
フェラーリ 348 シリーズ をモディファイされて、楽しまれている方が増えて来まして、それを知ると、いいなぁ。。。
と、思います。
個人的には、フェラーリ 348 シリーズ は、フェラーリの中では、一番お洒落でスポーティーなスタイリングだと思っています。
ワインディングなどでもちょうど良いボディサイズ。
平べったさと、直線と曲線を上手に使い分けたボディデザイン。
そして、排気サウンドも今の電子スロットルやF1マチックを搭載したモデルとは違い、排気サウンドに余韻があるところが好きです。
ストレートの排気系だと、アイドリングでは、バラバラとしている。そのバラ付きが、4,000回転前後で一度収束して、そこから7,000回転に向けて、もう一段階盛り上がって収束するエンジンサウンドとフィーリング。
このサウンドの盛り上がりは、今のクルマには無い類のサウンドです。
今のクルマは電子スロットルや精度の高い変速システムの為か、電子楽器のように、音が綺麗なんだけど、ひとつひとつの音が途切れています。
そして、いつも同じサウンドを奏でます。
しかし、フェラーリ 348 のサウンドは、いかにもアナログで、音が全て重なるように繋がっているんです。
そして、いつもサウンドが若干違うんです。
これが生きているみたいで。クルマと対話しているみたいで。この荒々しさと繊細さが混同している雰囲気が大好きです。
きっと。今、フェラーリ 348 シリーズ が大好きで乗り続けている方は、フェラーリ 348 じゃないと駄目。というところがあるのだと思います。
フェラーリ 355 シリーズ は、フェラーリ 348 シリーズから、確実な正常進化が行われており、工業製品として見た場合のクルマとしては、確実に進化しています。
それでも、工業製品というよりは、芸術作品に近いですが。。。
フェラーリ 355 シリーズ に採用された、5バルブもホンダとの技術提供で得た技術です。
フェラーリ 355 からは、純血では無くなってきたのもあります。
フェラーリ 348 シリーズ は、エンツォ フェラーリ 氏 が設計時点でギリギリで最後に見届けれたのではないか?と、思います。
いかにも、エンツォ フェラーリ 氏 の最後のフェラーリは、この フェラーリ348 シリーズ であり、フェラーリ 348 シリーズには、エンツォ フェラーリ 氏 の最後の叫びが残されていると思います。
フェラーリのボディカラーも エンツ フェラーリ 氏 が生きていた頃は、フェラーリ社のカラーであるイエローより、イタリアのお国カラーのレッドに似合うようなボディデザインがされていましたが、エンツォ フェラーリ 氏 から、ルカ ディ モンテゼーモロ 氏 に バトンタッチしてからは、お国カラーより、フェラーリ社のイエローが似合うボディデザインを意識しているようにも感じます。
フェラーリ 348 シリーズ 辺りのフェラーリも壊れやすいと言われていますが、元々、公道を走るというよりは、サンデーレースを楽しまれたり、サーキット走行するような使い方を考えられていますので、雨漏れ対策など、されておりませんが、パワーユニットなどは簡単には壊れません。
今、フェラーリを購入されるなら、360 モデナ 以降をお勧め致しますが、フェラーリ 348 シリーズ が大好きな方は、是非手にしてみても良いと思います。(*^ー^*)
フェラーリ 348 クラブ オブ ジャパン という心強い フェラーリ 348 オーナー様方も沢山おられます。← 私は所属していませんが、いつもお世話になっております。
m(o_ _o)m
Posted at 2016/01/29 11:37:43 | |
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