今回のブログは書こうかどうか..と言うより、書けるかどうか?と悩んだ内容です。でもこの場で長年過ごすうち、すでにこの場が人生にとってかなり重要な場所だと思ってるので、皆さんにも読んで欲しくて書くことにしました。
2023年2月18日(土) いつもより暖かい朝は、いつも通り6:00前には起床しました。毎朝恒例のハリネズミの運動会。今朝も元気にはりまるは回し車を回ってます(^^) でも、、楓の様子がおかしい。

カミさん
「かえで!」 自分「...?!」

AM6:20 永眠 享年4歳4か月
朝6:00 ダメモトで病院の先生の留守電へメッセージ入れたら、何と5分後には折り返してくれて
”20分あれば向かえますよ!”と。でも断りました。カミさんから楓を受け取り手に乗せた時、もう旅立つ準備が整ってることを肌で感じ取れたので。
最近の楓は足が弱っては来てましたが、相変わらずの大食いでオヤツをねだり毎日部屋の中をウロウロしてました。亡くなる前日の夜も、いつも通りの食事量。そして、いつも通りオヤツを食べてこたつの中でぬくぬくと...。
なのにどうして?どうして何のサインも無く..どうして? なぁ 楓
AM10:00 近所の花屋に寄ってから、楓と出会った場所へ。
楓の亡骸を前に店長「あ...」
自分 カミさん 店長「................」
自分「夕べも普通にしてたんです。少しでも様子がおかしければすぐ病院へ連れて行けたのですが...。それで今朝、自分とカミさんの手の中で、本当まるで眠るように。。抱き上げてから30分足らずでした。まるで自分たち夫婦が起床するのを待ってたかのようなタイミングで。」
店長「すいません。自分も年を取りました。。」
静かにうなずきながら、自分の話を聞いてくれてた店長も、楓の為に泣いてくれました。
カナダ産のハリネズミが入荷しましたよ!と、4年前に楓を見せてくれた時の事。覚えててくれてました。。
ペットショップを出た後は昼食。無理に胃袋へ詰め込んだあと、電話連絡してあった動物火葬の業者と合流するため、指定された霊園へ向かいました。
すると不思議な事に、それまで晴れ渡っていた空が曇りはじめ、

にわか雨が降りました。

業者さん「この度はご愁傷様です」
業者さん「どんな子だんたんですか?」
自分「ハリネズミにしては活発で、ケージの中にいる事を嫌う子でした。夕食の時間になるとソワソワと...。食べ終わると部屋中走り回って、それでおやつを、、」
自分&カミさん「.................」
準備が整いましたので、こちらへお願いします。
業者「最後になりますので、もう一度声を掛けてあげてください」
点火後、線香を手向けた後、この日一番の号泣...。
話ができるまでの間、待っててくれた業者さんには申し訳なかったです。
シュー.....
火葬炉へ空気を送り込むファンの音だけが、静かな霊園の駐車場で響きます。この時の自分の気持ちは?と思い返してみましたが、思い出せません。簡単に言ってしまえば『放心状態』なんでしょうけど...。
30分後

業者さん「キレイに残ってくれましたね」
こうして自分たち夫婦にとっては長い一日が過ぎ去りました。
帰宅し、夕食をいつものように食べ始めました。いつものように食べ始めたのに、必ず一緒に夕食を食べていた楓は居ない。その異変・違和感に気付いたとき、もうカミさんの前だからとか、先に逝くことなどわかってただとか、そんなのは気にせず、思いっきり心置きなく大声で泣き叫びました。
かえで!やっぱ寂しいよ!お父ちゃんさみしいよ!本当はお父ちゃんが先に逝きたかったんだよ!なぁかえで!!やっぱり寂しいよ!なんで何も言ってくれなかったんだよ!かえで!
かえで...なぁ かえで 寂しいよ 本当に
火葬業者さんが見せてくれたもの

「虹の橋」
亡くなったペットは天国へは行かず、虹の橋で後からやって来る飼い主を待っててくれてるんだそうです。そして再会して橋の上で抱き合い、一緒に天国へ。。だとするならば、きっと苦労することなく”お父ちゃん”のことを見つけてくれることでしょう。
最後までこのブログを読んでくださった、いつもコメントしてくれる皆さん。そして、通りすがりでも読んでくれた皆さん。本当にありがとうございます。『楓』と言う名のハリネズミがこの世に存在してたことを知っていただけただけで、自分は嬉しく思います。
Posted at 2023/02/25 08:58:07 | |
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