ヤフーは3日、同社が提供するWebメールサービス「Yahoo!メール」において、送信元アドレスを偽装した「なりすましメール」を受信拒否する機能を追加した。利用するには、メールオプションから「なりすましメール拒否設定」を有効にする必要がある。
これにより、既に導入済みの送信ドメイン認証技術で、なりすましメールと判定されたメールを受信拒否できる。Yahoo!メールでは、送信元ドメイン認証技術として、2005年7月より「DomainKeys」、2006年12月より「SPF」を導入し、Yahoo!メールを悪用して迷惑メールを送信することを防止してきた。今回、受信サーバー側でも対応することで、「yahoo.co.jp」になりすましたメールや、「DomainKeys」「SPF」を導入しているプロバイダのメールになりすましたメールを受信拒否できるようになった。
DomainKeysは、Yahoo!メールから送信されるメールに電子署名を添付し、受信サーバー側でこれを照合することで、送信者欄のドメインが偽装されていないかどうか判断できる。SPFは、メールの受信時に、送信元のメールアドレスのドメインが、送信側で設定している公開情報(SPFレコード)と一致するかを認証する技術。
このほか、メインのメールアドレスの他に10個のサブアドレスを取得できる「セーフティアドレス」を全ユーザーに提供する。従来は、Yahoo! BB会員とセキュリティーパック(有料サービス)購入者だけに提供していた。なお、Yahoo! BB会員およびセキュリティーパック購入者は、セーフティーアドレス作成個数が最大10個から30個に引き上げられた。
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迷惑メール減るのかな……かな。
というよりメールアドレスの収得にも「本人確認制度」を導入すべきでは。
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Posted at
2007/12/04 00:34:45