2008年01月01日
[モスクワ 25日 ロイター] 米国のGPS(全地球測位システム)に対抗するロシアの人工衛星を利用した測位システム「GLONASS」を完成させるための最後の衛星3基を搭載したロケットが、現地時間25日午後10時32分(日本時間26日午前4時32分)、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から無事打ち上げられた。
ロシア通信(RIA)がロシア宇宙当局のスポークスマンの話として伝えた。
搭載された衛星は、26日午前2時24分(同27日午前8時24分)に軌道上でブースターから切り離される予定。
「GLONASS」は現在、ロシアのほぼ全域を網羅。全24基の衛星が稼動するようになれば、2009年末までには地球全体をカバーできるとみられている。
「GLONASS」は1970年代半ばの旧ソ連時代、自国軍隊に対して正確な位置情報を提供するため開発が始められた。
-> -> -> -> -> -> -> ->-> -> -> -> -> -> -> ->
欧州版GPS『Galileo』は事実上、計画破綻。
中国版GPSは計画は検討されているが欧州同様、
金銭的・政治的な問題が複雑多岐にわたり2007年末現在、
解決の糸口すら見えていない。
このタイミングでロシアが当初予定を約1年も前倒し計画を進行させている。
<- <- <- <- <- <- <- <-<- <- <- <- <- <- <- <-
Posted at 2008/01/02 00:41:15 | |
トラックバック(0) | 日記