なんだか今日は三菱ジープが・・・(^^)
この黒い綺麗なJ58は神奈川から
粋なビキニトップのJ59は西多摩から
そして・・・おなじみ?キタナイ58君(--;)
そして、このジムニーも・・・w
黒い58サンは近く車検とエンジン開けて仕様変更の打ち合わせ。
あとはヒマ人ww・・・
でも、こうして集まって情報交換したりすることは実は非常に大切なことなのです。
これから三菱ジープに乗り続けていくなら・・・三菱ジープの「生」情報に接することの出来る立ち居地にいることが最低条件になって行くでしょう。
なんども書いていますが、ジープの整備と改造、チューニングが本業のマグナム4X4であっても三菱ジープに乗りたいという人にもろ手を上げて賛成はできないという厳しい状況が三菱ジープにはあるのです。
例えばエンジン本体の整備ひとつでも部品がとりあえず揃えられるのはG54Bのみ・・・それもいつまでかは判ったものではありませんが、現状では三菱ジープ用のガソリンエンジンを積み替えるならG54B以外の選択枝は除いたほうがいいでしょう。
それでも何かあったとき、その時点で必要な部品が供給されなければG54Bといえども即アウトですが・・・その他、シャーシ、車体まわりは言うに及ばずブレーキやクラッチ等の部品も続々と供給ストップしています。キャブがオーバーホールできない(はい、もうOHキットでませんよ~)とかブレーキのホイルシリンダーが出ない(30、40系用のリア出ませんよ~)なんて・・・そんなクルマは降りることを考えるほうが当たり前かもしれません。
最近はトヨタ、ニッサンなどでも純正部品の供給を早めに打ち切るようになってきています。三菱はまだましなほうで、とくにジープ用は「良くぞいままで部品を出し続けた」と言って差し支えないほどだそうです。
自動車会社にとって旧い車が何時までも走っているのは不都合きわまりない事なのです。
法律で重要部品については製造終了から10年は供給しないといけないことになっていますが、コレを超えたら一切の部品供給をストップしてもなんら問題はありあません。
現行車でない車輌の補修部品を製造、ストックして在庫を管理し、細かいオーダーにいちいち対応するというのはメーカーにとって負担以外の何ものでもアリマセン。
マグナムでは三菱ジープの延命策として三菱以外のメーカーの部品(エンジン、ミッション、アクスル)流用(スワップ)や、これにともなう改造と工作を施していこうと考え、様々な方法を検討、準備を開始しています。将来的には・・・という考えでスタートしたのですが、やれるならの二度手間(せっかく三菱パーツで整備しても先々部品の供給が止まって、結局大手術が必要になるかもしれない・・・)になるよりイキナリこちらを選択していくというのも在りだという気がしています。
他車種のエンジンへの積み替え、駆動系のスワップの費用は安くは無い。そのままでは当然乗らないわけですから、乗せるもの、乗せられる車体側双方に何らかの改造、加工をすることになります。当然そのためのノウハウや設備も必要になります。マグナムに関してはそのあたりの問題は少ないのですが・・・ただ・・・そこまでして、三菱か?という問題があります。それは費用負担の問題です。本当に何が何でも三菱ジープに乗り続ける気持ちがあるにしても費用が車輌価格を軽く上回ることは必定ですし、それに何より車体の心臓部をスワップしてはたして「三菱ジープ」なのか??という問題です。
ならいっそ、クルマを替えてアメリカンジープに乗り換えてしまうというのも手かもしれません。
現実にオイラ自身も、そのためにTJラングラーを苦心惨憺して58君以上のジープにするべく仕上げてきているのです。
CJ、YJ、TJまでは(ノーマルの状態)三菱ジープのほうがオフロードに関しては、はるかに機動性、耐久性、走破性に優れています。軽快だしシンプルで「ジープらしさ」にあふれています。
ただ、チューンしたアメリカンジープは別物です。特にTJラングラーはライトチューンでも国産のどんな四輪駆動でも太刀打ちできないほどの能力を発揮します。(大改造車はほぼ無敵状態になります)
さらに現行車のJK、JKUに付いて言えば最新のテクノロジーであるトラックションコントロールの装備(これが良く出来ています)とTJラングラーで問題のあったサスペンション関係がすべて刷新されアンダーガード類の充実もあって本当にライト(安価でもある)なチューンで十分以上の走破性能を手に入れることが可能です。また歴代ジープに比べると非常に静かで快適でも在ります。
すでに三菱ジープに乗っていて、この現状でどうする?と問うのは酷な気もしますが、上記の内容は早晩つきあたってしまうであろう重大問題なのです。
動体保存程度でよければクラシックカー趣味として維持していけばよいので別に車検が切れようと、不動期間が何年に及ぼうと関係ないでしょうが・・・実用車として、あるいは趣味的に走りを楽しむクルマとして維持していこうというなら生情報にふれられる位置に立っておく必要があります。さらに少々の無理をしてでも部品があるうち一日も早く完全な整備状態に仕上げてから、事の推移を見守っていったほうがよいと思います。
おわり
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ジープ | 日記
Posted at
2015/10/10 20:20:07