【本番Aコース】からの続きです。
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②
【3】当日編①
【4】当日編②練習走行
【5】本番Aコース動画
【6】本番Bコース動画&感想・・・このページ
今回のコース設定
PARCOさんのブログをご参照ください。(ご本人様ご了承済み(感謝!))
峠アタック’06公式HPリンク
■本番Bコース
傷心の(苦笑)Aコースを終えて、Bコースのスタート列に並ぶ。
暑い。。窓を開けると、いつになくギャラリーが盛り上がっている。
スタートラインは、一般入場の家族連れを含め、大勢のギャラリーが・・・
今までに無いパターン。
従来のコース設定だと、人知れずスタートして人知れずゴール・・・ということが多かったのですけど、今回はとてもイイ~盛り上がり。ラリーのギャラリーみたいなお祭りめいた雰囲気が出ています。
たしかに、「併走同時スタート」&「パドック前のパイロンセクション」は、観ていても楽しい。
すばらしいコース設定です!!
ギャラリー子供達:「がんばってください!」
めろん♂:「アリガト!」
ギャラリー子供:「こわくないんですかー?」
めろん♂:「こわぃ~~(;_;)(正直)」
なんか楽しくなってきたぞ~Bコースは楽しもう!!
ギャラリーに手を振って窓を閉める。
●スタート1分前・・・
オフィシャルの人から、コース脇に青いインプレッサが停まっているので注意するよう告げられる。
●スタート15秒前・・・
●10秒前・・・
ギャラリーの柵から乗り出しコッチに向かって笑顔全開で両腕を振る人がいる。
ビルズカローラさんです!
10秒前なんッスけど・・・(^^;)(笑)
すかさず「笑顔返し!ニッ(^^)」
●5・4・3・2・1・ロケットスタートっ!!!
タイヤが暖まっているので、凄いグリップ。猛然と突き進む。
Bコースのパイロン区間は、3速ハイスピードで抜けられます。クルマは絶妙なアングルで斜めスベリしながら峠区間へ・・・
「もの凄い加速!!」と思いきや、↓この映像見る限り「やっぱウチのクルマ加速ニブイ(^^;)」
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最初のコーナーは、下り勾配の直角。4速→3速にやや減速しての進入です。
ここは、間違えるとケッコー危ない。オーバースピードで進入したり、CPを手前に取ってしまうと、コーナー終盤でアウト側に膨らむしかなくなる。
やや下っているから、ブレーキを踏んでも何をしてもとにかくアウトに出るしかない。
・・・なんて思っていたら、1台お手本のようにコースアウトして森に着地しているクルマを発見。。なんとも胸が痛みます(-_-)ドライバーの方、がんばって復活してくださいネ!
(後輩の
鮭ちゃんが疑似体験してますので、読んでみてあげてください。)
短いストレートの後、さらにもう一つ右に直角コーナー。こっちはやや登りなのでRを大きく取ればブレーキレスで4速で曲げることも可能。・・・しかし肝心なところに段差があり、セオリーどおり走るとこれまたアウトにドン!とズレル。群サイは難しいッスよ(^^;)ワナだらけ~
その後は、大好きなハイスピードセクション。途中「く」の字に見えるコーナーがあるけど、ここは技量が問われるところ。無理をしたり危ない賭をすれば谷が待っています(-_-;) 今回もここで1台餌食になってしまいました。辛いでしょうが、がんばって復活してください。
その先には 速度制限のパイロンシケイン。
ここでタイヤの変化に気付く。かすかにスキール音が鳴っているのに減速Gが少し弱いような気がする。
「内圧か?」・・・そう言えばAコース終了後、タイヤエア調圧しなかった。
ただ、幸い下り区間なのでその後のガードレール区間も早めブレーキ、多少スベリながらあまり大きなタイムロスなくアクセルで通過。
問題はその後。
大きく長~い右Rの進入を誤って、必要なヨーが発生しなかった上、車速も乗ってないのでこれから作ることもできない。どうにもならずタイヤを探りながらフロントタイヤ頼みのアンダー走り。通常よりも4速に入るポイントが遅れる。(ここだけで0.5秒位ロスしたと思う)
その後の突き当たり左急カーブ→右タイトターンは、若干流れすぎたものの無難にこなし、最後のハイスピード(最高速)セクションへ・・・
通常、ここは殆どブレーキを使わないのだけど、今回はタイヤの内圧が上がっているのでしっかり減速して曲がりました。
ここも、おそらく0.5秒程度のロスが出ていると思います。
危なげなく無難にゴール!
めろん♂:「何番?」
オフィシャルさん:「ベストですよ。」
ベストなんだぁ。。。あー。。。本当にモッタイナイ。
■今回の反省&オンボード映像
今回は、あれだけ集中力を高めてこの一発勝負に臨んだつもりだったのに、フタをあければ荒削りにタイムを失った。
× Aコースヘアピン・サイドターンミス ・・・5~6秒ロス
× Bコース・ドライビングミス ・・・0.5秒程度
× Bコース・タイヤセッティングミス ・・・0.5秒程度?
Aコースが終わった時点で「自分への勝負」も終わってしまった感がある。最初の緊張感を維持できていれば、少なくともBコースだけでもマトモにキメられたんじゃないか。。
運転が全体的にキタナイ。。。精神が弱いなぁ。。。情けない。
× オマケに、せっかく積んでいたビデオがぜんぜんダメ。景色が白くはじけて全然見えない。
うまくいかない時は、何から何までウマクいかないものです(-_-;)
【動画】本番Bコース下りオンボード
【参考】去年の峠アタックBコース下り動画(ラジアル)@峠区間は今回と同じ
でも、悪いことばかりではないのですよ。イイことも沢山ありました。
◎ 三枝選手、やはり想像もつかない位スゴイ人だった。(凄いに違いないと確信した)
◎ 以前からお会いしたいと思っていた、PackRの牛房選手が話し掛けてきてくれた。今年はシーズン通してイイ勝負(厳しいライバル)になりそうです♪
◎ 表彰式で、やっと
PARCOさんとお会いすることができた。
◎ 帰り際には、
けんしろ~さんとお会いすることができた。しかも、去年までの峠アタックではお馴染みのSTi東京の中村さんとお知り合いであることもわかった。
◎ 何よりも、峠アタックは楽しい! 結果に関係なく、あのイベントはとにかく楽しい!爽快!!
◎ 特に、今回のコース設定&運営は素晴らしかった。最高だった!!エキサイティングだった!!
◎ Sタイヤのセッティング、使い方がヨ~クわかった。
◎ おまけに、1/10秒差で2位のトロフィーを獲得。これは本当にラッキー! 実はトロフィーの大きさは1位(大)・2位(中)・3位(小)・・・と微妙に違うんですヨ。「これ以上ないギリギリ差」というところが実に嬉しい。
リザルトはコチラ
だから峠アタックはヤメラレナイ!
参加者ひとりひとりに、それぞれのドラマが展開されているわけです。
終わってから、家で妻と一日の出来事を語り合いながら呑む酒が旨いのですよ。とにかく。幸せなイベントだぁ~♪
オーガナイザー・オフィシャル・群馬CSCの皆さんに感謝!!
以上、峠アタック'06第1戦 詳細報告おしまい。
”参加型”モータースポーツ「峠アタック」誰でもどんなクルマでも参加可能です。(車検に通る車なら)
今回は、時系列で私のドラマをすべて記録しました。関心を持ってくれる少数の人だけが深~く読んでくれればいいなぁ~・・・と(^^)
しかし、クドイ上、要点がわかりにくいので、次回からはもうちょっとシンプル報告にしたいと思います(^^;)
今回は「ブログ報告初回」ということで、何卒、ご勘弁を・・・
おっと・・・そうこうしている間に、「サーキットアタック第2戦」まで2週間切りました。
■■■これから初挑戦するみなさんへ・・・■■■
ブリーフィングでの「
松本選手のコース説明」は、たいへん重要です。
しっかり聞いて守りましょう♪
「
絶対に無理をしてはイケナイところ」と「
気持ちよく走って良いところ」を、適切に説明してくれ、質問にも丁寧に答えてくれます。
こんなに詳しい「コース説明」をしてくれるのは、それだけ、このコースでの「間違い・勘違い」が”危険”だからだと思います。
説明内容にハッタリ(脅し)はありません。リスクを最小限にタイムアップを図るための大切な情報です。
だから”絶対に”信じるべきです。
少なくともこのコースに限っては、「気合」「根性」のツッコミは
×。
「リスク(全損?ケガ?命?)」と「リターン(ごく僅かなタイム短縮)」の関係が極めてアンバランスなのです。
本当にやめたほうがイイ。距離も長くコーナーも多いので「ラッキー」はそう長く続きません。
安全にイベントを愉しむために、みんなで気をつけましょう!
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