C1736Sスピーカのバイアンプ接続#2_作業編

１．
この図は運転席側の足元の内装を剥がした状態で、このようにコネクタが見えます。

計画編で記載した配線図から、コネクタ左下に見える桃色がプラス、黄色がマイナスのRrスピーカケーブルです。

２．
ケーブルを切断し、先端の被覆を剥がした状態です。

作業性の観点から、できるだけケーブルの長さを確保したかったのですが、コネクタから出てすぐのところに頑丈な黒いカバーがあって外せなかったので、思いのほか短くなってしまいました。

３．
この図は助手席側の足元の内装材を剥がした状態です。こちらは配線の特定が難しいですが、写真下側のコネクタの一番左列の下２つの配線がRrケーブルです。（ちょうど隠れて見えないと思いますが）

４．
ケーブルを切断してギボシを取り付けた状態です。緑色がプラス、灰色がマイナスです。

この狭い場所で、さらにケーブルも短いので、電工ペンチで被覆を剥くことはできずニッパーを使いましたが、これは失敗もできない作業なので、事前に練習しておいたほうがベターですね。（ギボシの取付けは電工ペンチが使えました。）

５．
この写真は足元のコネクタからツイータ取付け位置まで配線を通した状態です。

あと6スピーカ仕様だと無いはずのクリップナットも取り付けた状態です。

６．
これがツイータユニットを取り付けた状態です。

ちょっとスピーカ中央が右側に寄ってしまってますが、純正スコーカのサイズが以外と大きいので、これくらいのズレは問題無いかと思います。

７．
事前に準備した純正ツイータのバイパス処理が上手くいかなかったので、最後の手段として純正ツイータの配線を切断しました（図のオレンジ矢印）。これでコネクタを付けた状態で純正ツイータから音が出ないけどウーファーから音が出る状態になります。

もし純正ツイータを再利用したい場合は…ハンダ付けすれば音は鳴ると思います（笑）。

※私の場合は再利用することは想定していないので今回のような強引な手段を取りましたが、計画編で記載した市販品を購入するなど他にも手段はあるので、慎重にご検討ください。

８．
この図はウーファーを取り付けた状態です。一応載せておきます。

大音量や低音強調で音楽を聴く趣味は無いので、デッドニング等は特にやりません。制振効果のあるインナーバッフルを入れておけば十分です。

これでスピーカの設置は無事に完了しました。まだタイムアライメントなど調整できてませんが、音がグレードアップしていることは十分確認できました。スピーカの更新とバイアンプ化、それぞれ効果を切り分けるのは難しいですが、期待通り音の瞬発力が上がっていたので満足です。