場にて説明を受ける。。おいらの受験番号は3番。受験者が多いので二組に分かれて受験走行を行う。。一番目は50歳くらいの大型自動二輪の男性。。発進して暫くして、二番目の普通自動二輪の20代後半くらいの男性が走る。。。おいらは、準備。。。
そのとき思い出した。。運転する前に準備運動していたら、体がほぐれていい感じの運転が出来ると。。さっそく、準備運動。、。、アキレス腱を伸ばして、体を回したり。。。飛んでみたり。。。
そんなことをやりながらまた、ある言葉を思い出した。。昨日の教官の言葉。。
「ここまでやってきたんだし、挑戦してみるってつもりで受けてみては。。。」
そうだよな。。おいら、見極め貰っただけでもラッキーかも。。一本橋落ちたのに、、。しかも、翌日の卒業検定の予約も取れたし。。。見極め駄目だったらGWの後の教習だったし。、。、。、
なんか、緊張がほぐれた。。。挑戦者。。通ればラッキー、。。、落ちたら予定通り?。。。
そんなこんなでおいらの番が来た。。。受験番号と名前を言う。教官が「どうぞ、始めてください」と一言。そこから試験は始まっている。。。
走りだすまでの動作は自信がある。。毎回確認も怠らず、。、、自然とやってきていたから。。。エンストもなく無事発進。。。最初の速度40キロ走行。。問題なくクリア。。後方確認も完ぺき。。
次は坂道発進。。これも問題ない。その次にトラウマの一本橋に。。。7秒以上、落ちたら失格。
バイクに乗る前決めていたことがある。。。『落ちたら終わり。。落ちなければ次がある。。落ちなければ大丈夫。タイムは気にしない』と、一本橋の前で停止。。深呼吸をして、発進。。。乗った瞬間、なんか、いい感じがした。。これなら大丈夫かも。。気付いた時には、終わりまで来ていた。。少しリアブレーキを踏んで調整する。。無事到着。。電光掲示板の秒数は。。。。。汗
6.1秒。。。
これまた、ここにきて自己最速、、汗
げげっ、、、足りてない。。。しかも、もう0.1秒早かったら10点減点だった。。。。でも、落ちなかったから終わりではないと自分に言い聞かせた。
一本橋の結果から、なんとなくその先は気楽だった。。。スラローム、クランク、S字となんなくクリア。。ウインカーも後方確認も右左折も完ぺき。。。コースも間違いなく走ることが出来、最後の急制動。。
これも一つの不安があった。。。停止することは問題ないが、40キロ以上が出せるかが不安であった。。
出しているつもりでも、パイロンを通過するときには39だったりしていたからだ。。。
「45キロまで出して走ろう。。」
そう決めて走りだす。。これが最後と思いながら、アクセルは軽く感じたスピードメーターは46キロをしている。。手前7メートルでアクセルを戻しエンジンブレーキ。。おそらくパイロンを越える瞬間は41か2くらいだと思う。。その瞬間ブレーキ。。。
停止線手前でタイヤがロックすることもなく停止。。
振り向いて教官の顔を確認。。教官が軽く首を縦に振る。。OK。。そのまま走りだし、発着点に無事到着。後方確認ののちニュートラルにしてウインカーを消し、バイクから降りる。。。ヲワッタ。。
なんか、いい気分だ。。でも、一本橋の5点減点は確実。。。合格点は70点。残るは25点。。。
降車後教官からアドバイス。
「目視による後方確認などは完ぺきです。問題ないですね。クランクで一度忘れてしまってますが、、あと、リアブレーキがあまり使われていないです。常にプレーキングは両方を均等に使うように。。あと、一本橋タイム足りなかったですね。。。。。」
ガビーン。。けっこう言われた。。とりあえず完走したので安心していたけど。。。プレーキングの指摘ってどのくらいの減点だろう。・。。クランクの確認不足もあり、、自己採点で間違いなく20点は失っている。。。後は、リアブレーキの問題だけど。。。
とりあえず、ロビーにて待機。。走り終えた教習生たちが座っていた。。けっこう余裕な人もいた。。おいらは、自己採点で残り10点という中、少しあきらめムードであった。。。
この待っている間の心境はかなり苦しい。。大型の免許はとることはないだろうと、決めてしまっていた。。こんな気持ち辛いわ。。
すべての試験が終わり、しばし待つ、、このしばし、が、また、永く感じる。。。既に頭の中では、不合格報告後の補習料金と再試験の支払いをフロントにしている自分のイメージしかない。。。
まっ、いいか、、どうせ、挑戦のつもりで受けたし、、GW後にがんばろう。。。
「自動二輪免許の卒業試験を受けられた方、三階に上がってください。結果発表をします。。。」
発表。。。合格発表なんて本当に久しぶり。。。なんか、無茶苦茶緊張する。。。
受験番号順に座らされて、教官が教壇に立つ。。。おいらの見極めの時の教官だ。。
「それでは、合格発表を行います。受験番号を呼びますけど、みなさん、自分の受験番号覚えてますよね?」
あぁ~、おれの3番は呼ばれないのか。。。さて、恥ずかしいやら悔しいやら。。。
「って、いうか、みなさん全員合格なんですけどね。。。(笑)」
>?
教室の中は静まり返る。。おいら以外は、まるで「当然だろ!!!」みたいな感じで。。。
おいらは、驚いて何も言えない。。逆に周りが静かだから素直に喜べない。。。予想とは全く逆の結果に不思議と唖然としていた。。
教官の一言の後、誰一人言葉を発せず微動だにせず。。20秒くらい過ぎたか。。教官は笑顔のまま。。。っていうか、『こいつら、合格したのに、全く無表情で、、、聞こえてるのか?』みたいな顔。。。
そんな中でおいらが、最初に笑ってしまった。。。合格して嬉しい気持ちの笑いと、合格発表後にこの連中が全く動じず無言で、その状況に教官がびっくりしているこの場の雰囲気に、、思わず笑ってしまった。。。
そこから、教官が話し出した。。。そのあと、おいらは暫く教官の声が聞こえなかった。。。嬉しさのあまり。。これからおいらがどうしたらいいのか解らなくなっていた。。。40歳も過ぎたおっさんがこんなことで動揺してていいのか。。。
その後は免許センターでの免許の書き換えの要領を教えていただき、その後卒業証書と証明書をいただいて教室を後にした。。。
ちなみに点数は教えていただけなかったが、、、恐らく、ギリであったと思う。。
試験の後に自分の中で、、『これに落ちて、まだ、通わなければならないのか。。。』と思っていただけに、、卒業証書をいただき部屋を出るときには、、『あぁ~、もう、400ccのバイクに乗れないのか~』と、なぜか考えていた。。。
この先、周りの合格者は250ないし、400のバイクを買って乗るのだろうけど、、おいらは、そんな金ないしね。。。
早速、自宅に電話して、かみさんに報告、。、。、。まるで、高校生の受験発表みたいな。。。それほどうれしかった。かみさんは、一言、審査の甘い自動車学校じゃったんじゃね。。って、、
その後、友人が学校に向かっているということで、しばし待つ。。彼はまだ2段階が始まったばかり。。。
特に自慢したわけではないが、卒業証書を見せて、卒業検定の色々な出来事を話して、別れた。。
帰りの道のりで、、バイクとすれ違う。。。
今までは、『こいつら、あんな大きなバイクを教習所で乗りこなして、卒業したんだよか。。すごいな』なんて思っていたけど、、今は違う。『おれもそのバイクに乗ることできるぜ(笑)』みたいな。。。
ただただ、嬉しかった。。。一本橋で自己最速スピードの6.1秒を出したときは駄目かと思っていただけに。。。
しかし、寂しくもあった、、目標を持って通っていた自動車学校。始めた時には、「こんなでかいバイク操れるのか?」と、思ったり、、スタンド起こして押すだけでも、一苦労。。エンジンをかけて、アクセルをひねれば、さすが400のバイクと楽しさを感じたが、一本橋やスラローム等で、挫折しそうになった日々。
しかし、取ってしまえば、なんか、あっと言う間だった。。永いと思っていた1か月があっという間に過ぎ、予定通りのGWまでに卒業できた。。実質10日間。。。補習を受けることなく。。
と、言うことで無事、
卒業検定に合格して、卒業しました。。。
今回の自動車学校に通ってバイクの教習を受けたことは、実際、今乗っている車の運転の中で、考えさせられることが多くあった、改めて、弱者への配慮。。安全な速度での走行。。確認の義務。。そして、当たり前の交通ルール。。。これを怠っていたことに気づかされた。。
おそらく、暫くすると、また、いつものような運転に戻るのであろうが、今は、この基本的な運転を自然と続けられている。。
お世話になった教官のみなさんに感謝。
そして、ブログに暖かいコメントをいただきまして、ありがとうございました。。。
今回の番外編でのブログは、自分の思い出として、しっかり残していけたらと思います。何年か後に読み返して、笑ってたりして。。。。
さて、肝心の免許の書き換えは、広島県の場合、土日祝日以外の朝8時からと13時からしか受け付けてくれない。。。つまり、会社休まないといけない。。。まったく、公務員は、平日より土日祝日のほうが来る人が多いだろうに。。。
どこかで、会社を休ませてもらって、、書き換えを終えなければ、、、そして、モンキーをボアアップして、2種登録をして、胸を張って、50キロで町を走りたいものだ。。。
って言ってるけど、、、学校で400乗り続けたせいで、、、400のバイクが欲しくなったという。。。アリ地獄。。。
カワサキのニンジャがほしい、今日この頃です。。。。