リアドアスピーカーに昭和の迷品を取付 クラリオン スクエア アルミ フラットコーン
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
1
クラリオンのかなり古いカーオディオ用スピーカーのユニットだけを左右ペアで保管してありました…。もともと後部座席のうしろに置くタイプでプラスチックの箱に入ってたけど箱は既に処分済みです。
一時は家で使うオーディオに接続して使ってたこともあったのだけど何かが気に入らなくてすぐに使用終了。何が気に入らなかった理由はもう覚えてなくてもしかしたら箱を木箱に替えたら何とかなると思ってスピーカーユニットだけは保管していたのかも?
このスピーカーユニットはクラリオン製で型番は「W121001A」Made In Japan。今回の作業前にネット検索してもなんも見つかりませんでした。アルミ平面コーンで四角形なのでデミオのリアスピーカーに使おうと思ったことは一度もありません。それよりもこれまでリアスピーカーが欲しいとは思った事はありませんでした。
ですが、最近よく見るYoutubeチャンネルでスピーカーの話題が多いのに影響されて、そこで話題になっている秋月電子で売られているネオジム磁石採用軽量10センチスピーカーを使ってみたくなったのです(インピーダンス8オームと4オームの違いは無視です)。デミオのスピーカーは16センチなのでポン付けはできませんがリアドアスピーカーなら未実装なので取付部にフタが嵌められています。そこに丸穴を開ければ簡単に取り付けられるはずです。
などと考えていてその前にこのスピーカーをまず取り付けてリアを一度鳴らしてみようと思いました。そしてどうせ鳴らすのなら仮でもいいので固定したい…と思って採寸してみるとねじ止めは無理でも仮止めならできそうな事がわかりました。
そして次に標準のオーディオで前後のバランスが有るのか確認したのですが見当たらず。取説を読むと意味不明だった「FADE」が前後バランスである事が判明。という事で写真のようにスピーカーユニットに取付用のギボシオス端子付きのコードを半田付けしておきました。スピーカ端子の極性ですが、テスター(DMM)のダイオードチェックモードでコーンの動きを確認しようとしたのですが全く確認できなかったので残っていた元の配線のコードの色(赤白)に従いました。デミオのスピーカー用端子には防水コネクター(メス)が採用されていますが、これは切断してギボシメス端子を取り付ける事にしました。
2
頭で事細かに考えたりネットで細かく調べようとして時間をかけすぎて結局手が動かないのが自分の悪い癖なので、今回はまずはリアドアの内張り剥がしてみる事にしました。
ドアの内張剥がしは運転席ドアで一度だけ経験が有ります。だいぶ前ですがウインドウ上下モータトラブルでとにかく苦労しました。とても固いクリップが2個有って2個とも割れてしまいました…(過去の整備手帳参照)。
具体的な手順ですが、写真のようにまずは2個のねじを外します。ひとつはインナードアハンドルのドアロックボタンの横にある銀色の皿ネジで、丸いプラスチックのカバーがはまっているので細いドライバーでこじ開けてから外します。カバーは脱落防止になっていてレバーを引っ張ればレバーの枠全体が外れます。もうひとつのねじはアームレストポケットの中にある黒い色の鍋ネジです。ここはポケットになっていて汚れが溜まりやすいのでついでに掃除や錆取りもしておきます。
あとはクリップではまっていますが、手前に引っ張って外せるのは写真の水色の◯の5箇所にあります。ドアヒンジに近い側は内張りがはみ出ているのでそこに手をかけて手前に引っ張れば外せます。あとは順にずらしていけば5個すべてが外せます。
写真の赤い◯の2か所はそのままにしておいて内張りを上にずらします。なのですがこれが難しくて今回も1個だけですが割っちゃいました。あとで分かったのですが、上にずらすときはガラスのある側のふちに手を入れて引っ張れば良いようです。反対面のドアの内張りはクリップ無傷で剥がすことできました。
内張を剥がしてもドア上下スイッチの配線が繋がっているのでカプラーを分離しなければなりません。ラッチを押せば簡単に外せますが内側なので指が入れにくかったのでスイッチの取付ねじ2個をドライバーで外しました。このねじも奥まったところにあるので簡単ではありません。こういう時はカプラー外し欲しくなりますが安くはないし本当に使えるかどうかわからないので手が出せません。
3
当初は仮止めして鳴らして終わらせようと思ったのですが、取り外すのも面倒なのでそのまま取り付けてしまう事にしました。ねじ穴の無い2か所はドリルで小さめの穴を開けてタッピングビスで締め付けます。外側の一本は元々ついていたねじを使いますが、内側のねじは手持ちの短めのタッピングビスを使いました。ここは長いねじだと板金にあたってしまいますので。
あとはテープで留めてあったリアスピーカー配線を伸ばしてから、先端の防水コネクターのコードを万が一の時に凸ギボシ端子が取り付けられる程度の長さを残してを切断し、コードの先端には新たに凹ギボシ端子を圧着しました。
ここまでで車を始動してオーディオの前後バランスを後ろのみにして鳴る事だけは確認できたけど…。なんだか音が小さい。
4
音が小さいのは気になりましたがさっさと反対側も同様に施工して作業完了しました。
やっぱり音が小さすぎです。左右バランスは問題ないのでおそらくもともとそういうスピーカユニットだったんだと思います。
以前に家で鳴らした時にもおそらくそれが有ったので使わなくなったんだと思います。当時はカーオディオなら問題ないかと思って保管しておいたのかもしれません。でもやっぱりダメな事が平成令和と時が過ぎてようやく判明しました。
今回の満足度ですが…社内オーディオ環境的にはゼロでした。でも手を動かせたし不用品が片付いた点では満足です。もし今後ネオジム軽量スピーカーユニットが入手出来たら当初のプランを実行してみたいと思います。
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