2009年07月29日
米国ホンダが製造した乗用車が、ドライバー席のエアバッグ展開時、膨張装置の容器が破損して破片が飛び散る不具合があることが29日、分かった。同国内では死亡事故1件を含む人身事故6件など、計7件の不具合が発生している。
同社は同日、日本国内向けに生産され、同じエアバッグを使用している2001年3~10月製造の「インスパイア」「セイバー」の2車種計1532台について、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
同省によると、死亡事故は今月2日ごろ、乗用車「アコード」で発生。エアバッグが膨らんだ際、破片が飛び散り、ドライバーの首に突き刺さって死亡した。
このほか、07年2月から今月27日までの間に重傷事故1件、軽傷事故4件が発生。同社は米国内で昨年11月と今年6月、「アコード」と「シビック」計約28万5000台を対象としたリコールを実施していた。
同じエアバッグを使用した乗用車は日本のほか、カナダなどにも輸出されおり、世界で約30万8000台が販売されている。
Posted at 2009/07/29 20:02:23 | |
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