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団長めろんのブログ一覧

2006年05月28日 イイね!

【6】<動画>峠アタック’06第1戦 本番Bコース  そして全体の感想

【6】<動画>峠アタック’06第1戦 本番Bコース  そして全体の感想【本番Aコース】からの続きです。
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②
【3】当日編①
【4】当日編②練習走行
【5】本番Aコース動画
【6】本番Bコース動画&感想・・・このページ

今回のコース設定
PARCOさんのブログをご参照ください。(ご本人様ご了承済み(感謝!))
峠アタック’06公式HPリンク

■本番Bコース
傷心の(苦笑)Aコースを終えて、Bコースのスタート列に並ぶ。
暑い。。窓を開けると、いつになくギャラリーが盛り上がっている。
スタートラインは、一般入場の家族連れを含め、大勢のギャラリーが・・・
今までに無いパターン。
従来のコース設定だと、人知れずスタートして人知れずゴール・・・ということが多かったのですけど、今回はとてもイイ~盛り上がり。ラリーのギャラリーみたいなお祭りめいた雰囲気が出ています。
たしかに、「併走同時スタート」&「パドック前のパイロンセクション」は、観ていても楽しい。
すばらしいコース設定です!!

ギャラリー子供達:「がんばってください!」
めろん♂:「アリガト!」
ギャラリー子供:「こわくないんですかー?」
めろん♂:「こわぃ~~(;_;)(正直)」

なんか楽しくなってきたぞ~Bコースは楽しもう!!

ギャラリーに手を振って窓を閉める。

●スタート1分前・・・
オフィシャルの人から、コース脇に青いインプレッサが停まっているので注意するよう告げられる。

●スタート15秒前・・・

●10秒前・・・
ギャラリーの柵から乗り出しコッチに向かって笑顔全開で両腕を振る人がいる。ビルズカローラさんです!
10秒前なんッスけど・・・(^^;)(笑)

すかさず「笑顔返し!ニッ(^^)」


●5・4・3・2・1・ロケットスタートっ!!!


タイヤが暖まっているので、凄いグリップ。猛然と突き進む。
Bコースのパイロン区間は、3速ハイスピードで抜けられます。クルマは絶妙なアングルで斜めスベリしながら峠区間へ・・・
「もの凄い加速!!」と思いきや、↓この映像見る限り「やっぱウチのクルマ加速ニブイ(^^;)」

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最初のコーナーは、下り勾配の直角。4速→3速にやや減速しての進入です。
ここは、間違えるとケッコー危ない。オーバースピードで進入したり、CPを手前に取ってしまうと、コーナー終盤でアウト側に膨らむしかなくなる。
やや下っているから、ブレーキを踏んでも何をしてもとにかくアウトに出るしかない。

・・・なんて思っていたら、1台お手本のようにコースアウトして森に着地しているクルマを発見。。なんとも胸が痛みます(-_-)ドライバーの方、がんばって復活してくださいネ!
(後輩の鮭ちゃんが疑似体験してますので、読んでみてあげてください。)

短いストレートの後、さらにもう一つ右に直角コーナー。こっちはやや登りなのでRを大きく取ればブレーキレスで4速で曲げることも可能。・・・しかし肝心なところに段差があり、セオリーどおり走るとこれまたアウトにドン!とズレル。群サイは難しいッスよ(^^;)ワナだらけ~

その後は、大好きなハイスピードセクション。途中「く」の字に見えるコーナーがあるけど、ここは技量が問われるところ。無理をしたり危ない賭をすれば谷が待っています(-_-;) 今回もここで1台餌食になってしまいました。辛いでしょうが、がんばって復活してください。

その先には 速度制限のパイロンシケイン。
ここでタイヤの変化に気付く。かすかにスキール音が鳴っているのに減速Gが少し弱いような気がする。
「内圧か?」・・・そう言えばAコース終了後、タイヤエア調圧しなかった。
ただ、幸い下り区間なのでその後のガードレール区間も早めブレーキ、多少スベリながらあまり大きなタイムロスなくアクセルで通過。
問題はその後。
大きく長~い右Rの進入を誤って、必要なヨーが発生しなかった上、車速も乗ってないのでこれから作ることもできない。どうにもならずタイヤを探りながらフロントタイヤ頼みのアンダー走り。通常よりも4速に入るポイントが遅れる。(ここだけで0.5秒位ロスしたと思う)

その後の突き当たり左急カーブ→右タイトターンは、若干流れすぎたものの無難にこなし、最後のハイスピード(最高速)セクションへ・・・
通常、ここは殆どブレーキを使わないのだけど、今回はタイヤの内圧が上がっているのでしっかり減速して曲がりました。
ここも、おそらく0.5秒程度のロスが出ていると思います。

危なげなく無難にゴール!

めろん♂:「何番?」
オフィシャルさん:「ベストですよ。」

ベストなんだぁ。。。あー。。。本当にモッタイナイ。


■今回の反省&オンボード映像
今回は、あれだけ集中力を高めてこの一発勝負に臨んだつもりだったのに、フタをあければ荒削りにタイムを失った。
× Aコースヘアピン・サイドターンミス ・・・5~6秒ロス
× Bコース・ドライビングミス ・・・0.5秒程度
× Bコース・タイヤセッティングミス ・・・0.5秒程度?

Aコースが終わった時点で「自分への勝負」も終わってしまった感がある。最初の緊張感を維持できていれば、少なくともBコースだけでもマトモにキメられたんじゃないか。。
運転が全体的にキタナイ。。。精神が弱いなぁ。。。情けない。

× オマケに、せっかく積んでいたビデオがぜんぜんダメ。景色が白くはじけて全然見えない。
うまくいかない時は、何から何までウマクいかないものです(-_-;)

【動画】本番Bコース下りオンボード
【参考】去年の峠アタックBコース下り動画(ラジアル)@峠区間は今回と同じ

でも、悪いことばかりではないのですよ。イイことも沢山ありました。
三枝選手、やはり想像もつかない位スゴイ人だった。(凄いに違いないと確信した)
以前からお会いしたいと思っていた、PackRの牛房選手が話し掛けてきてくれた。今年はシーズン通してイイ勝負(厳しいライバル)になりそうです♪
表彰式で、やっとPARCOさんとお会いすることができた。
帰り際には、けんしろ~さんとお会いすることができた。しかも、去年までの峠アタックではお馴染みのSTi東京の中村さんとお知り合いであることもわかった。
何よりも、峠アタックは楽しい! 結果に関係なく、あのイベントはとにかく楽しい!爽快!!
特に、今回のコース設定&運営は素晴らしかった。最高だった!!エキサイティングだった!!
Sタイヤのセッティング、使い方がヨ~クわかった。
おまけに、1/10秒差で2位のトロフィーを獲得。これは本当にラッキー! 実はトロフィーの大きさは1位(大)・2位(中)・3位(小)・・・と微妙に違うんですヨ。「これ以上ないギリギリ差」というところが実に嬉しい。リザルトはコチラ



だから峠アタックはヤメラレナイ!
参加者ひとりひとりに、それぞれのドラマが展開されているわけです。
終わってから、家で妻と一日の出来事を語り合いながら呑む酒が旨いのですよ。とにかく。幸せなイベントだぁ~♪

オーガナイザー・オフィシャル・群馬CSCの皆さんに感謝!!

以上、峠アタック'06第1戦 詳細報告おしまい。
”参加型”モータースポーツ「峠アタック」誰でもどんなクルマでも参加可能です。(車検に通る車なら)

今回は、時系列で私のドラマをすべて記録しました。関心を持ってくれる少数の人だけが深~く読んでくれればいいなぁ~・・・と(^^)
しかし、クドイ上、要点がわかりにくいので、次回からはもうちょっとシンプル報告にしたいと思います(^^;)
今回は「ブログ報告初回」ということで、何卒、ご勘弁を・・・

おっと・・・そうこうしている間に、「サーキットアタック第2戦」まで2週間切りました。



■■■これから初挑戦するみなさんへ・・・■■■
ブリーフィングでの「松本選手のコース説明」は、たいへん重要です。
しっかり聞いて守りましょう♪
絶対に無理をしてはイケナイところ」と「気持ちよく走って良いところ」を、適切に説明してくれ、質問にも丁寧に答えてくれます。
こんなに詳しい「コース説明」をしてくれるのは、それだけ、このコースでの「間違い・勘違い」が”危険”だからだと思います。
説明内容にハッタリ(脅し)はありません。リスクを最小限にタイムアップを図るための大切な情報です。
だから”絶対に”信じるべきです。

少なくともこのコースに限っては、「気合」「根性」のツッコミは×
「リスク(全損?ケガ?命?)」と「リターン(ごく僅かなタイム短縮)」の関係が極めてアンバランスなのです。
本当にやめたほうがイイ。距離も長くコーナーも多いので「ラッキー」はそう長く続きません。
安全にイベントを愉しむために、みんなで気をつけましょう!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Posted at 2006/05/29 01:42:38 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ
2006年05月28日 イイね!

【5】<動画>峠アタック’06第1戦 本番Aコース スピン!

【5】<動画>峠アタック’06第1戦 本番Aコース スピン!【当日編②】からの続き
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②
【3】当日編①
【4】当日編②練習走行
【5】本番Aコース動画・・・このページ
【6】本番Bコース動画&感想

今回のコース設定
PARCOさんのブログをご参照ください。(ご本人様ご了承済み(感謝!))
峠アタック’06公式HPリンク

いよいよ本番!エキスパートDクラスの走行は最終組です。

■(-_-)
車両の最終チェック作業を行っていると、遠くで「ババっ、、、ドドーン!!」という音が。
その瞬間に「だれか落ちた」・・・というのはスグわかった。

遠い斜面に目を向けると、青いインプレッサがコースから落ちて木にひっかかって停まっているのが見える。ドライバーはスグに出てきた。どうやら無事のよう。

「危ない!!」とっさに息を飲んだ。スタートは1分間隔なので、次の組がスタートしてしまう。
オフィシャルをはじめ、殆どの人は気付いていない。(気付かなくて当然の状況)
「止めろ!!!スタートさせるな!!!」複数の人が叫んだが、スタート地点の爆音に消され、次の組がスタート。

ブリーフィングでの適切な説明のおかげで、参加者一人ひとりが、ルールに則った危機管理を行っていたので大事には至らず。「ほっ」とした。
(後に、これが知り合いの車両であることを知る(-_-;)GDB全損だそうです)


■本番です
今回は、2台併走なので「奇数ゼッケン」がA→Bの順。「偶数ゼッケン」がB→Aの順。
コース図、パイロンシケイン等の設定については、PARCOさんのページをご覧ください。
たいへんわかりやすく説明されております。

■Aコース
私は奇数ゼッケンなので、Aコースからスタートです。
強烈なしびれるダウンヒルです。

前走者がスタート!いよいよ1分後には自分がスタートです。
集中力を高めていると、オフィシャルの人が来ました。
オフィシャルさん:「タイムカードお願いしま~す!」
めろん♂:「えっ?? あ、、、あーーーーっ!!!!」
これから走るコースに集中しすぎて、タイムカードのことをすっかり忘れていた。。
スタートとゴール、それぞれの時刻を記録してもらうカードです。
このカードに記録された時間から、タイムを割り出すものなのです。重要です!

トイレでコンタクトを入れたときに、ポケットに入れてしまったのでした。
こういう時って、なかなか取れない。ニクに食い込んでポケットの入り口が開かない・・・
おわ。。。っと、焦りながら4点ベルトを外す私。。。

オフィシャルさんは、「こりゃ~間に合わない」と適切にご判断され、スタートを1分遅らせることに。。。(たしか、去年はアブが入ってきて1分遅らした(^^;)ほんとうにごめんなさい。)
隣では、併走スタートのBコース篠さんが、エンジンを空ぶかししながらこっちを睨んでる(笑)

さて、気を取り直して集中。。。

「15秒前!!」
「10秒前!!」
5・4・3・2・1・・・
ロケットスタート!!

3速まで加速した後、パイロン区間突入。
1本目は大きな左Rでクリア。2本目が重要です。
手前にDPをとって、パイロンはCP・・・つまり加速しながら抜けるわけです。
完成度97%・・・ちょっとだけブレーキに不満があるが、まぁ、良しとしましょう。
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いよいよ峠区間突入です。

下り手前に、速度規制用のパイロンスラロームがありますが、ここは殆ど減速ナシで行けます。
さぁ、シビレル高速セクション。
「凄い!!!」これはいける!!!フェンスすれすれに右の高速コーナーを抜けると、その後は、やや奥が深い左コーナー。
これを抜けるとキツイ登り→橋→下り→ヘアピンと続きます。

ヘアピンに向けての減速の直前(橋の上)は4速。かなり凄いフルブレーキとなります。
ここまでは予定どおり。

ヘアピンが迫ってきます。タイヤがかすかに音を立てる。フルブレーキです。
ギヤは1速。無意識にサイドに手が延びます。
「トン」・・・「クルっ!」「全開!!」 のハズが、「トン」・・・だけじゃ何も起こらない。
「え??なんで???」

集中力に一瞬の隙があった。予定と違うなら、サイドをやめればイイだけだったのに、さらに強く引いてしまった。アングルがつき始めているのだから、当然に必要以上のヨーが追い越していく・・・。
フルカウンターを当てるも、クルマが完全停止。
「ごめんなさい!!!」・・・この言葉が一番最初にでてきた。今日のこの日を楽しみに応援してくれている谷口さんに、オリジナルボックスの皆さんに、そして誰よりも妻に、「申し訳ない」という気持ちが、「しまった!」と思う気持ちよりも先行した。

ヘアピンのイン側縁石に向かって垂直な位置なので、このまま前に出ることはできない。反射的にバックギヤ&リリース。この操作は無意識だった。
・・・というより、スピンしたことなど全く意識もせず、全開で走り続けた。

「やっちゃったーー。。。」と思ったのは、ゴールした後。それまでは全く忘れていた。それなりに集中力は高かったのだと思う。

ゴール後、オフィシャルの人に「スピンしちゃいましたヨ!!!」叫ぶ私。信じられない。
これでも、その昔、「ドリフトのめろんさん」で有名だったんですよぉ~?(^^;)
この私が、たかがサイドターンに失敗するなんて。。。

ゴール地点のオフィシャルの人曰く、「スピンしたワリには、まぁまぁのタイムです」との事。
めろん♂:「ま・・・「まぁまぁ」・・・っスカ(・_・;)」
そんなの目指して今日を迎えたのではナイ(TへT)
ズタズタな心・・・このまま誰にも会わずに帰りたい気持ち・・・
「なんてこったぁ~おわったぁ。。。」そんな虚しい気持ちであった。

でも・・・「もういいや。」「Bコースは思いっきり楽しんでやる!」バカなので切替は早いです(笑)
なんか、晴れ晴れした気分でもあった。やはり峠アタック、甘くない。


後で、パドックに戻ってから、ある人が言った。「サイド、緩めないほうがよかったですね」
「ハッ!!サイドブレーキ緩めちゃってたじゃん!!」効くハズがない。そんなことすっかり忘れてた・・・というか気にもしてなかった。
これが、ドライバー兼メカニックの辛いトコロ。。。
ドライビングに一点集中していると、こういうワケの分からん行動も起こる。

さて、上記一部始終は、動画でお楽しみ下さい。
しかーし、カメラが故障しているのか?設定が間違っていたのか?外の景色がはじけて全然映ってない!!
誰よりも、自分が残念!見たかったのに(;_;)
↓運転席と音声をお楽しみください(笑)

【動画】峠アタック'06本番Aコースダウンヒル

去年の動画を見てくれた人には、エンジン音の違いから今回がいかに速かったかがわかるでしょう。
Sタイヤ、、半端じゃないっすよ!



【6】本番Bコース動画&感想・・・へ続く


Posted at 2006/05/28 01:24:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2006年05月28日 イイね!

【4】峠アタック第1戦 詳細報告! 【当日編②】Sタイヤすっげ~(怖)

【4】峠アタック第1戦 詳細報告! 【当日編②】Sタイヤすっげ~(怖)【当日編①】からの続き
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②
【3】当日編①
【4】当日編②練習走行・・・このページ
【5】本番Aコース動画
【6】本番Bコース動画&感想


■練習走行のテーマ:タイヤチェック(Sタイヤ)
今年使用のSタイヤは、「Mコンパウンド」なので、温度を積極的に上げてやる必要がある。
そこで、通常よりも空気圧をやや高めに設定してテストです。
なにしろ、3年ぶり2回目のSタイヤなので、この2本の練習走行でしっかりとデータを整理しなきゃいけません。

■完熟走行(マーシャルカー先導)
パイロン区間通過後の直線で、フルブレーキをテスト。
「ガンっ!!」「グヮキンっ☆!!」
なんじゃーーー!!!ハブがもげてしまいそうな程、大きな減速G。
すごいというより怖ろしい・・・
肩に4点式シートベルトが「ガキっ!!」っと食い込む。
こんなに大きな摩擦円を発揮して走るのか・・・ちょっと怖いぞ。こりゃ。。

■練習走行1本目
視界はすでに限界なのに、タイヤの最大摩擦円に達しない。まだまだ余裕。クルマは「もっと加速しろ」と言う。
「頼むからも~ブレーキを踏ませてくれ~!!」「速い・・・こ、、、コぇ~~~っ!!(怖)」

同じ速さでも、サーキットとは大違いです。ここは峠。コースアウトは許されない。
ここのコースにおける、ラジアルタイヤとSタイヤの物理的タイム差は2~3秒程度だと思いますが、この3秒短縮は別世界です。すごい景色。速いコワイ!やっべ~っすよコリャ。。。

おいしいスリップアングルは浅く、リアタイヤもしっかりとコーナリングさせてあげないと、とても無駄なエネルギーを使うことになります。コーナリング抵抗が大きくなってしまう。ストレートをちゃんとコントロールしてやらないと・・・う~ん繊細。
ちょっとしたミスが命取り。非常にシビアな操縦が要求されます。
ラジアルタイヤよりも「原因」と「結果」がハッキリしている。
このタイヤの本当の限界を引出すのは容易ではありません。

■練習走行2本目
1本目で確かな手応えを得たので、2本目はチャレンジです。
空気圧は上がっておりましたが、Sタイヤの特性を知るために、敢えてこのまま走ることにしました。

「ん??」なんか1本目と違う。タイヤ温度が上がっているので、グリップも上がっているハズなのに、摩擦円が小さくなってる。その結果として4速を使う区間が短くなっている。
「なんで??」「なんでそーなるの??」「どーしてこんなに変わってしまうの???」
Bコース終盤については、限界で走るのはやめました。ちょっと危ないです。

降りてタイヤを外してみて、原因判明。
空気圧が上がって、「タイヤが中央部分しか接地していない。」このテストは無意味でした。
Sタイヤというのは、ピンポイントでセッティングを合わせないと、範囲から外れるとどーしようもナイヘボタイヤになってしまう・・・という(当然の?)ことがヨ~クわかりました。

■練習走行完了後・・・
「そ~いえば、今回はサイドターン系のコース設定がない」ということに気付いた。

実は、サイドターンに備えて、サイドブレーキワイヤーをキツメに設定していたのです。
引きずるかどうかの瀬戸際のところ。
必要ナイんだから、緩めるべし!!おもいっきり3ノッチ緩めました。
これも、「労力でできる範囲のベストを尽くす」政策の一環です(笑)

これが原因で、後でトンデモナイことになることなど、知る由もなく(-_-;)


【5】本番Aコース動画・・・へ続く



Posted at 2006/05/28 00:11:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 峠アタック関連 | クルマ
2006年05月27日 イイね!

【3】峠アタック第1戦 詳細報告! 【当日編①】いざ、出陣!

【3】峠アタック第1戦 詳細報告! 【当日編①】いざ、出陣!【前日編②】からの続きです。
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②
【3】当日編①・・・このページ
【4】当日編②練習走行
【5】本番Aコース動画
【6】本番Bコース動画&感想

■当日の朝~♪
朝5時30分、目覚まし時計よりもちょっと早く自然に目が覚める。
超~~~スッキリ!!! 「イー!!!」
さて、まずは朝のシャワー。ヒゲはやや深剃り。血がにじみます(^^;)
自分を洗ったら、次はクルマ!!
「がんばろーな、めろん号♪」と思いながらピカピカに・・・。

ぴかぴかしていたら、傍らに鮭ちゃんが・・・
「ポリマックスってすごいよ。こんなに鏡みたいになるんだよ~♪」などと解説していると、鮭ちゃん、何か言いたげ。。。
「あの・・・そろそろタイムリミットが・・・(^^;)」

やっべーーーーーー もう、6:30だ!!
現地集合時間は午前7時。すぐ出発デアリマス!!

■午前7:00群馬サイクルスポーツセンター着
駐車場にいくと、ひときわ目立つタダモノではないエボが。。。
三枝選手です。カッコイイ!!
クルマを降りて、まっすぐご挨拶に。。
三枝選手:「あ、去年優勝してた人でしょ?今年は同じクラスですね。」・・・って。
超感激!!覚えていてくれてたッス!!!

あれ??三枝号、255サイズのAD-07履いてます。
Sタイヤの調達が間に合わず、ラジアルで参戦との事。
「僕なんてマダマダ・・・(^^;)」とか言いつつ、心の中ではごく僅かな勝機が生まれたことに「ニヤリ」(笑)
受付を済ませてパドックへの移動。並び順は自由だったのですが、なんとなんと、三枝選手がめろん号についてきてくれました。
・・・ということで、今日一日パドックお隣さんです。やっほーー!!!


■コース設定発表!
参加者は、朝の受付を済ませたとき、初めて「コース設定」を知ります。
いつも、当日にならないとドコをどのように走るのかワカラナイようになっているのです。う~んエキサイティング。

今回はすごい!!
大勢のギャラリーが見守る中、2台併走同時スタート、パイロン区間を経て全開で峠突入・・・というコース設定です。(詳しくは、PARCOさんが上手に解説してますのでこちらをご覧ください!)
こりゃ~盛り上がる♪ 今回は観戦も楽しいコース設定です。サスガ!!お見事!


■タイヤの皮むきに手落ちが・・・
パドックで準備していると、アタックシリーズ・オーガナイザーの茅根社長(@シロクマ)がやってきました。
茅根さん:「新品タイヤ、ちゃんと皮むきおわったか?」
めろん♂:「60Km位転がしましたから、も~バッチリっすよ~♪」
茅根さん:「あっ!!! 肝心なショルダーがぜんぜん剥けてないぞ!!」
めろん♂:「おわっ!!!!!」
練習走行(2本)のうちにシッカリ剥かねば、、、ド素人なもんでこういう手落ちもある(^^;)


■集中力向上作戦
峠アタックは、本当の1本(A+B)1回っきりの勝負なので、一発でキメる「集中力」が極めて重要な競技です。
今回は、こんな作戦で臨みました。

●前日、クタクタに疲れる作戦。前夜の深~ぃ眠り。朝、すっきりした目覚め。
●食事制限:カロリーメイト(210円)の4本のみ。朝2本・昼2本
・・・人間も動物なので、空腹のほうが「野生の勘」が働くのです。「目覚めよ獣」作戦!
●本番2時間前に、ユンケルを1本のみ15分の仮眠をとる
10~15分程度の昼寝は、頭の回転維持に効果的らしいです。ただし、頭の回転がMAXに達するまでの所要時間も考慮する必要あり。だから2時間前。
●本番1時間前に、チョコレート1カケラを食べる
脳みその糖分は欠乏しやすいとのこと
●本番1時間前から、「高濃度酸素(O2)水」を飲み続ける
・・・最近流行っているようですが、これ、本当に頭の回転がはやくなる”気”がします。普段から、会社の重要会議前には飲むようにします。

ど~です、完璧でしょ?♪

いよいよ完熟走行です!



【4】当日編②練習走行・・・へ続く


Posted at 2006/05/27 23:49:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 峠アタック関連 | クルマ
2006年05月27日 イイね!

【2】峠アタック第1戦 詳細報告! 【前日編②】天然ドリエル(?)

【2】峠アタック第1戦 詳細報告! 【前日編②】天然ドリエル(?)【前日編①】からの続きです。
第1戦報告の目次
【1】前日編①
【2】前日編②・・・このページ
【3】当日編①
【4】当日編②練習走行
【5】本番Aコース動画
【6】本番Bコース動画&感想


■タイヤ慣らし
帰り際、空き地でSタイヤに履き替え。宿までの往復約60Km弱を使ってタイヤ慣らし(皮ムキ)です。さすがSタイヤ・・・転がしているだけでもタダならぬ雰囲気。明日、試すのが楽しみです。

■友人からのメール
夜6時、宿にチェックイン!!
ふと気付くと携帯電話に、沢山のメール着信が・・・ 赤FC谷口修一氏からです。「タイヤの温度管理は・・・」「空気圧の設定は・・・」等、事細かにアドバイス&檄飛ばしです。
ありがたい(T-T)
ドライビングを武道に例えるなら、国政さんが「師範」で谷口さんは「師範代」。
ドライビングの価値観を100%共有できる大切な親友です。
書きたいことは沢山ありましたが、「ガンバリマス!」と一言に込めてメール返信。

■さ~て、クルマの準備開始
●ステレオとスピーカーを全外し
●ボンネットの裏蓋外し
●フォグカバー外し
●インタークーラーの空気漏れ対策

う~ん、、、インタークーラーのコアが全体的に歪んでいるのを発見してしまった。。。「労力でナントカなるコトはすべてやり尽くす」コンセプトなので・・・(^^;)予定外作業
●コア修正
小さなマイナスドライバーで、ひとつひとつ整えました。気の遠くなる作業です。
約1時間。よくがんばりました。 途中で鮭ちゃんがやってきて「なにやってんっすか??」。
「かくかくしかじかで・・・」と説明していると、「それ、ボクもやります」と。
鮭ちゃんもこの地獄にハマル。ど~いうワケだか、途中でやめられなくなるのですよ。この作業・・・
八百屋さんのプチプチビニールつぶしみたいな作業です。根気が大切。頭は使わない(笑)
結局、鮭ちゃんがコアをすべて整え終えたのが午後8時。


■睡魔キタ~っ!
「さーて!温泉っ!!」・・・と思ったのですが、天然ドリエルが・・・
「今なら寝られるぞ!!」温泉にいくよりも今、この睡魔を利用して寝たほうがよい!!と思い、ひとり宿に残り部屋シャワーをすませて、みんなより一足先に寝ることに。当然、晩ご飯は軽量化のためにヌキ。

そして、安眠対策は万全です。科学の耳栓&旅行用目隠しで完全武装してベッドに入りました。
地球に吸い込まれるように眠り、目が覚めたのは深夜1時。
それまでの間が「一瞬」に感じました。ふと気付くと、全員が寝ている。この人達、いったいいつ帰ってきたのだろーか、まったく気付きませんでした。作戦どおり、すっごーい深い眠り。
念のためトイレに行って、睡眠第二弾です。いいぞ~俺。絶好調で眠っています。

天然ドリエル作戦大成功!!!
明日はさぞかしスッキリとした目覚めが待っていることでしょう♪
脳みそ全開に備えて準備万端です♪




【3】当日編①へ続く



Posted at 2006/05/27 21:22:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 峠アタック関連 | クルマ

プロフィール

「13年ぶりにテレビを買い替えました http://cvw.jp/b/191657/48176628/
何シテル?   12/31 21:00
ドライビングは物理現象。「どれだけ理論値に近づくことができるか」という知的テーマ。 運転の愉しさは、「力の塊」を自在に導き操る悦び。自分の意思と慣性が一体とな...
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JAF関東(C地区)ダートラ第8戦 速報。突然の雨!! 
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2009/01/18 22:48:47
 
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2008/04/06 14:06:56
 

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大事故にもかかわらず、私の身体を護ってくれた大切な愛車です。本当にありがとう。すばらしい ...
マツダ RX-7 マツダ RX-7
このクルマが私のカーライフの原点。 あの頃は、ただ走り回ることが楽しくて楽しくて、1日2 ...
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