3月11日 午後14:46。自分は会社で仕事をしてました。一緒に仕事してる仲間に”揺れてるぞ”と言われて気付いた、まるで船にのってるかのような揺れ。自分は「またいつもの駿河湾沖が震源地の地震でしょ?」と言いました。が…。。
それから2日経過した今日。自転車で出かけました。
日本の中で最も危険な地震がやって来るといわれる静岡県。ですが、とても平和な日常が今日も続いてます。同じ日本で大惨事が起きてるなんて、とても思えない穏やかな日曜日。。
どこへ感情を持っていけば良いのだろうか?色々と考えながら走ること20km強。
静岡市街地で活動する若い世代!
これには本当に驚きました!写真のように募金を呼びかける集団が、あちこちに点在してました!!恐らく学生でしょう。
「被災者の方々にシェルターを贈りたいので、お願いします!」
そんな若い男女が、道行く人を真っ直ぐに見て呼びか掛けてます。そんな目線が自分に向けられようとした時、情けない…。自分は下を向いてしまいました。。何かしようと思うことは誰にでもできる事。それを実行に移すことの難しさ。それを乗り越えて損得無しに行動する真っ直ぐな心と真っ直ぐな視線…。私利私欲だけでしか動けない自分が悲しく思えてきて、とても目線を合わせる事ができませんでした。完全に自分の負け。そう思ったのは久しぶりです。
偽善者と思われても構わない!
募金したのは、たったの500円…。この時も目線は上げられませんでした。
静岡市街地を離れ、地元に戻ってから近所の公園で休憩です。

「・・・・・・・」
自分の家族や知人・友人は、全員無事です。何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。。公園のベンチに座り、キレイな青空を見上げて思うこと。同じ空を見てるであろう被災者の方の気持ちです…。家族を失い仕事を失い家を失い。。更に今後は復興に向けて、歯を食いしばらなくてはならない。身も心もズタズタになるでしょう。それでも前を見て進まなくてはならない現実。
全てを奪われた方々。気が狂いそうになってる事でしょう。でも決してヤケにならずに、気をしっかり持っていただきたいと思います。実際被災して無い自分が言うのもおかしな話ですが、とにかく明日を生き抜いて欲しいです!
こんな時、自分の無力さを悲しく思います。
Posted at 2011/03/13 21:29:07 | |
トラックバック(0) | 日記