スバル　レヴォーグ（C型）　1.6GT アイサイト_AWD(CVT_1.6) 　試乗

外装も内装もデザインは、あまり良いとは言えませんが、リア周りのデザインは良いと思います。

この車の走行ポイントと言えば、ダウンサイジングターボと、CVTの組み合わせだと思われます。
個人的にはCVTについては、ネガティブな印象（もっさりした感じ。燃費だけを重視した感じ。など）しかなかったのですが、このスバルのCVTについては、リニアトロニックというもので、意外にも好印象でした。パドルシフトも標準で付属しており、加速したいとき減速したい時など自在に操作できます。
加速は、ターボがかからなければ緩い感じですけど、ターボがかかれば実にスムーズに加速します。排気量１６００についても、ターボがかかれば必要十分です。
ハンドリングは、少しクイックにハンドルを切っても、スッとノーズが入り、スムーズに曲がります。とても好印象です。市街地、高速と比べても、ワインディングがレヴォーグの良さを一番引き出してくれると感じました。適度な重ステです。
ブレーキは、GTSよりも一回り小さいローターになりますが、十分に効きます。初期タッチからグッと効く感じがします。

15000ｋｍ程度走行したベースモデルのGTです。（GTSではありません。）
ダンパーもビルシュタインではありません。しかしながら、このノーマルの足が実に好印象でした。確かに超高速走行をするなら、ふわふわを感じ、物足りないかもしれませんが、街中や郊外それに高速道路と日本の道路事情を考えると、ベストな足回りです。ロードノイズは少々大きめでしょうか。
硬いながらも角が取れている感じがします。それでもコンフォート車と比べると硬いです。凸凹を普通に拾います。大きな段差ではドンっときます。
シートもノーマルで柔らかいです。サイドサポートの張り出しも少ないです。（GTSのスポーツシートはサイドサポートもしっかりしており、座面もしっかりしています。）
スポーツシートは硬い印象でしたが、このノーマルシートが意外にも疲労感が少なく走れました。好印象です。

ラゲッジは十分と思われます。
フロント、リアシート共に一般的です。

１．６はレギュラーです。
街中では10ｋｍいかないぐらい。郊外や高速では12～15ｋｍぐらい。平均11～12ｋｍぐらいです。
エンジンが温まり、ターボを効かせなければ低燃費を叩き出します。ですが、エンジン始動後や、ターボを効かせて走ると、あっという間に一桁台の燃費になります。
ちなみに２．０はハイオクです。

価格2,910,000円（税込）
これにナビや諸費用や値引きを加えて340万円程度でしょうか。
まあまあ高いです。
なので下取も高いのかな。